今日はうまくいかなかったとんぼである、ごきげんよう。
月〜木と頑張ってきたのに、金曜日は無理だった。原因は大体わかってるし、今後どうすべきかの答えもだした。
急に心が折れてしまう症状をなくすには家族に対する認識を変える以外に方法がない。
さて、昨日書いた長男の話の続き。これね。
長男(小6)のメンタル回復する
昨晩、いつもより早めに長男との勉強を終えてから、妻も交えて寝室で長男の話を聞いた。
本人は大したことはないと言うが食欲が明らかに落ちている上に、腰が痛いとまで言い出した。ここまでわかりやすく症状が出てるわけだからスルーできない。
単刀直入に何があったのか、何かストレスでも溜まっているのかと聞いてみると、やはり出てきたのは先生との話。
授業を始める際に、必ず全員で「お願いします」と言う流れがある。しかし皆がちゃんと大きな声で言わなければやり直しさせられる。
長男は真面目にしっかり大きな声で言ってるにも関わらず、周りの子たちの声が小さいせいで連帯責任としてまた「お願いします」を言わされる。
これが理不尽だとモヤモヤしてるようだった。ストレスレベルは10点満点で10なんだと。
話を聞く前から良い解決策がなさそうな話だなと予想はしていたが、まあ話を聞くだけでも何かしら意味があればと深掘りしていくと結構面白かった。
何度も言わされてるから長男はめちゃくちゃ大きな声で叫んでいるのか?と聞いてみると、そんなことはないと。
「大きな声と叫び声は違うよ。叫んだら怒られるんだよ」
へぇ、面白い。そういう認識があったのか。当たり前なんだけど、小学生の男の子って無駄に叫んでるイメージがあったから少しびっくりした。
あとこんなことも言ってた。
「周りのやつらにオレが注意したところで聞かないからね。先生じゃないし、同じ立場だし。だからオレにできることは何もない」
……ほんと面白い。めっちゃ成長してる。
「オレはちゃんと大きい声で言ってるし、他にできることない。なのにオレも何度もやり直しさせられるから理不尽だよ」
確かに、と頷いてしまうレベルだった。軍隊かと突っ込んでしまった。
しかも先生は言っていると。今までは甘かったから、今後はもっと厳しくいきますと。まだ新学期始まって二週間目なんだけど、自分なりの教育理念をもった先生らしい。
一応、新学期始まったばかりの時は何度も何度もやり直しさせられたらしいのが、今は多少は緩和していると。皆が適応しつつある可能性も示唆していた。
あとはそうだね、先生には先生なりの考えがあって、それはもしかしたらやってみないとわからないことかもしれない。
だから一度黙って付き合ってみるのもいいのではないか?との妻の提案に長男もある程度納得したようだった。
おそらく担任の先生の中では、6年生なんだからここまではしっかりやるべきだ的な理想があるんだと思う。
確かに、教え込まないとできるようにならないことは多い。何も教えられずに生きてたら得られないものを身につけさせるのが教育とも言える。
この挨拶に固執するやり方が正解かどうかは私は知らないけどさ、長いこと先生をやってきて培った経験とかあるだろうから。
付き合ってみるのも一興かもしれない。
という考えで、長男の我慢してる感覚が少しは軽減してるといいんだけど。どうなることやら。
あと一つ
あと余談で、長男の食欲が落ちていたのは多分こっちが本丸っぽい話が聞けた。
クラスメイトと冗談で何かしらの言い合いをしていたところ、別のクラスの先生がタイミング悪く(良くとも言う)現れて注意されたと。
本人が親には言いたくないようだったので、あえて何て言ったかまでは深掘りせんかったが……
口が滑ったとか勢いで言っちゃったとかそんな感じらしく、先生から口頭注意を受けるくらいだから結構ひどい言葉を使ったのだろう。
さらにこの件について、自ら担任に報告するようにとの指示があったにも関わらず、二日たってもまだ言えてないとか。言うタイミングが見つからないって。
多分、これが心に重くのしかかって元気もなくなり食欲もなくなっちゃったんだと思われる。
これについても妻と一緒になんやかんや話して……
結果、1時間くらいかな。最終的に長男の心の重荷もだいぶ軽くなったようなので、話を切り上げて寝室をあとにした。
小学生も色々ありますな。
ばぁばと喧嘩になる長男
話は聞いたんで、あとは長男よなんとか頑張ってくれ、めでたしめでたし。
で終わってもいいんだけど、最後に一つだけ。
昨晩はしっかり話を聞いてメンタルケアをしたんで、今朝の長男は食欲あったかばぁばに確認したところ。
喧嘩したとばぁばが笑ってた。
朝のばぁばは長男+娘(特別支援学校/中2)も一緒に面倒をみてくれている。
それが今朝、娘が盛大に失禁したそうな。
結構な尿量で、足もびしょ濡れの状態で歩き回って畳間も歩き回って。どこももかしこも尿被害が出てしまい、しかもばぁばに娘は止められない。
そんで朝からばぁばはバタバタで走り回って尿処理に追われていたと。
朝だし疲れていたばぁばは、少し乱暴な言葉を娘に使ったらしい。「しっこたれ」と言ってたかな。あまりの被害の大きさにさすがに怒ったんだろう。
するとそれを聞いてた長男からの注意が入る。
「ばぁば、姉にそんなひどい言葉は言わないで。よくないよ」
と注意してきたんだと。おそらく語尾に(キリッ)とついてたかもしれん。
で、ばぁばが反論して喧嘩になってしまったと。
……
なぜばぁばが反論したかと言えば、長男は座ってYouTubeを見ていたからだ。娘がお漏らししても知らん顔。ばぁばが走り回って処理に追われてても知らん顔。
完全に我関せずを貫いていたYouTube小僧が正論パンチかましてきたからムカついたらしい。何もしないくせに注意されるのはイライラするとはっきり長男に言ったったと。
そしたら長男も怒って口論になり、そのまま学校に行ってしまったと笑ってた。
あちこちで色々あってネタに困らんな。
一応、今晩も一緒に勉強してみたらだいぶ元気になってるようだった。よかったよかった。
ここまで読んでいただき感謝。
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