藤井聡太氏の本を読むとんぼである、ごきげんよう。
長男に将棋で負けたのでこの本をオーディオブックで聞いてる。
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さすがに耳で聞くスタイルで将棋は学べないとしても、将棋の面白さはわかるかな、藤井聡太氏の圧倒的な強さも。
さて、どうしたものか。
負け顔も見せられるようにはなったが
昨日もちょろっと書いた通り、長男(小5)とガチ将棋をして負けてしまった。
実際は長男が待った(手をやり直すこと)を3回ほど。私は最後の最後で1回だけ待ったをしてそのまま勝った。
こうやってみると待ったの数が少なくて試合に勝った私の方が上っぽいが、なんとなくスッキリせん。
待ったをした時点で負けたなと思ってる。勝敗を左右する致命的な待っただったのもある。
そういえば以前に長男にオセロで負けた時、怒り爆発した過去をもつ。
あの時は本気でムカついてすぐにオセロの勉強を始めて、その後圧倒的な力で勝利した。
あまりに勝ちすぎて申し訳なくなるくらいには勝ったし、あれ以降オセロで負けたことはない。
それが今回はそこまでイライラしてないのは成長かな。長男にも今回のは私の負けだと、「負けました」と平然と伝えることができたので。
昔の私なら無理だろう。
しっかし初心者同士とは言え、長男が明らかに以前より強くなってた。私が気づかない手を何度か打たれたりして驚く。
親が高みから軽々しく勝てるような相手ではなくなっている。
学校では将棋で負けたことがないと以前に言ってたし、遊びでやってる同年代の中でも強い方なのは間違いない。
毎週パズル教室に通ってるのももしかしたら効いてる気がする。教室内での立体四目ならべトーナメントでは先日初めて優勝したとも言ってた。
ルービックキューブもたまにやってて、1分前後でカチャカチャ揃えてしまう。
……こう文章でみると才能溢れる人物感があるな。一つ一つを極めていけば高みにいける素質はありそう。
また最近はストレスから解放されて使える脳のリソースが増えたせいか、全体的に能力が底上げされている印象もある。
勉強へのやる気もなんかすごくて、本当に毎日一緒に勉強やってる。土日も塾がある日も部活がある日も。私の方が休みたい。
もしかしたらここから長男の才能が開花するのかもしれない。
圧倒的な壁として
そんなつもりはなかったのに、長男の可能性について書いてしまった。どう見ても私の小学生時代より優秀なのが悔しい。
若さももちろんあるだろうが、やはり環境の違いは大きいか。
よりよい道へ導く師匠的な存在がいるのならば、何にでもなれる子なのだろう。今思えば、バスケの練習ももう少し付き合ってあげたらよかったなと思う。
さて、だからと言って長男の方が才能あるね、で終わるつもりはない。
負けて悔しいとか次は絶対に勝ちたい思いも特にないし放置してもいいのだが。
バスケ的な身体活動とは違って、頭を使う活動でそう易々と負けを認めるわけにはいかん。この辺に私が父親として求められる役割がある気がする。
何でもかんでも張り合うつもりはないが、どこかで張り合うことは親子関係にもそれなりのメリットがあるはずだし。
それが将棋でもいいかもしれないし、あとは中学受験の学習も張り合うにはいいジャンルである。張り合うというか、先で待ってますよ感。
いずれは親を超えていってほしいものの、そう簡単に超えられても困るんだよな。
とりあえず私にできる間は、長男にとっての圧倒的な高い壁として君臨することとしたい。亀仙人的な。
理解力があって物知りで将棋が強けりゃ、成人するくらいまでは「なんかお父さんすごい」感は出せるだろう。
人間の価値はそれだけではないとは言え、尊敬できない人の話なんて聞く耳持たないはずなんで。頑張ります。
本当はルービックキューブもやりたいのに一年くらい触れていない。一人の時に遊びの時間をうまく作れなくて。
まいったね。
ここまで読んでいただき感謝。
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