ステップファザーにできること

重度知的+発達障害の娘と、二人のやんちゃ息子の父によるステップファミリーの話

長男(小5)の勉強について一か月経過、気づいた改善点の話

寒い寒いとんぼである、ごきげんよう。

 

夜寝る前に足湯でもやってみよかな。あと湯たんぽも買いたい。電気代高い。

 

さて、長男の勉強を見始めてから1ヶ月経過、気づいたことをいくつか書きたい。詳細の勉強方法というよりもう少しメタ的な気づき。

 

◆家族の紹介

長男(小5)と勉強する時の改善点

①テキストの読み合わせ

まだ長男が完全に理解していない単元で、一緒にテキストを読み合わせることがある。

 

いきなり問題解かせても全然わからないから、まずはこういうものだよとテキストを読み上げていく。理科や社会に多いかな。

 

これがねぇ……つまらないなと思って。

 

できれば塾のテキストに沿って教えたい気持ちもあるからそのまま読むんだけど、どうも面白くない。長男の好奇心も刺激されていない。

 

それにやたらと長男が初耳っぽい言葉も出てきて気をつかう。今やってるのだと京都議定書やらラムダール条約ラムサールやら示相化石・示準化石など。

 

でもほら、一旦はどういった内容を学ぶのか把握しないと暗記しても意味ないし、最初のハードルが高いだけで何度かやっていけば楽になっていく。

 

だからまあ何とか乗り越えてくれ!!と思いながら一緒に読み合わせてる。

 

でもやっぱりつまらないよね。

 

少し考えてわかったのが、読み合わせててきついなーと感じる内容は私自身もまったく興味がない内容だということ。

 

興味がある内容だとテキストへの補足情報をぶちこみまくるけど、興味がなかった淡々と読み進めるだけになってしまう。

 

そう、私が興味がない単元は教え方がうっすいのだ。だから長男もだるーんとしてる。私に熱がないから長男にも熱がない。

 

これは結構な問題で、かと言って興味を持とうと思って調べてみても、やっぱり興味が持てない単元はある(地層とか)

 

とは言え、どこかに必ず引っかかりはあるわけだよ。その単元とちょっとしたつながりがあればまったく別のジャンルの話でもいいし。

 

まあ……だから初見で一緒に読み合わせるのはやっぱり良くなくて、事前に自分で読んで、

 

ここはこういう例え話いれると面白いかな

あの漫画にコンビナートが出てくる場面あったな

 

とか。そんな感じの好奇心刺激策を用意せんとダメかもしれん。

 

興味がない単元のテキスト読み合わせほど面白くないもんはない。ひたすら好奇心を刺激する引っかかりを探し続ける必要があるな。

②申し訳ない気持ちより回復方法を

日曜日朝、ばぁばんちで時間を持て余した長男に宿題を用意。本人もやりたいというから、それなりに多めに作って手渡した。

 

長男の相手ができず申し訳ないと思いつつ……途中ばぁばんちに顔を出してみたところ、宿題途中の長男もおりまして。

 

「……宿題おおいー、きついー」

 

と、目が半分しか開いてなくて死んだ顔してた。

 

これがねぇ、もう不憫になってしまって。宿題用意したのは私だから、正直やらなくていいよって言いたい。そんなにきついならやらなくていいよと。

 

いや、実際に口に出してしまった。

 

「できるところだけでいいよ」

 

あまりにかわいそうというか、罪悪感が湧き出てしまって。でも後によくよく考えると、長男は宿題をやりたいんだよ。

 

そうだ。本人がやりたいと言うから出してるし、やらなくてもいいよと言ったら「やる」と言う。やりたいけどきついだけ。

 

そこに私が「やらなくていいよ」と甘く囁くのはどうも違う。それは長男にとって決してプラスの言葉ではない。

 

だから宿題をやめていいではなくて、宿題を継続できるような前向きな対策を伝えるべきだったのかなと。

 

少しだけ娘を車で待たせて5分だけでもキャッチボールに付き合うとか、そういうのでもよかったと思う。

 

夜も眠そうだったりきつそうな長男を見ると、私はすぐに「今日はもうやめた方がいいんじゃないか」と言う。しかし長男がやめたことはない。

 

もう安易に「やめよう」と言うのはやめようかな。あまり意味がなさそう。

 

それより前向きに勉強のモチベーションが高まる対策を考えよう。休憩方法や覚醒方法とか、そういうの。

③宿題の難易度

また宿題に関しても何回か出した結果わかってきた。長男が完全に理解していない宿題は出しても苦痛なだけだと。

 

いや、まったく未知の単元の宿題は出してないぞ。4年生の復習とか、過去にやったはずの問題も含めて出してたつもり。

 

それなのにどうも色々取りこぼしてほとんど忘れてしまってるようだ。

 

一人で宿題する時には、わからない問題に挑戦するほどのエネルギーはないらしい。難しいと感じると面白くなくてつまらなくて疲れてしまうようだ。

 

どこまで内容を覚えているか確認したくて宿題を出してる面もあったのだが、あまりにきつそうな長男を見る限り負荷が高すぎるのかな。

 

隣に先生的な人がいたらいいけどなぁ、一人だし。

 

だから今後宿題を出すなら、長男が完全に理解している問題の亜種か、もしくは少し考えたら思い出せるような復習に限定した方がいいかも。

 

あんまり負荷が高すぎて続けられなかったら意味がないし。

 

今後は完全忘却を防止するためだけの、解けることが前提の宿題を渡していきたい。

 

あぁでも最後の一問だけはめちゃくちゃ難しくしてるから必ず解いて!など特別感を出すとやる気はでるかも。一問くらいなら。

 

一人でやる宿題は難易度調整が難しいなと痛感してます。

④理解度の先入観

最後。

 

学校でも習ってる、塾でも習ってる、そんな単元については長男もある程度は理解してる前提で話をしていた。

 

塾で応用問題的なものをやらされてて、それも一応解けてるから。理解してるもんだと思うじゃないか。

 

それが違った。算数で何度かあったのだが、これだけ説明すれば通じるはずの内容が通じない。私も何でここまで話して理解できないのかわからない。

 

うーん?うーん??しかも何だか長男が言ってることもおかしい。

 

と思ってたら、前提の部分をまったく理解していない、ということがあった。

 

たとえば速さの問題は、距離・速さ・時間の三つを駆使して計算する単元なのに、この三つの要素があることを理解していなかった。

 

だから上っ面の文章問題は雰囲気で解けてるのに、少しひねるとわからなくなる。全体像がわからないから、自分が何を計算してるのか何を求めたいのかわからない。

 

工事現場で鉄筋を運んでるのに何を作っているのかは知らないような、そんな感じ。

 

こういう系の認識のズレが何度かあったので、長男がどこまで理解してるのかをまずこちらが把握するのがとても大事だなと最近気づいた。

 

授業で習ったからと言って、問題が解けるからと言って理解してるわけではないと。

 

社会でも多いんだよな。適当な問題だしたら、まったく無関係の答えを言ってくること。本当に理解してたら絶対に出てこない言葉だから気になって仕方がない。

 

あとは単元を学ぶ前に、ざっと今単元では何を学ぶのか、何が重要なのか、といったことをわかりやすく伝えるような流れが必要かもしれないね。

他色々と

ざっと思いついたものを書いてみた。まあ他色々と問題があるな。

 

今朝ばぁばから話を聞いたら、算数の宿題にてばぁばのスマホの計算機使っていたとか。

 

いや……そりゃ計算機使った方が効率はいいんだろうけど、受験では計算機使えないし、そもそも長男は計算得意じゃないし。

 

暗算も2~3割くらいはミスるし、筆算も字が汚くて違う答えが出る。計算ミスだらけの状態で計算機頼ってたら今後どうなるんだ。

 

かと言って「計算疲れる」「めんどくさい」などのアピールもすごくて、こちらの罪悪感も刺激されてしまう。

 

一応は自分で計算していく重要性を今晩伝えることとする。やればやるほど負荷が減っていくこともあわせて。

 

私がFP試験で計算機使いまくっていたのも影響してるかも。今後長男の前では計算機は使わないこととしたい。私も使わないから長男も使うな、これでいこう。

 

いやぁ、子供の勉強を見るって難しいですね。喧嘩にならないだけまだ頑張ってる方かな。

 

ここまで読んでいただき感謝。

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