ステップファザーにできること

重度知的+発達障害の娘と、二人のやんちゃ息子の父によるステップファミリーの話

毎日起きるのがつらいほどに長男(小5)との勉強が嫌な話

休日も子供達を連れて自然と触れあったとんぼである、ごきげんよう。

 

本日出かけた自然公園は素晴らしかった。天気も良く、周りが木々に囲まれていてしかも誰もいない。他者に気を遣うことなく過ごせた。

 

明日から仕事復帰の妻にとってもいい時間になっただろう。

 

さて、長男との勉強時間の話。

 

◆家族の紹介

世界が灰色になる時間

昨年11月から始まった長男(小5)との中学受検対策。毎晩勉強の時間を設けている。

 

この勉強時間を作る前まで、毎朝6時に起きてテキパキ動けていたのだが……面白いくらいに寝起きに体が動かなくなった。

 

眠たい……というより、起きたくない。一日を始めたくない。

 

それまでは長男との距離をそこそこにとっていたのに、急に一緒に過ごす時間が多くなり精神的負担が大きくなりすぎたんだろう。

 

キャパシティオーバーというやつである。

 

まあそれでも最初は楽しかったんだ。私も一生懸命に勉強して、長男もやる気があって教え甲斐があった。こんなんも書いている。

www.rabbitonbo.com

 

確かに楽しかったんだよ。今は信じられないけど。

 

これは勉強を始めた最初期だけのボーナスタイムだったようで、だんだんと長男の態度も雑になっていく。そんでぶちぎれたのがこれ

www.rabbitonbo.com

 

さらに年末年始は娘も大荒れ、毎晩ドライブに行ってたし、そもそも長期休みもあるんで疲労感もすごい。

 

長男へのイライラも高まっていたので、何で私が率先して勉強せにゃならんのかとの思いもあり、自分のことで精一杯だったのもあり。

 

思えばあの年末のぶちぎれの日から、私自身が勉強することをやめた。

 

それもあって年始からの勉強は本当にグダグダ。ただ長男の出した答えが正しいかどうかだけ判断することも多く、私自身あまり内容を理解していないことすらあった。

 

解説見ながら「○○なんだって」と答えるテキトー家庭教師。そもそも勉強時間も相当短くなってしまって。

 

ようやく3月から復活できつつあるが……それも復活と言えるかどうか。

 

今やってるのは算数なんで、事前学習せんでいいから楽だなって思ってる。長男が解いてる隣で私も解くことで全然間に合う。

 

ただこちらも急いで解いてるため、長男に「わからない」と言われると困る。解けはするがわかりやすく説明しろと言われたらちょっと困るようなレベル。

 

そんな感じ。

何もやってないわけではないが

年始からの数ヶ月、別に何もやっていなかったわけではない。

 

あまりに長男と過ごす時間がきついんで色々と対策をとってる。自分の心の闇とも向き合ったし、長男の勉強スケジュールにも何度か修正を加えている。

 

結果、年末にぶちぎれたような事件に発展することはなくなった。勉強前・途中の散歩で大幅にリフレッシュできるし、勉強時間はだれずに集中できるようになってる。

 

前に進んではいるのだ。

 

……それでもイヤだから困る。ほんといや。長男が夜に帰ってくる音がしたら世界が終わったかのような気分になる。

 

これは心の闇に起因するものだ!!

 

と毎朝自然と触れ合ったり、瞑想を試みたりとやってはみるけれど、なかなかうまくいかん。というか毎日地獄みたいな日だ。何もかもがつまらない。

 

日中に好きなことをする時間を積極的に作ろうと思っても、もはや何もかも楽しくなさそうに見える。何もしたくない。

 

最近はずっと死んだ顔してたんで、何でこんなにうまくいかんかなぁと少し考えてみた。

 

すると一つの解に辿り着く。

 

毎晩、嫌で嫌でたまらない時間が待っている、この事実を何とかしないとどうにもならないのではないかと。

 

心底嫌な時間が待っているのに、好きなことをやる時間を別で作ればOKとはならんだろう。

 

瞑想や自然と触れ合ったからって、一時的な不安が軽減するだけで嫌な時間が待ち構えている事実は変わらない。

 

そうだ、私は長男と勉強するのが本当に嫌で嫌で仕方がなくて、この時間があるから何もかもがうまくいかないんだ。

 

……

 

どう?この結論。親としてどうかと思ってるよ。

 

問題は、この勉強時間を私はやめるつもりがないということだ。ブラック企業で毎日苦しいとかそういうのとは違って親子問題なんで逃げる気はない。

 

長男が中学受験をしたいというのだから、できる限りの協力はする覚悟である。

 

ただその時間が死ぬほど嫌なだけという、シンプルな話であるな。

心を重くする原因は

一応は自然と触れ合って回復したのだろう。この嫌な時間をどうしたものかと、何がそんなに嫌なのかと考えてることができた。

 

長男とは一度喧嘩して注意もしたし、話し合いもしたし、散歩の時間も作ってもはや長男との勉強時間にそこまで強い嫌悪感を示さなくても良さそう。

 

それでもイヤでイヤでたまらない。今日なんて長男が帰ってきてから15分もの間、心の準備をしないと勉強に付き合えなかった。

 

カヴァ飲んで深呼吸して、何とか心を整えて。

 

会社に行きたくなさすぎて玄関で座ってる人みたいになってる。

 

なんでそんなに嫌なのか。

 

もしかして、私が勉強してないからじゃないか?

 

もちろんそれだけが理由だとは言わないが、冒頭でも書いた通り、私はもう全然勉強していない。まったくのぶっつけ本番で長男との勉強に挑んでる。

 

それでも勉強の進捗にそう大きな支障はないのだが……

 

勉強してない状態で長男との勉強時間を過ごすのは、何も装備せずにボスと戦いにいくようなものなのではないか。

 

長男は頭も悪くない我の強い生徒である。間違ったことを話せば先生にだって噛みつく怖さがある。

 

豆腐メンタルの私が無防備で立ち向かえる相手ではないんじゃないか?

 

別の言い方をすれば、圧倒的な実力差というバリアがなければこの子の家庭教師は無理なんじゃないか?ということだ。

 

同じ目線で、対等に勉強するみたいなのもある種の理想かもしれないが、多分私の心が持たない。だってもう嫌だもん。本当に嫌だ。

 

私が先生であなたが生徒、ここに明確な線を引いて越えさせない。いや、超えることができないほどの力の差を示していくことができればあるいは……

 

私ももう少し心穏やかに勉強を教えられると思う。

これからどうするか

何だかよくわからないことを言ってると思うなかれ、私の勉強再開を検討し始めたことで明らかに体が軽くなってきた。

 

おそらくは、とんでもないプレッシャーの中で勉強に付き合っていたんだと思う。いつ噛みつかれるかな、いつマウントとられるかな、と予期不安が強すぎる。

 

実際、ただ答え合わせしてるだけなのに「オレさっき正しい答え言ったのに!」などと言いがかりをつけてくる。

 

こやつに少しでも弱みを見せたら面倒なことになる。心がもたん。

 

だからまあ同じ目線じゃなくて、ちゃんと明確に先生と生徒という立場にした方が私にとってはとんでもなくやりやすいんだと思う。一線を越えてくるなと。

 

そのためには実力が必要でかなり勉強せんといかんのに、それもやめてしまったんで。

 

怖くて怖くて仕方がないから立ち向かえなかったんでしょう。

 

というわけで今後は猛勉強して、最低でも長男にサラッと教えられるくらいを目指そう。これをやらないと何も始まらない。。

 

はー、長男だけじゃなくて娘や次男坊も色々と課題を抱えているのだが……とりあえず今やるべきは勉強か。心身にダメージがすごいからな。

 

春休みは日中に勉強につくこともあると思うんで、明日から死に物狂いで勉強します。

 

では。

 

ここまで読んでいただき感謝。

↓のウサギをポチすると、さらにとんぼが喜びます。

にほんブログ村 子育てブログ 障がい児育児へ