ステップファザーにできること

重度知的+発達障害の娘と、二人のやんちゃ息子の父によるステップファミリーの話

自分から言わないと誰も娘(特支中2)が早起きしたこと知らない話

薄利多売が好きだと気づいたとんぼである、ごきげんよう。

 

これまであまりいいイメージがなかったのだが、お金を稼ぐ上では好きな概念かもしれない。広く浅く稼ぐというか、消費者の負担は低いけど満足度は高いというか。

 

自己犠牲的な一面も割と好きかもしれない。

 

さて、今日は2時起きで眠いのでその辺の話。

 

◆家族の紹介

誰も知らない

娘(特別支援学校/中2)が朝まで寝るようになってきた、と先日書いた。ただそれはそういう傾向というだけであって、普通に深夜に起きてくることもある。明け方もある。

 

お漏らしするとまず起きる。我慢して我慢して一気に出してるのか、10回分の尿パッドでも昨日お漏らししてて参った。上着の背中の方まで濡れてるし。

 

結局覚醒しすぎたのか、2時から眠らない。いきなりドカドカ殴られて蹴られて、しばらく粘ったんだけどどうしても眠らなくてベッドで飛び跳ねはじめて。

 

本音を書けば、眠くてね。とにかく眠かった。眠くて眠くて仕方がない。動けないくらいには眠い。

 

それなのに娘に寝る気がないし攻撃にさらされるし、かと言って放置してたら部屋を出て行ってしまうから、仕方がなしにドライブに行った。

 

けど眠すぎて死にそうだったんで、ラジオつけて24時間スーパーの駐車場に停めて、そのまま寝た。ドライブできないくらいには眠かった。

 

ありがたいことに、走ってなくても娘はラジオ聴いてまあ落ち着いていた。ベッドにいるよりはマシだった。うつらうつらとしながら気づいたら夜が明けてる感じ。

 

娘が起きるんで運転席を後ろに下げられないしシートも倒せないし、変な体勢で寝たんでとにかく首がいてぇ。ふぁっと起きたら首がいてぇ。

 

シンプルに最悪だった。

言わないとわからない

それが昨晩(今朝)の話で、少し前にも4時ごろから起きた娘に定期的に蹴られまくっていた日もあった。

 

うん。あるんだけど、この事実を家族は基本的に知らない。家族の睡眠を邪魔しないように対処してるから、私以外は娘が起きてきたことすら気づいていない。

 

だから朝に顔を合わせたら普通に「おはよー」と言って、何事もなかったかのように1日が始まる。

 

娘の学校の連絡帳は妻が書いてくれるんだけど、そこには「元気です」的なことが書いてある。仕事中の妻からもあれやってこれやってとLINEも飛んでくる。

 

長男も同じく。朝はだるそうに「おはよ」と返すのみ。

 

朝、娘をしばらく見てくれているばぁばに会っても、妻が知らないってことは当然ばぁばも知らないんで。普通に私が寝たと思って対応してくる。

 

先生もそう。デイもそう。まるで夜の出来事が幻のようだ。

 

 

……

 

 

そうか。娘が毎晩寝ない時は妻も気にかけてくれて、夜はどうだったかという話もよくしていたのだが。

 

たまにポツポツ起きてくる今となっては、もはや寝ていることになっているのか。確かに。言わないとわからんよな。私もできるだけ静かにやってるし。

 

……いや、でも違う気がする。

 

長男なんかは6時半にドライブから帰ってきても何のリアクションもない。もはや当たり前だと思っているようだ。まあ長男はいいとして。

 

妻も何も聴いていないのに「6時からドライブに行ってると思ってた」という。

 

違うよ。もう何時間も前から出てるんだって。君たちが安眠できているのはウラで私が娘の対応してるからだって、もっとこう気遣いはないものか?

 

みたいなことが最近何度かあったんで、これはちょっとあまりにもひどいなと。

 

自ら「深夜から起きてるよ!」とアピールしないと、なぜか夜もしっかり眠ってるのにだるそうでやる気がない人間だと思われてしまう危険性まである。

 

心配させたいとは思ってないし、別に助けてほしいとは思ってないけど、深夜の激闘をまるでないこととしていつも通りの振る舞いや仕事を要求されても無理だ。

 

私は休みたいのだ。眠いのだ。

 

ということで、朝に顔を合わせた瞬間に「○時から起きてるよ」と自分から報告することにした。妻にもばぁばにも、学校の先生にもしっかりと。

 

私は眠いんです。今日は役に立たないんで、あとはよろしくお願いします。

 

……などと書かずとも、本来は私から報告すべきことなんだろうけどね、眠くて疲れてて、報告するパワーがもう残ってないんだよ。

 

誰とも喋りたくないくらいには眠いの。

報告したらしたで

それでも言わなきゃわからんと今日は妻にも即報告したんだけど、それが裏目に出た。

 

とんぼが疲れて動けない、そうだ!とんぼの分まで動かなきゃ!と考えたのだろう。

 

家を出る前から片付け片付け片付け、窓開けて窓明けて窓開けて、掃除掃除掃除して。最後に洗濯回してね!と私に指示をして、やや時間オーバーで家を出ようとして……

 

あまりに時間がないもんだから、妻と一緒に家を出るはずの娘が靴をはく余裕もない。

 

結局、娘と次男坊(2歳)の2人を私に任せて仕事に出て行った。妻も遅刻するから、私も「娘はおいていっていいよ」と言うしかない。それ以外に選択肢がない状況だった。

 

……

 

とはいえ、地獄の夜を抜けてきた私に娘と次男坊を残していくのは反則級の行為であることは間違いない。

 

家全体の窓開けるのも本当はやめてほしかった。換気は必要だけど、しばらくしたら家を出るのに戸締りが本当にしんどい。眠いんだって私は。

 

何もしたくないほどに眠いのに、これから次男坊と娘を送迎するってのに、もう換気はいいじゃないか、今はいいじゃないか。

 

結局ぐっだぐだで、次男坊を何度か怒らせたり泣かせたりしながらもなんとか無事に2人とも送迎して、その後は爆睡。

 

うん、とりあえず妻への報告は皆が家を出て行ったあと、LINEか何かでやることにする。今日は寝てないから仕事を頼まないでね、と。

 

これが一番平和かもしれん。まさか報告しない方がマシだったとは。

 

ここまで読んでいただき感謝。

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