ステップファザーにできること

重度知的+発達障害の娘と、二人のやんちゃ息子の父によるステップファミリーの話

娘(中2)との早朝ドライブと、早朝から怒り狂って叫ぶ長男(小6)の話

この家やばすぎだろと久々に感じたとんぼである、ごきげんよう。

 

淡々と対策を考える冷静な自分もいる一方で、「こんなん正気で生活できないのでは?」とドン引きしてる自分もいる。

 

完全に無意識的に適応するのはずっと先だろう。常識の壁はまだ残っているからな。

 

◆家族の紹介

我が家の朝

早起きの娘

まずは特別支援学校に通う中学2年生の娘からいこうか。昨日は朝4時15分に起きてきてて、なんと今日もまったく同じ時間に起きてきてた。

 

時計もないし暗いし、もはやこの時間に体内時計がセットされたとしか思えない。ぴったりとまったく同じ時間。

 

例によって私ももう少し眠りたい欲があるから、娘を寝室に誘導し一緒の布団で寝る。

 

……10分くらいかな、大人しくしてくれたのは。そこから平手で左肩を叩かれまくる。バンバンバンバンバン。

 

何度か書いてる通り、現在の私は左腕を故障してる。接骨医曰く、生活に支障があるからしないだけでギプスで固定してもいいレベルだという。

 

とにかく左腕を使うな、痛めるな、動かすな!と言われている左腕を何度も叩かれて。しかも左腕を動かせないから逃げるのも遅れるしガードもできないし。

 

何とか急いで逃げようとした結果、とんでもない痛みが左腕に走って悶絶する。思わず声が出て動けなくなるくらいの痛さ。拷問だよこれは。

 

それでもまだ4時半とかだからまだまだ寝てほしい。再度寝かせようとチャレンジしたらまた左腕を殴られて。

 

娘のこだわりで絶対にこの位置関係でしか寝てくれないんでどうしようもないな。このままではせっかく回復しつつある左腕がまたダメになる。

 

仕方がないので、4時44分に娘と一緒に寝室から抜け出してドライブに行くことにした。死の数字だったからよく覚えているが、こいつら本当に死にそうだな。

 

5時過ぎには24時間営業のスーパー(ありがたい)によりまして、私の目覚まし無糖カフェラテとミニちょこを購入する。

 

暇なんで時間を証明するために写真も撮ってみた。見えるだろうか、5:21だって。

イオン系列の24時間のスーパーなのだが、店員のおばちゃんが丁寧に「おはようございます〜」と言ってくれて癒された。

 

人の温かみを知ったというか……世界はまだ1日が始まってない時間なのに、人間に出会えた嬉しさというか。

 

なんとなくわかるでしょう、この感じ。早朝や深夜にドライブしてて、ラジオから聞こえてくる生放送に孤独を癒されるのに似てる。

 

よかった。今後も早朝ドライブはこの店に行きたい。コンビニで無愛想に対応されるのも悪くないけど、「おはようございます」は思った以上に嬉しかった。

 

その後は山の公園を少し歩きつつ、1時間ほどドライブして帰宅。学校がある日は早くていい。

 

ちなみに昨晩の私は珍しく20時過ぎに疲れ切って寝落ちした。こんなこと滅多にないのでよほど疲れていたらしい。

 

つまり8時間は寝てるってことで、睡眠時間的には十分である。朝は送迎もして買い物行って銀行いって図書館行って、元気があることは伝えておきたい。

長男、叫ぶ

さて、娘とドライブから帰宅したのが6時半ごろ。ちょうど他の家族も全員起きたところだった。娘を制服に着替えさせたり片付けしたりしながら、見送る準備をする。

 

が、ここらで少し不穏な空気を感じ取る。歯磨きを終えた長男(小6)が、玄関で寝っ転がっているのだ。

 

大体いつも7時前には妻+娘+長男の3人がばぁばんちに。そして長男はばぁばんちで30分ゲームをしてから学校に行く。

 

だから長男は妻や娘の準備ができているのを待っているんだけど……どうもイライラしてるっぽい。待ってるのがいやみたいな感じ。

 

何で待たせているかと言えば、妻が寝室の片付けをしていたから。

 

いやね、これいつもは私がやってる。妻が長男を待たせて片付けてたら私も普段なら止めるんだけど、今は私の左腕が死んでて片付けられない。

 

昨日も布団片付けられなかったし、今日は湿度も高くてこのまま放置してたらカビでも生えそう。

 

だから妻が私をサポートする意味で布団をたたんでくれて、また夕方に私が敷きやすいような形で考えて部屋を整えてくれていた。

 

ありがたい。今は左腕使えないから妻に任せるのが一番だ。

 

しかしそれは長男が気に入らなかったようで、

 

「まだ!?」

「なにやってるの?まさか掃除してないよね?」

 

などの質問が玄関から飛んでくる。

 

妻には届かなかったので「今寝室を片付けてくれてるよ、ありがたいねー」などと恐る恐る返してみる。

 

……うーん。どうもイライラがすごい。これはやばい香りがする。怖い。

 

で、玄関で寝っ転がってる長男があまりにイライラしてるんで、妻が先に車に乗ってるようにと告げる。早く行けるように荷物(妻のカバン等)も運んでてほしいと。

 

渋々荷物を運んで車に移動した長男で、後に続いて妻も家を出ようとするんだが……今度は娘が靴を履かない。なかなか履こうとしない。

 

体調がよくないのだろうね、ぼーっとしてる様子であまり指示が通らない。

 

何とか声かけして履かせようと誘導してたところ、外から叫び声が聞こえた。

 

駐車場の車に乗っている長男が叫んでいるらしい。

 

「あ”ーーーーーーー!!!!」

「うあああああああああ!!!」

「ゔぁあああああああああああああああ!!!!」

 

……怖過ぎだろ。しかも車のドア開けっぱなし。7時にもなってない静かな住宅街に、長男の叫び声が響き渡る。

 

あまりの叫び声と、シートをどかどか蹴る音にドン引きしつつ、とりあえず娘を急がせねばと割と無理やり靴を履かせて見送る。

 

見送る車内では、長男が妻にすごい勢いで文句言ってた。遅すぎる、なんでこんなに待たせるのか、早くしろとかそういうの。

 

後に妻から聞いた話では、

 

「布団はパパにやらせればいいのに!!」

「パパがいつもやるって言ってるのに、何でパパにさせないの!?」

 

と何度も言っていたらしい。

 

私の腕が動かせないことも、朝4時から娘に付き添ってることも知ってるはずなのに、なかなか面白いことを言うなこの子は。

 

それに今日は「私がやる」なんて一言も言ってないぞ。腕が痛いからな。あと妻たちが家を出たのはいつもと同じ時間であることも付け加えておく。

 

ちなみに先日の夜、妻が長男を車で少し待たせたらクラクションを長いこと鳴らしてたという話も聞いた。

 

チャイルドロックで後部座席のドアが中からあかないんで、置いていかれたと思ったとか何とか。

 

でも妻は「待っててね」とちゃんと言ったし、長男もそれを聞いていたらしい。

 

聞いていたのに置いていかれたと勘違いしたという謎の結末の結果としてクラクション……うーん。それでもクラクション鳴らすかな?

 

運転席から降りるとか色々選択肢はあるはずなのに、妻が降りて数秒後にはクラクション鳴ってたらしい。反射的な行動かも。

 

私の想定を超える案件が散見するようになってきたな。

次男坊(2歳)

ちなみに2歳の次男坊も普通に家にいて、いつも通り家中を徘徊して今朝はスパイスの瓶をこじ開けてそこそこの量をぶちまけてた。顔とか服にもスパイスつけて。

 

……こんなんをメインでブログ書けたらかわいいけどなぁ。上の二人の行動と比べたらネタが弱すぎるな。

対策を考えて

うちの育児やば過ぎ……と口を抑えたいところであるが、現実なんで向き合わないといけない。つまり対策を取らなければならない。

 

まず娘について、しばらくは4時に起きるものとして対応したい。

 

また娘の暴力は落ち着いていて信じられないくらい穏やかなんだけど、寝る前・二度寝させようとした時だけ暴力的になってしまう。

 

暴力の習慣から解き放つためにも、私の左腕をこれ以上痛めないためにも、二度寝はNGかな。

 

仕方がないから4時に起きたら4時からドライブに行くことする。長らく続くなら睡眠薬について主治医に相談しよう。

 

続いて長男について、朝のゲーム習慣があるので出発前にイライラしがちなのは仕方がない。あのモードの長男に何を言ってもあまり意味がない。

 

なのでできるだけ朝は配慮するのはマスト。

 

もしかしたら家を出るギリギリに起こした方がいいかも。オレを起こしたくせに何で今すぐ行かないんだ、みたいな怒りもあるっぽい。

 

あと今朝の件については、先日担当医からのアドバイスに従ってちょっとした人形劇の脚本を作ってみた(脳内で)。

 

はちみつ大好きなクマさんが「オレは早くはちみつが食べたい!」とぶちぎれて雄叫びをあげる話。

 

この物語で私を助けようとした妻の行動と、「パパにやらせればいいのに」という言葉の無慈悲さを理解してくれることを願う。

 

早急に腕時計も必要かな。長男が時間をまったく把握してないのも、ズレが生じる原因だと思われる。

 

よし、こんなもんでいいだろう。上手くいくといいのだが。

 

ここまで読んでいただき感謝。

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