接骨院の通院が終わったとんぼである、ごきげんよう。
左腕を無理に動かすと激痛が走るので、リハビリは続けながら恐る恐る動かしてる。先生曰く、重症化してて完治は時間かかるんだと。仕方がない。
さて、長男(小5)の保育園時代を深掘りしたくなったので詳細に書いてみる。
長男の保育園
現在11歳の長男、一緒に住み始めたのは3歳。一応1〜2歳の時にも定期的に会って遊んでいたのでそこそこに関係性はできており、同居もスムーズであった。
朝の保育園送りは妻が、そして帰りのお迎えは私が担当していまして。
当時、17時過ぎにデイから帰宅する娘(当時5歳)をまず自宅で迎えて、そこから一緒に長男を迎えに行く流れ。18時までにお迎え必須だったんで結構ギリギリだった。
でまあ先日も書いた通り。お迎えで保育園に顔を出すと、長男はどことなく嫌な顔をする。少なくとも嬉しそうな顔はしない。
お迎えタイムとなる17時以降は主にテレビの時間だったり、または自由時間で友達と遊び回ってる時も多かったのだろう。
「え、もうきたんだ」
口には出さないが、発せられるメッセージはいつもこれ。全身からガッカリ感が溢れ出してる。帰り支度も遅い。私を待たせてテレビ画面をじっと見つめていたり。
ほぼ毎回そんな感じだったんかな、記憶を探っても帰ることを喜んでる姿は出てこない。
そんでなんだか暗くてどよーんとした雰囲気の長男が玄関にやってきて「おかえり」などと声をかけるも気持ちのいい返事はない。
一応は先生とタッチさせて帰る……みたいな。
帰りの車中はよく覚えてないが、娘と長男と3人で風呂入ってEテレつけて〜とやってる間にいつも通りの長男に戻っていたような。
その後はテレビを見せながら妻が帰るまでにご飯準備する、といった生活をしてた。なつかし。
嫌な感じ
でね、上で書いたようなお迎え時の長男の態度に、当時の私は相当傷ついていた。
ステップファザーだからじゃないか?愛着がないからでは?などと思われるかもしれないが、関係性は良好だったんだ。
当時から長男は私としか手を繋がない。休日もずっと遊んでたし、パパパパパパパパうるさいくらいに付き纏われていた。トイレに入ってもドアの前で待ち構えていた。
それなのに毎日お迎えに行くと嫌な顔されるから訳がわからない。子供ってそんなもんかって思うしかなく。
……これ伝わるかなぁ。毎日だよ毎日。たまに帰りたくなさそうな日があるとかじゃなくて、毎日迎えると嫌な感じを出している。
長男が車の中で言ってたの思い出す。
「今、トーマス見てたよ……」
帰りの車内でテンション高めの「トーマス見てたのに!ぷんぷん」的な雰囲気ではない。心の底からのガッカリが乗った言葉で。
私にどうしろと言うのか。
まあ私も相当傷ついてたんだろう。今でも後遺症が残ってる。
長男の授業参観に参戦することは多々あるのに、現場で長男と目を合わせることができない。目を合わせた時のリアクションが怖い。トラウマになってる。
いや、普段から長男とは目を合わせないようにしてるかも。他の家族はいけるのだが。
傷つき過ぎて無意識に回避してるんかな、よっぽどだわ。
当時の帰りの態度を妻はどう思ってたんだろう?と聞いてみたら、妻は帰りのお迎えに行った経験がほとんどなくてこの感情を分かち合えなかった。
ギャップがきつい
私も混乱していたんだと思う。長男の行動には一貫性がなかった。
日常的にはベタベタくっついてくるくせに、保育園にお迎えに行ったら嫌な顔をする。YouTubeを見始めたら無視もする。
YouTubeのルールがまだ甘かった頃、朝の5時に起きて暗いリビングでYouTubeを見てる長男がいてね。
大丈夫かこいつ……と思いながらも何かしら声をかけたら、一瞬こちらを見て無視された。
その時の光景よく覚えてる。
こういうのが積み重なって段々と嫌悪感が増していく。あとはテレビのルール関係も、自分には甘くて娘にはやたらと厳しいのも鼻についた。
子供だから仕方がないかとスルーしてきたことばかりであるが、嫌悪感は高まっていくのに普段はベタベタくっついてきて愛情を欲する子供だからタチが悪い。
保育園にお迎えに行って嫌な顔をされた夜に、甘えた雰囲気で抱っこを何度もせがまれる。
誰が抱っこするか!!
と私が感じるのも、何も不思議な話でもないはずだ。
無視したり不機嫌を隠さないタイプのモラハラ夫が、夜だけしっかり求めてきたら気持ち悪いでしょう?
例えとしてどうかはわからんが、私の嫌悪感はそういうのに近かったと思う。
そういえば懐かしの記事を思い出したので貼っておく。長男が私に暴言を吐いてきた日の話。多分、最初で最後かな、長男からこんなに怒鳴られたのは。
ちょうど長男が幼稚園に入った頃のようだ。私も生まれて初めて「いい加減にしろ!」と怒鳴った記憶がある。
あそこからよく立て直したもんだなと、今読み返しても思うが。我慢に我慢を重ねてきた嫌悪感が限界に達していたのだろう。
まあ……今とあまり変わらん気もしなくはない。
次男坊(1歳11ヶ月)を迎えて
現在、1歳の次男坊が保育園に通い始めてはや11ヶ月経過。次男坊をお迎えに行くことで、帰りのお迎えリアクションには違うパターンもあることを知った。
次男坊は「パパがきてるよー」と先生から言われると、振り向いて私と一瞬目が合う。
そこで大袈裟に笑ったり喜んだりはしないものの、走ってリュックを取りに行き、急いで玄関にきて靴を履く。
もう少し遊びたい表情をする時もあるが、がっかり感はない。適当に切り上げて走ってやってくる。そんで一緒に靴履いて帰る、みたいな。
うーん。まあまだ1〜2歳だし、3歳以降の長男と比べるのはちょっと違うのかもしれない。愛着の有無もあるだろうし。
ただ次男坊のリアクションはまったく嫌じゃない。普通?私の想定の範囲内に収まっている。2~3歳クラスに上がったりしたらまた違うんかね?どうだろう。
特に迎えた後に何があるというわけでもないが、玄関出てから駐車場までの道のりも次男坊はどこか楽しそうで。
これと比べたら、長男のお迎えは相当難易度高かったのかもしれない。当時、まったく理解できなかったもんな。
ここまで読んでいただき感謝。
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