頭が重たいとんぼである、ごきげんよう。
ここ数日は疲れがすごい。おそらく娘が荒れてるせいだと思われる、特に朝の送迎がとんでもなくつらい。明日が土曜日で助かったが、きっと早朝からドライブだろう。
やりたいことはたくさんあるのになかなか上手くいかんもんだな。相変わらずか。
さて、母から電話があったのでそれを書いておこう。
母の肺に影
数日前に母から着信あり、今日掛け直した。母はいつもYouTubeの話ばかりするのでよほど余裕がある時くらいしか付き合えない。
だが今回は話があった様子。
「健康診断に行ったら肺が真っ白になってるって!!!」
そう言って笑う母。
……え、何だその話は。なぜ笑ってるんだこの人は。
色々と話を聞いていくと、肺が真っ白というのはどうも違うような。
心臓と血管に何らかの異常、そして肺に影が見つかったという検査結果で、念の為再検査してくださいとのことらしい。
心臓と血管も気になるが、やはり心配なのは肺がんか。
母は数年前に乳がんが見つかり、全摘出の手術を終えて今もホルモン治療中である。3〜4年目になるだろうか。
乳がんがまだ残っていて転移したか、新たに肺にガンが発生したか。どちらの可能性もある。
ただ肺に影が見つかったからと言って必ずガンというわけでもないし、来週には再検査にいくというから。
それで結果はわかるんじゃなかろうか。
母は「あまり心配しなくていいよ」と言っていたが、心配というか……今のところあまり現実味もないのでよくわからない。とりあえず再検査待ちか。
あぁでも母がもし仮に今いなくなった場合の実家はやはり心配かもしれない。
ひきこもりの兄(40)もいる上に、実家を維持する人間がいなくなってしまう。姪っ子(12)も実家にお世話になってるし。
この件については現実味がないというより、現実を直視すると不安でたまらないのであまり考えないようにしてる。
うん、とりあえず再検査待ちということで。
笑う母にシンパシーを感じる
健康診断の結果について、母は話しながら笑っていた。結構な高笑いで笑い話のようなトーン。
おそらくそれなりにショックを受けているとは思うのだが……でもわかるわぁと思って。
私も自分にガンが見つかって、誰かに報告するなら笑いそう。まるで面白いネタかのように話す気がする。
何だろうなぁ、周りの人間が病気を患ったら洒落にならないけど、自分なら別にいいかってなる。むしろ自分でよかったと。
そういえばたまに妻と、冗談でどちらが先に死ぬかと口論することがあったりする。
絶対に、残された方がつらいじゃないか。子供たち三人、親1人。一体どうやって生きていけばいいのかわからない。
死ぬなら絶対に先に死にたい!
みたいなくだらない口論。
実際、それとは関係なしに死ねたら楽だよなぁと思う時もある。むしろ安堵するというか、死がある種の逃げ道のように感じる時もある。
おっと、よほど生きてるのがつらいのかな。メンタルやばそうだ。
もしかしたら私の自分を大切にしていない感じは、母から受け継いだものなのかもしれないね。母は文句を言いながらも自己犠牲が強い人なので。
まぁ……現実的な問題は抜きにして、母には長生きしてほしいものであるな。あと20年くらい余生を楽しんでほしい。
ここまで読んでいただき感謝。
↓のウサギをポチすると、さらにとんぼが喜びます。