ステップファザーにできること

重度知的+発達障害の娘と、二人のやんちゃ息子の父によるステップファミリーの話

YouTubeに頭を支配された長男(小5)がぶちぎれて器物破損の話

またお金に囚われていたとんぼである、ごきげんよう。

 

情報の取り入れ方を少し間違えただけで、お金に思考が寄っていくことを知った。何を見て何を見ないのか、情報の取捨選択が大事なようだ。

 

さて、本日は色々間違えてブログも書かずに夜になってしまったので、最近あった長男ブチギレ話を軽く。

 

◆家族の紹介

長男(小5)、ぶちぎれる

就寝前、翌日の妻がいつもより30分ほど遅く家を出ると教えてくれた。だから起床時間も30分遅くしたい、疲れているから、と。

 

私はどちらでもいいんだけど、この話を隣で聞いてた長男(小5)はなんとなく納得していない様子だった。

 

なんで納得していないのかは簡単だ。

 

朝起きた長男は妻と一緒にばぁばんちに行く。そして登校前に30分のYouTubeを見るのが日課だからだ。

 

30分も遅れたらYouTubeが見られないんじゃないか?

 

そんな懸念があったのでしょう。

 

でまあ少し話し合った結果、翌朝は6時50分に起きることになった。それなら十分に間に合うだろうと。

イライラ爆発

そして迎えた翌朝、妻や長男が起きたのは7時。

 

……この時点ですでに長男はイライラしている様子だった。起きてすぐ、妻に「早く行こう」と何度か催促してる。

 

しかし次男坊も泣いててね。1歳児だから寝起きのコンディションは安定せず泣いてて、それなのにすぐに母親が出て行ったら悲しいじゃないか。多少のケアが必要なのだ。

 

だから妻は次男坊の対応するんだけど、長男は怒ってる。玄関にて大声で怒鳴ってた。

 

「早くいこう!!(怒)」

 

大声出すから普段ならまだ寝てる娘まで起きてしまって……起きたら娘のケアも最優先にせんといかんし、泣いてる次男坊もケアせんといかんし。

 

……でももっともケアが必要なのが長男なんだよね。

 

起きる時間が10分遅れたのが致命的だったか。

 

登校前にYouTube見られなくなってしまうことが絶対に許せないのだろう。

 

起きたばかりの妻も、泣いてる1歳児の次男坊も、普段家族と全然会わない娘も、何もかも無視して自分のYouTubeのことしか考えられなくなってしまったのである。

 

二つの見方があるよね。

 

一つは、

 

なんでお前のYouTubeのために家族全員が合わせないといけないの?

 

というやつ。以前の私ならこう思っていたはず。(今も多少はある)

 

もう一つは、

 

あぁ、YouTubeに頭を支配された結果、周りが見えなくなって人格まで変わってしまったんだね。

 

という考え。

 

普段の長男なら、次男坊や娘への配慮、もちろん仕事で疲れている妻への配慮もしたことだろう。しかしここにYouTubeが絡んでくると話が違う。

 

眠れる獅子が目を覚ました、という感じかな。

 

こうなったらどうしようもないので、妻には次男坊も娘もスルーしてもらって長男を送迎してもらった。

喧嘩は続く

残された私は必死に娘と次男坊の面倒を見つつも、心配じゃないか。妻と長男はどうなっただろうか、無事に済んだだろうか。

 

うん、まあそんなことはなかった。

 

寝起きから「早くして!!」と怒鳴られてた妻は当たり前のようにぶちぎれて、車で説教をかましたらしい。

 

車内にて長男は怒鳴り散らしていたそうだ。

 

ばぁばんちに着いて車から降りた長男は、怒りを表現するために庭に入る門扉をわざと力強く閉めて中に入って行ったんだと。

 

……で、門扉が壊れた。ばぁばんちの門扉、開かなくなっちゃった。

 

現場を見てないのだが、あまりに強く叩きつけたんだろうね。普通なら絶対にこうはならない閉まり方になって、押しても引いても何をやっても動かない。

 

ばぁばから門扉が壊れてると指摘されて、長男は怒鳴っていたそうな。

 

「オレのせいじゃない!」

「ママのせいだ!」

 

とか、

 

「オレは今日学校に行かない!」

 

などなど。

 

YouTube見た後は切り替えたのか、学校には行ったらしい。朝からYouTubeにすべてを支配されとるな。

何が悪かったのか

そんな朝の一幕。対応を間違えたら大惨事になるのは娘も長男も同じ。

 

いや、力の使い方も強い敵意の表現力も、娘より圧倒的に長男の方が上だから。怒らせた時の総合的なダメージは長男の方が上かな。

 

妻とも後に話し合った。

 

今回で言えば10分遅く起きたのがまずダメだった、あの長男相手にやってはいけないミスだった。

 

また疲れてる妻はゆっくり寝かせて、長男だけは私がいつもと同じ時間にばぁばんちに送迎するのがベストだったかなと。

 

YouTubeのためにわざわざそこまで?と思わなくもないが、そこまでした方が良さそう。さっさとYouTubeを処理してしまえばまた普段の長男に戻る。

 

そしてあのYouTubeモードの長男には、妻がまだまだムカついてしまうらしい。

 

難しいね。

 

YouTube?学校から帰ってからみろや!

 

と思う気持ちもわからんでもないから。

 

ふむ。私は比較的心穏やかにスルーできたのだが、気持ちがいい朝ではなかった。

 

門扉は業者に頼んで直してもらうこととする。こういう時のために保険は入ってるんで。我が家に保険は必須だわ。

スマホ渡すの怖い

余談として、こういう長男にスマホを与えるのはかなり怖いなと感じている。

 

長男の頭の中に楽しみとか理想のスケジュールがあるわけで、そういうのは周りの人間には見えないじゃないか。

 

今はYouTube30分制限しててほぼ親が管理してるから、寝起きから怒ってても「あぁYouTubeね」と察することができる。理解できるから流せる部分が大きい。

 

でもスマホを持ってしまったら、もはや管理できないじゃないか。

 

長男が長男の好きなタイミングで好きなアプリやると自分で決めてしまって、周りがそれを知らずに邪魔をして怒らせることになる。

 

そして怒った理由もよくわからないことが増えそう。

 

んー怖いな。友人付き合いやらでスマホ必須の時代とは言え、もし今後与えるなら本人と相談しながら使い方は慎重に決めた方がいいかもしれない。

 

スマホを持たない方が、長男の人生にとってプラスになる可能性まである。

 

何より無制限にしたら一緒に住めなくなりそうじゃないか?

 

なんか知らんけど怒鳴られる、みたいなのは私もきついかも。

 

ここまで読んでいただき感謝。

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