ステップファザーにできること

重度知的+発達障害の娘と、二人のやんちゃ息子の父によるステップファミリーの話

長男(小5)との勉強、続けることを最優先にする話

朝っぱらからムカついたとんぼである、ごきげんよう。

 

朝、家を出る準備をしてる長男がガサゴソする音で娘(特別支援学校/中一)が起きてしまった。隣の部屋で寝てた私も、娘が起きたら起きないといかん。

 

娘はもう少し寝かせてて欲しかった。

 

むー眠い……

 

何とか起きようと布団の中で心の準備を整えてたら、すぐに部屋のドアが開いて長男が一言。

 

「パパ、◯◯(娘)が起きたよ」

 

……それはなに、今すぐ起きて娘の相手をしろってことですかね?

 

なんだろうねこの感じ。たまにあるけどピキピキくる。自主的に娘のケアはしても、押し付けられるのは話が違う。そもそもおはようくらい言えよと。

 

それでも毎晩勉強の時間はある。昨晩少し思ったこと。

 

◆家族の紹介

長男(小5)の勉強を見ること

昨晩もだっるい中で長男が帰ってきた。

 

娘のケアで疲れ切っていてまったくやる気がせず、誰の顔も見たくない状態。マスクつけてフードかぶって、不審者のような格好をしてお出迎え。

 

だるーんとしながら、じゃあ散歩にでも行くかと言って出かけて……なんとかその流れで無事に勉強も終えた。

 

先日、勉強中にトラブった話を書いたじゃないか。

www.rabbitonbo.com

 

これ、私の中では相当な我慢をし続けた結果の爆発だったようだ。長男のだらだらしたやる気のない態度に、とんでもなくストレス溜まっていたらしい。

 

その割に小さな爆発に抑えたし、その後も見限ることなく対応してるから頑張ってると思うのだが。

 

今回は勉強の前に散歩をする対策をとって、一応今の所は成功してはいるものの今後も何かしらトラブるだろう。

 

何よりの問題は、私の長男に対する拒絶反応が解消されるのは時間がかかりそうなこと。すでにこいつと勉強するのは無理だなと、うっすら壁ができてしまっている。

 

傷つくというか、怒りの痕跡が疼くとういか。このままやってたらまた心労するんじゃないかと予期してて勉強したくない。

 

だから散歩から帰ってきた後も、がっつり勉強モードというよりはうっすら勉強モードにした。少しでも難しいとまた怒りそうだし、それはしんどいし。

 

でまあわちゃわちゃ冗談メインでやってたら、それはそれで楽しい時間で。

 

勉強自体はあまり進まなかったけれども、やらないよりはマシくらいの勉強量であった。

淡々モードになってたか

といった勉強時間を過ごしてみると、少し前の私はかなり効率重視野郎になっていたと気づく。

 

疲れてるのもあったし、テスト範囲等も考慮したりして。怒りはしないが冗談も少なめで淡々と進めてることが多かった。

 

いや、これは私のせいではない気がする。長男のだるそうな態度見てたら寄り道をしようなんて思わない。イライラしながら笑い話はできない。

 

つまりこういうことだ。

 

勉強時に長男だるそう

→私がイライラし淡々モードに

→だるいし遊びがないので長男はイライラ

→私もさらにイライラ

 

といった悪循環。

 

子供の勉強を見るというのは本当に難しいね。まあこれ以上の金は出せない以上、外部に頼ることもできないので自分らで何とかするしかない。

楽しさ半分くらいで

見る限り、長男本人に焦りはないし、まだ受験モードに入っていない。

 

聞けば、受験モードに入る時期は人それぞれだそうな。小6の夏からの子もいれば、小6の冬から焦りだす子もいるとか。塾の周りの雰囲気にも大きく影響されるらしい。

 

正直そんなに競争率が高くない学校なので、緩いモードで勉強を続けていけば合格ラインまで十分に届くだろう。

 

逆に言えば、緩い家庭学習すら続けられないなら落ちる可能性は高い。

 

だからお互いに慣れるまでは学習を続けることを最優先にして、効率より楽しく学習できる時間を作ることに専念したい。続けさえすれば何とかなる。

 

しばらく続けてたら長男が勝手に受験モードに入って、もっともっと効率よくやりたいと自ら言ってくるようになるだろうし。

 

そうなってからでもいいのかな、効率重視に舵を切るのは。

 

それまでは勘所を抑えつつ、家庭学習の習慣を身につけつつ、お互いのコミュニケーションの調整しながらとにかく継続することに心血を注ぎたい。

余談

うちのブログを読んでいると、「小5冬にこんなんで中学受験大丈夫か?」と思われるかもしれない。

 

どうだろう。余裕とは言わないまでも、私目線では勝算がある。

 

中学受験関連の書籍を五冊ほど読み漁ったところ(SAPIXとか)、長男が受験する学校と書籍で語られる学校ではどうも乖離してるように見える。

 

おそらく一般的に中学受験として語られる学校って、めちゃくちゃ難しい都会の難関私立とかそういう系なんじゃなかろうか。

 

長男が受験するのは田舎も田舎の公立中高一貫で、それなりの広い地域から人が集まるとは言え所詮は田舎。偏差値も倍率も都会の私立と比べて高くない。

 

「この塾の上位クラスの子は、毎年ほぼ全員受かります」

 

と今日塾で先生が言ってたらしい。油断するからそんなこと言わないでほしいなと思うくらい。(上位クラス長男は塾の授業に半分ついていけてないけど)

 

まあそんな感じなので、都会の中学受験をベースに考えるとオーバーワークになりかねない。かと言って家庭学習なしは落ちる可能性大。

 

だから長男にとっては緩いスタンスで継続重視でもバランスとれてるかも。いずれ勝手に尻に火がつくだろうし。

 

難関校の中学受験だと思われている方もいるかもしれないので何となく決まりの悪さを感じつつも、私的にはいい落とし所だなーと感じてる。

 

私が中学受験に協力する唯一の理由が、受かった先にある比較的治安の良さそうな環境で長男のストレス軽減を図ることだから。

 

そういう意味ではコスパ良さげで嬉しいぞ。

 

ここまで読んでいただき感謝。

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