ステップファザーにできること

重度知的+発達障害の娘と、二人のやんちゃ息子の父によるステップファミリーの話

長男(小5)との勉強、作戦を変えて一点集中にします話

歯が痛いとんぼである、ごきげんよう。

 

虫歯というよりは炎症だろうか。ストレスが貯まると全身炎症が始まるようで、頭がかゆくなったり歯茎が痛んだりと体からメッセージが発せられる。

 

今割と元気なんだけどなぁ、もしかしたらラグもあるかもしれない。

 

さて、長男との勉強で久しぶりに楽しい感覚が蘇ってきたのでその報告。

 

◆家族の紹介

バランス作戦は放棄します

最近あまり書いていない長男(小5)との勉強。何で書かないかと言えば、まったく盛り上がらないからである。

 

一言で言えば、つまらない。

 

これに尽きる。

 

長男とのいざこざ、長男への嫌悪感など色々あったとは言え、思えば勉強を始めた当初はとても面白かった。

 

ノリに乗って、お互いにやる気に満ち溢れて進めていた。

 

あんなに面白かった勉強なのに、今やグダグダになって見る影もない。できるだけ毎日やってはいるものの、以前のやる気は戻ってこない。

 

心の問題ももちろんある。それ以前に今のやり方が悪いんじゃないか?

やってる意味がない感覚

中学受験の勉強法などおそらく家庭によって違うはず。うちは最近までバランス型を理想として進めていた。

 

私と長男が一緒に勉強できるのは夜の1時間のみ(内15分は散歩)なので、一日一教科ずつ、4日で国算理社をまわすという形。

 

やっぱりバランスよく伸びた方がいいよね、中学受験とはいえ将来を見据えた学習方法の方がいいよね、と思ってのやり方だったんだけど。

 

これがもうつまらない。

 

何がつまらないって、まったく進んでる感覚がない。

 

45分勉強すると言っても、私が娘とドライブ行ってできない日もあったり、できたと思ったら時間が押してて20~30分だったり。

 

しかもやるのは4~5日ぶりに手をつける教科で、以前やったのもふわっとしか覚えていないし、そしてその日も時間が短いのでほとんど進まない。

 

進まないからやる気がせず、どんどん勉強へのモチベーションが下がっていき、休む日も増え、勉強する日もどこかダラダラして悪循環の極み。

 

というか私が思ってるよね

 

これ、ほとんど意味なくないか。

 

いやね、たとえば私との勉強時間が毎日2~3時間とれるんだったら全然違うんだよ。気持ちよく四教科まわせるはず。

 

それか私不在の時でも長男が自主学習をしていて、苦手なところをピンポイントで教えてほしいとかなら全然いける。

 

現実は我々二人に与えられた時間は限りなく短く、放っておいたら長男はまったく自主学習しないので何をやるかも丸投げ状態だ。

 

こんな状態で四教科バランス作戦をやると、やる気が削がれて削がれてもうびっくりするくらい面白くない。まったく成長してない。

 

何度も書くけど、私がまず面白くないと思ってるんだからダメじゃないかこれ。教えながら死ぬほどテンション下がるもん。つまらなさすぎて。

 

長男は毎晩やりたいやりたい言うけど、全然進まないし一体何のためにやってるのかわからない。

 

もはや散歩のおまけみたいになってる。先日なんて散歩途中の天体観測で勉強時間がほとんど終わってしまった。

 

すでにバランスよく成長するという当初の理想が破綻してる。ここは思い切って作戦を変えるしかない。今のままだったら不合格になりかねないぞ。

一点集中に

とりあえず今後は、勉強当初に非常にモチベーションが高かった一点集中型に切り替えたい。

 

算数なら算数をひたすら毎日やりこむような形。

 

長男が苦手とする単元を一つずつ潰していき、苦手単元が消えて満遍なく8~9割ほど理解できるまでひたすら算数をやり続ける。

 

算数の点数が伸びることで前に進んでる感覚が得られ、他の教科も少し頑張ってみようかなと思える作用もあるだろう。

 

そんで算数を全体的に理解できたら、次は社会、理科と教科を切り替える。

 

全体的に理解してくれると非常に復習もやりやすい。

 

過去に習った単元を長男に宿題でだしても、それが苦手なやつだとほとんど解けず(解く気がそもそもない)に持ってくるからやりようがない。教える時間もなくて困ってた。

 

長男の場合、特定の単元への苦手意識が強すぎるのもある。一から順を追っていけば解けるはずなのに、勝手に心折られて考えることすらやめてしまってる。

 

だから一度全体的に理解して解けることをわかってもらえば、宿題でプリントを出しても簡単に復習できる。、塾や月例テストでの関連問題で復習も可能だし。

 

まあそんな感じで、まずは算数マスターになってもらうこととする。

 

この作戦に今週から切り替えたところ、面白いくらいに勉強が進んで、私のやる気も爆発的に高まっている。やはり進んでる感覚があると面白い。

 

長男も同じようで、今日は1時間以上集中して問題に取り組むことができた。明日も朝から2時間ほど一緒に算数やるぞと盛り上がっている。

 

もしかしたら年末に喧嘩したのも、あちこちとっ散らかってるからイライラしたのかもしれない。前に進んでる感覚がなかったのが一番の癌かも。

 

流れに乗れば自然にやる気が満ち溢れるもんなんだね。

国語と他教科

とは言え、他教科やばない?という懸念もやっぱりある。

 

一応、三月から塾が受験生対応になり、塾の日が倍に増える。週四日。部活もやめて勉強に専念するので勉強時間は大幅に増えるだろう。

 

理科や社会についてはたまに宿題プリントを出して、過去に学んだことを忘れない程度にはフォローする。

 

算数が落ち着いたら、次は社会をやりながら算数も定期的に復習させる。算数で苦手単元が出てきたらまたフォローする。

 

他教科が伸びれば国語にも手を出したくなる日がくるはずだ。一応暇な時に読書はしてもらって、急がば回れで後回しにする。あと9ヶ月しかないがそこは無視しよう。

 

まあほら、どうせ四教科満遍なくは教えられなかったんだ。

 

できなかったんだから仕方がないじゃないか。できないことにしがみつくより、できることに目を向けよう。

 

それに国語がたとえ30~40点でも他教科で余裕でカバーできる程度の受験難易度である。最初から完璧を目指す必要はなかった。

 

とにかく今は勉強の楽しさを伝え、成長することのわくわく感を体感してもらうことを第一としようかな。親も楽しそうだと最高ではないか。

 

……とか、まあ自己正当化の言い訳なんだけど。だって私がやる気しないわけだから。

 

教えてる側がつまらんのに、教えられてる側が面白いわけないもんな。教える熱が違うから。熱は大事だよ。だってつまらないんだもん。

 

うん。高偏差値の受験だったら正直すでに詰んでるが、中偏差値だからね。大船に乗ったつもりでドンと私に任せてくれ。

 

ここまで読んでいただき感謝。

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