今日は長男(小5)と4時間勉強したとんぼである、ごきげんよう。
娘が昨晩からショートステイなので余裕あり、長男の勉強をがっつり見たのだが……4時間てあんた。どう考えても飛ばしすぎだろ。こんなにやりたくないよ。
午前中に3時間やったから満足かと思いきや、夜もやりたいって。こっちがギブアップしたい。
そんなやる気がありそうな長男にイラッとした話。
宿題
土日、長男はそこそこに時間があるようだ。逆に私が忙しくなかなか勉強をみられないために宿題を出してほしいとのこと。
金曜の就寝前、長男がテンション高めに言ってきた。
「明日は500問の宿題だして!」
ご、ごひゃくもん……宿題を用意するのもなかなかに面倒なわけだが、やる気があるのに水を差す気はない。
私としても、過去のテキストをどの程度理解できてるか確認したい気持ちも強い。一人で問題解きまくってくれるなら今後の学習スケジュールも立てやすい。
はーじゃあ明日の朝用意するかーとその日は寝たわけです。
話が違う
夜が明けた土曜日の朝。
妻や長男、次男坊は朝の7時に起きた。あまりに早いし娘も寝てるので、ばぁばんちに行くことにしたようだ。
私はもう眠くてねぇ。何で休日に7時に起きるんだと思いながらも、頭の中には長男の宿題のことがある。
長男がばぁばんちに行ってしまったら宿題を渡すのはいつになるかわからない。ならば今宿題を渡さねばならない。
昨晩あんなに楽しみにしてた宿題だ、とにかく急いで宿題を用意せねば!!
回らない頭でのそのそとPC開いて宿題を印刷し始める。長男はすでに車で待っている。妻が少し家を整えている間に宿題を準備する。急げ急げー。
……と思ってたら、車から降りてきた長男が妻に言う。
「何やってるの?早く行こう」
そう言われた妻の隣には私がいて、長男の宿題を印刷してる。長男に朝の挨拶をしたらスルーされる。宿題を用意してると伝えると渋い顔。
言葉にはしなかったものの、長男の体全体から発せられるメッセージを感じ取る。
「宿題とかどうでもいいから早くばぁばんちに行こう」
長男が言ったわけじゃないよ。私が感じ取っただけ、明らかに宿題を待つことが邪魔くさいような雰囲気を醸し出していた。
……
お前がやりたい言うから、眠いのに宿題準備してるんだが!?
そう思いました。昨晩あんなに宿題を求めていたやつが、朝起きたらまるでまったく求めていないかのような態度をとってくる。意味不明だ。
イライラしつつもとりあえず何とか印刷した宿題を持たせて、長男たちは出かけていった。
それからの長男がどうしていたか妻から聞いたところ、
ばぁばんちでYouTubeを見た後、すぐに宿題に取り掛かって必死に勉強していたらしい。
はぁ、そうですか。
真相は
それから少し考えた結果、いや、考える間も無く何でこんなことになったのかの答えに辿り着く。
そうだ、長男はYouTubeが見たかったのだ。
朝はばぁばんちに行ってすぐにYouTubeを見るのが長男の日課になりつつある。
だから休日の朝もすでに頭の中はYouTubeに支配されており、もはや他のことは何も受け付けない状態。
YouTubeを見たいから早く行きたいのに、送ってくれるはずのママは全然来ないし、パパはなぜか今宿題準備してるし。
宿題?そんなんいいから早くYouTubeを見せろ!!
……おそらくこんな状態だったんじゃないかな。長男の頭に描かれた理想のスケジュールではすでにYouTubeを見てるはずだったろうから。
長男を邪魔してる形になってしまったか。
そう考えれば納得できてイライラも消えるんだけど、宿題を欲していた熱意からの落差が激しすぎる。すぐに心がついていかんぞこれ。
なんだか狐につままれたような気分というか、ハニトラに引っかかったような気分というか。
気をつけよう
予定変更が苦手な長男という認識は以前からあった。おそらくここにYouTubeを見たいという衝動性がくっついている。
見たすぎて他のことが意識から飛んでしまう。普段なら意識して対応してるはずの挨拶や最低限のマナーすら消え失せてしまってる。
ばぁばんちでのYouTubeを控えている朝の長男は別の人格になっているくらいに考えていた方がいいかもしれない。
それもYouTubeだけじゃなくて、長男が楽しみにしてるイベント系も同様だ。頭を埋め尽くす可能性がある予定は把握しておく必要があるかも。
つまり楽しみを控えている時の長男の発言・言動はまともに受け取る必要がないということだ。
人間は奥が深い。わからないことがまだまだありそう。
死ぬほど眠くて今にも寝落ちしそうなので推敲もせずに寝る。お疲れ様。
ここまで読んでいただき感謝。
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