完全回復とんぼである、ごきげんよう。
熱も下がり倦怠感も消えた。体も心も健康になると考え方も前向きになっていく。ここで無理したらまたダウンするんだけど。
さて、罪悪感をどうするかについて考えてることをつらつら書く。
外からも内からも
長男(小5)への罪悪感について、先日以下のような結論を出した。
長男の中学受験に協力すべく一生懸命に私も勉強する。
これなら罪悪感も払拭できて息苦しさもなくなり、長男との関係性も良好になるだろうと確信している。
現在進行形で罪悪感にとんでもなく苦しめられてるんで、目下の目標としては悪くない。
とはいえ、安定して理想的な対応を継続するのは難しい。グロッキーにもなれば妻や娘・次男坊とも喧嘩するし、どうやったって苦しい時もあるはず。
そこでいくつか罪悪感についての本を調べてみると、やはり現実の行動を変えるよりも考え方を変える系の本が目に付く。
そもそも罪悪感を抱える必要ないよね、的な思考に切り替えようといった感じの。
そりゃわかっちゃいるけどさ、考え方を変えるなんて難しいじゃないか。長いこと時間をかけてる間に長男の中学受験が終わってしまう。
これは現実的ではないなととりあえず勉強始めつつ、今日以下の本を読みまして。
この本に出てくる罪悪感を抱いてる人たちに自分を重ねつつ、ある一文に共感する。
他者から許されたとしても、自分を許すことはない。
お、私じゃん。
解釈の範囲を広げてみる
そういえば少し前にこんなんを書いた。
不登校時代の自分を許してしまうという、私の人生においてそこそこに大きな出来事である。後のターニングポイントになってそう。
なぜ許せたか簡単に書くと、
私だけが悪いわけじゃないのでは?
という気づきである。
他罰的(他責思考)とはちょっと違う。
全部周りのせいだ!と言いたいわけじゃなくて、環境から受けた影響は大いにあったはずでそれを無視するのはおかしいということだ。
この時は10代の頃に焦点を当てたんだけども……これ、子育てで感じる罪悪感や自己嫌悪に当てはめてもいい考えではあるんだよ。
子供たち(特に長男)に親らしいことがちゃんとできてない現状、本当にこれは私だけが悪いのか?と。
過去に育児放棄された経験や、10〜20代のころの完全ひきこもり生活を経た私がまともな子育てできるほうがむしろおかしい。
これなんてご覧なさい、今ですら普通の精神状態じゃないのは明らかだ。対人恐怖症やぞ。
しかもステップファミリーで子供たちもなんか色々と変わってる。私の知ってた子供象と全然違う。
正直書くと、娘や長男にとっての本当の父親ではないことに罪悪感もある。やはり血が繋がっていないことで申し訳なさはあるのだ。
本当の父親の方がよかったよね、と。
いやもちろんこの生活を選んだのは私自身だから、私に責任がないとは言わない。見切り発車で父親になって勝手に苦しんでるから自業自得でしかない。
ただ、総合的に客観的に見れば、
子供たちに理想的な親の対応ができないのは、何も私だけのせいじゃなくないか?
となる。
これまで影響を受けた環境、ここまでに至った経緯、ステップファミリーという関係性、子供たち自身にもコントロールできない特性などなど。
それでも何とか苦しみながらも逃げることなくここまでやってきて、しかも別に子供たちとの関係性も悪くない。むしろいい方ではないか。
三人の子供たちにそれぞれ時間を使っている。休みもずっと子供たちの誰かとは一緒にいる。今日も次男坊と散歩いって娘と絵本読んで長男と勉強した。
さて、私は罪悪感を抱いて苦しみ続けるべきなのだろうか。本当の父親じゃないからと子供たちから目を逸らして生きていくべきなのだろうか。
どうだろうな。
やることは変わらんけど
何を長々と言い訳を書いてるんだと思われるかもしれないが、私の目的ははっきりしてる。
長男の中学受験に最後まできっちり付き合う。
これだけを何が何でも遂行したい気持ちがある中で、どうしても罪悪感が邪魔して困ってるんだよ。本当に邪魔でしかない。
だからこの罪悪感を取り除くための思考(実験)として上の戯言を書いたのだが。
……まあ、でも、何もかもデタラメってわけでもない気はする。
思ってた以上に私が育った環境は荒れていて、思ってた以上に私の精神状態は荒んでいて、思った以上に我が家の子育てのハードルは高くて、思ってた以上に継父の罪悪感は重かった。
そうだ。
長男に適切に対応できないのは何も私だけが悪いわけじゃなかったんだ!!
といった結論にしておこう。ばーっと書いたんで論理破綻してたら申し訳ない。
まあまあ、罪悪感さえ消え去ればOKなんだよ。私の動きは別に変わらんから、精神的負担が変わってくれたらいい。
どうせやるから負担を減らしたい。それだけ。
上の本で紹介されてたが、「私は無罪です」などと唱えるワークがあるらしい。ちょっと笑ってしまった。無罪かぁ……無罪かなぁ。
ここまで読んでいただき感謝。
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