ステップファザーにできること

重度知的+発達障害の娘と、二人のやんちゃ息子の父によるステップファミリーの話

考え事をしてるとワープするという長男(小5)の話

本日は多忙なとんぼである、ごきげんよう。

 

この記事は昨日に書いたもので、今日はブログをチェックする余裕もなさそう。頂いたコメントには順次お返しする予定なのでしばしお待ちを。

 

さて、夜にあった忘れ物の話。

 

◆家族の紹介

忘れ物が多い長男(小5)

夜、ばぁばんちから帰ってくる時に薬を持ってきてほしいと頼まれた長男(小5)。頼んだのは妻。

 

妻がばぁばに電話して、電話はばぁばではなくその場にいた長男がとって、仕方がないから長男に頼んだら忘れてきたという流れ。

 

妻の子宮内膜症の薬で飲み忘れちゃいけないやつ。本当はばぁばに頼みたかったからか妻もイライラしてしまって、長男に説教始めたからフォローすることになった。

 

結局、私と長男でばぁばんちまで薬を取りに行くことになり、その車内で忘れ物について改めて取材してみる。

 

学校でも忘れ物は多いのかと聞くと、そうでもないと。ただ別の教室に持っていくものはよく忘れてしまうとのこと。理科の実験用具とか。

 

一応は早めに移動するようにしてるから、理科室まで行って忘れ物に気づいてから取りに戻っても間に合うそうな。

 

長男は言う。

 

「別のこと考えたら、今まで考えてたことが頭から消えるんだよね」

 

へぇ、面白い感覚だね、と興味津々に話を聞く。

 

もっとも興味を惹かれたエピソードとしては、上履きの件だろうか。

 

週に一度、体育館を利用できる休み時間があるそうな。その時は必ず上履きを持ってから体育館にいく。本人も「上履き持っていかなきゃ」という意識はあるらしい。

 

それなのに「体育館で何して遊ぼうかな」と考えてると、気づいたら上履きも持たずに体育館にすでに到着してるらしい。

 

えぇ?そんなことあるの?ワープしてんじゃん。

 

そう驚きながら確認すると、ワープというか感覚的には気づいたら体育館にいて、その時になってやっと上履きのことを思い出すんだって。

 

自らの思考に脳を占有されてる感じなんかな。噂には聞いていたが、こうも日常的に発生するものなのか。

 

……といった長男から聞いた話を妻にも話して、忘れ物ではあまり怒らないようにと伝えた。

 

長男はちゃんと薬を持っていくつもりだったが、おそらく別のこと考えてて気づいたら家にいたんだと思うよと。

 

でまあ妻が悪かったと謝罪して、握手をして仲直りをする姿勢を見せる。

 

しかし今度は長男の方がなんとなく歯切れが悪い。納得してるようなしてないような、中途半端な返事しかしない。

 

……え、もしかして今、別のこと考えてない?

 

何だか心ここにあらず感を察したのでそう突っ込んでみたら、

 

「ごめん、明日の給食のこと考えてた」

 

だって。妻からの謝罪をスキップするつもりだったらしい。ワープというか、もはやタイムスリップか。時を飛ばしてるな。

支障がなくもない

まあ忘れ物くらいなら死にはしない。忘れたなら忘れたなりに対処すればいいし、忘れた時用の対策を事前にとることもできるだろう。

 

気になるのはコンロの火をつけっぱなしとか、自転車自動車の運転とか。そういうのって大丈夫なんかな??と。

 

長男のそういう気質を知らない時に自転車を買い与えてしまってね。今思えばヘルメットを被れとかなり強めに指導してよかった。

 

習慣化された行動なら無意識でも問題なくできたりするんだろうか?気づいたら体育館にいるってことは、歩行は問題ないわけだし。

 

うーん、まあ私も運転中にずっと集中してるわけでもない。ある程度の自動運転は誰しもやってるはずだ。

 

コンロに関しては……料理の場合は、毎回全く同じ手順で使うわけじゃないから、つけっぱなしで放置してしまうリスクは高そう。

 

消し忘れ防止機能がついたコンロとか、そういうので対応するのが一番かな。消し忘れが多発する前提の方がいいかもしれない。

 

一つずつ対策を練ればそこまで大きな問題にはならないと思う。どちらかと言えば、周りの理解を得られるかどうかが重要かな。

 

ここまで読んでいただき感謝。

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