何とか生活を立て直そうとしてるとんぼである、ごきげんよう。
長男(小6)へのイライラが少し高まっていたのだが、何とか前向きな方向でクリアしたので報告しておきたい。
本ばかり読む長男
中学受験すると決まった辺りから、塾からも読書を勧められていた長男。自宅でもよほど暇な時は本を読むようになって数年経つ。
テレビやゲームに長時間集中させると怖いし、暇だ暇だとうるさいんで。塾から言われてなくても本読むように仕向けていたとは思う。
よく中学受験では読書量が鍵を握る的な話があるじゃないか。本を読んできた子とそうでない子では成績の伸び方が全然違うとかそういうの。
他にも文章を読んで脳内で世界をイメージする力とか、共感力や語彙力の向上、小説を読むことでEQが上がるなんて話もある。
読書には多大な恩恵があるのは間違いないので、長男が暇な時に読書してるのも立派な受験勉強だと思ってた。まあいいかと。
ただ最近の様子を見てると、どうも読書量がおかしいというか。読書に時間を割きすぎて他のところに影響が出ている。それでも本を読み続けている。
気になったのは春休み中だ。
夜、私と勉強できる時は一緒に勉強して、終わったらそのまま寝る。
しかし私が付き合えない時にはずーっとハリポタ読んでる。19時半に帰ってきて、20時21時22時……声をかけないと部屋から出てこず、23時ごろまで読み続ける。
集中したら時間感覚がなくなる特性も相まって、ノンストップで本を読み続ける長男。
……いや、少しは勉強したら?と思うじゃないか。
これまでは読書も勉強の一環だよね、だらだら過ごしてるより読書してる方がはるかにマシだよね、と思ってはいたんだけど。
せっかく勉強部屋を作って、2〜3時間もたっぷりと誰にも邪魔されずに勉強できる時間があって、その時間をすべて読書に使うのは何か違う。
部活をやめてからの空いた時間の様子を見てると、勉強からの逃避としての読書になってるようにすら見えてくる。
「疲れてるから今日は勉強やめる」といった直後に本読み始めたりして。
集中し過ぎてて厄介だし、睡眠時間まで削りかねない。
だもんで少し調べてみると、本好きな受験生は大好きな小説を読まないように我慢してたりするらしい。
ネットの真偽不明の体験談では、先生から読書量を褒められて本を読みまくっていた友人が大学に落ちたとかそういうネタのようなものもあった。
まぁ……確かに……
100ある勉強時間のうち80を読書にあてて、読解力は伸びるだろうが受験生に必要な知識が増えるわけじゃない。
過ぎたるは猶及ばざるが如し、というやつか。
何事もバランスですね。
プラスの方向で
当初、本読みすぎだろバランスがおかしいから勉強しろやと注意しようかと思ったのだが、こういうネガティブな注意は逆効果になりかねないと思い直す。
結果、今はちょっと勉強が遅れてるから、もう少し時間の使い方を考えてみようか!と前向きな形で話してみたらすんなり受け入れてくれた。
よかった。読書にマイナスイメージもつけたくないし。
実際、勉強が全然進んでないのもある。
結構頑張ってて以前より勉強を休む日は減って、9割くらいは一緒にやれているんだけど。それでも進まない。1日1時間では無理がある。
しかもまだ算数しかやってねぇ。
私としては、今は毎日必ず算数やると決めてるし、昨日ここまでやったから今日はここからってわかってるわけだから、別に一人でもできるだと思うんだけど。
長男にとっては、塾から出されてる宿題(テキスト数ページ)をやるのが自分のやるべきことであって、それさえ終われば他のことは手をつけない方針らしい。
だから延々と本を読んでしまう。
結局、逐一こちらで別途課題を用意しないといけないという、以前にも出した結論に辿り着く。私のせいだった。
テストを出そう
最後に今後の方針をまとめて終わりにする。
長男が19時半に帰ってくる日は週4日。早すぎて他の子供たちの対応で長男にはつけないので、その時はすでに復習済みのテストをさせることにする。
過去、一緒に解いた少し難しいテスト。当初は一緒に何周かしようかと思っていたテストではあるが、はっきりいって全然間に合わない。
勉強って大幅に時間を使うよ。さっさっさといけるもんじゃないし、時間が経過したら忘れてしまうから何度も復習必要だし。
だから復習だけでも一人でやってくれたら2倍のスピードで進むはずだ。
最近は私との勉強時間も結構とれてるんで、復習管理もしやすいかもしれない。長男が解いた直後に答え合わせできるし。
あと長男が言ってた。
「社会はオレに任せて。オレが一人でやっておくよ」
……日中に暇があれば外に遊びにいって、夜に暇があれば本読んでるやつが一体いつ社会やるんだろう?と思うが。
まあ期待しておこう。
ここまで読んでいただき感謝。
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