まだGW疲労がとれないとんぼである、ごきげんよう。
疲労はもちろん、痛めてる左腕をさらに何度も痛めたためにもはや普通の挙動もできなくなっている。左腕を使えないので起き上がることすら難しくなりつつある。
近々整骨に通いたい。
さて、元気もないので長男(小6)の簡単なコミュニケーション話。
ハリポタから解放された長男
1年以上前から長男が読み始めたハリーポッターシリーズ、遂に最後まで読み終えたようだ。長かった。
キャラクターにも愛着を持ちながら読み進めていた様子。受験に役立つかどうかは正直わからないが、何かしらの影響は与えていることだろう。
さて、読み終えてから思ったのは、長男とのコミュニケーションが取りやすくなったこと。
ハリポタ読んでた時は……あまり言いたかないが面倒臭くてねぇ。特に6~7巻に入ってからのラストスパートはしんどかった。
長男が帰ってきたら、「ただいま」と一言だけですーっと部屋に入っていく。朝起きた時も「おはよう」だけで、準備をしたら玄関でハリポタ読んでる。
いや、「ただいま」「おはよう」すら言わないことが増えていたと思う。
長男は興味があるものには集中しすぎるところがある。テレビやYouTube、ゲームなどやっていると周りの音が聞こえなくなったりするらしい。
最近理解したのは、この影響は決して集中時だけのものじゃないということ。
好きなものに取り組む前、そして取り組んだ後にも、コミュニケーションに悪影響が出ている。
上で書いた通り、帰宅時にはハリポタを読むことで頭がいっぱいで、挨拶すらせずにすーっと部屋に入っていくわけだ。
読み終わったあとは集中しすぎて疲れるようでテンションも大幅に下がってる。
ハリポタが面白いのはわかるんだけど、この"ハリポタ状態"がやたらと長かったんで取っ付きにくいったらなかった。
段々と話しかけようとすら思わなくなる。挨拶しても無視されるし、どうせ頭の中はハリポタでいっぱいだろうし。
で、ハリポタを読み終えた辺りから長男のモードがガラッと変わった。
帰ってきたら普通に顔見て挨拶してくるし、何かしらの雑談もしてくる。これまでなら無視されてたところでも笑顔で手を振ってくるとか。
あぁ、これが通常モードだったか、と久々にまともなコミュニケーションをとる長男を見て安堵した。
ま、まぁ……ハリポタという時間潰しアイテムがなくなったんで、「暇だから」と私の後ろをびたーっとくっついてきたりするんだけど。
それも嫌だから困るよな。この中間で接して欲しいんだけど、まだ難しいんかな。
これ、嫌われそう
以前はYouTubeやゲーム時にだけこのモードがになると考えていたが、どうやらそうでもないようだ。
興味のある本や、興味のあるイベントなど、長男の好奇心が刺激されればあらゆることにこのモードが発動し、その最中や前後の人格が変わる。
人格というより、コミュニケーション能力が著しく低下する。普段とのギャップがありすぎる。
私なんかは家族だから「あぁまたか」とスルーでき……ないんだよね。これ結構難しいんだよ、理由がわかってても塩対応されると気分が悪い。
まあでもこういうやつだとわかってるだけまだマシで、同級生はどうだろうね。
学校でも本を読むことが多いらしいし、興味のある授業(体育とか)もあるだろうし、何かしらのイベント系もあったりする。
そんな時にももちろん、長男のコミュニケーション能力は著しく低下しているものと考えられる。
果たしてそのギャップに周りの友人たちは耐えられるのか?と考えると、難しい気がする。
仲が良かったはずの友人からいつの間にか嫌われてしまったり、特定の人物からやたら嫌われたり、といったことの背景にはこのギャップの問題があるのかもしれない。
家族の私ですら「話しかけたくないな」と思ってしまうモードだから。
自分でも理解して、周りにも理解してもらうしかないか。定期的に本人にも話して理解を深めてもらうことにしたい。
ここまで読んでいただき感謝。
↓のウサギをポチすると、さらにとんぼが喜びます。