4時起きとんぼである、ごきげんよう。
日曜日。4時から半覚醒の娘(特別支援学校/中2)と2時間ほど寝たり起きたりを繰り返して、そこから二人で山行って買い物行って、10時前に帰ってきた。
これだけで結構な大仕事なんだけど、その後は娘を妻に預けて交代で次男坊を預かり……そこからは次男坊と二人で出かけてみた。
正直かなりきつい。でも終わってみれば楽しかったかも。
雨降り遊び
午前中に次男坊(2歳)と二人で遊びに行くのは結構めんどくさい。
今日も快晴であっついし、帽子もかぶらないし、昼前だとちょっと遠出したら車で眠ってしまって昼寝2時間コースになってしまう。
私も疲れてたんでどこにいこうか何をしようかと迷った結果、結局近場の山公園に連れていくことにした。近いから寝ないだろう。
でまあいつも通り自然の中をほろほろして、虫探したり木に登ったり、謎の生物(たぶんなめくじ)を観察したりと遊んでた。
するとまあものすごい勢いで雨雲が襲って参りまして。山の上なんで天気が変わりやすいとは言っても、こんなにわかりやすく雨雲が一面に広がるかと。
快晴だったのがウソのようにポツポツ雨が降り始める。
まあさ、小雨なんて大したことないじゃんか。少し濡れたって別にどうってことない。
などと余裕ぶっこいてたらどんどん雨脚が強くなってきて、もはや子供と何の雨対策もなしに公園にいるのが虐待なんじゃないかと感じるほどに。
別の家族連れはすぐに屋根があるスポットに入り、おそらく親御さんが車から傘を持ってきて一人ずつ順番に公園を出て行った。
……木の下で雨宿り中の私たちはどうしようか。何もないしな。車も遠いし、次男坊が一人で待てるわけもなし。
んー。
あれ、でもよく考えたら、雨に濡れながら遊んでもいいんじゃないの?
というわけで
今が冬でクソ寒い時期だとか、次男坊が風邪ひいてるとか、病弱だとか、そういうことは特にない。暑くて元気で体力は有り余っている。着替えも持ってきてる
なら雨に濡れるってもはや水遊びじゃないか。条件さえ整えば雨に濡れてもいいのだ!
というわけで雨の中を走らせる。写真だとよくわからんな。
あめだー!!!あめだー!!
と(私が)大声で煽りながら走らせる。
……私としては雨に濡れて走るなんてまさに自由の象徴みたいな行為だと思ったのに、2歳児からすれば雨がうっとうしいだけであんまり面白くなさそうだった。
嫌な顔してて笑ってしまう。
この行為がいかに非常識で素晴らしいかいずれわかるはず。
雨に濡れたあとにせんべい食う。
そこそこの雨降りの中でも普通に楽しめた。
結構遊んだんでもう帰るかーと、雨に降られながらの帰り道。でっかい水溜りがありまして。
普段なら絶対に避けて通るんだけど、ジャブジャブ遊んでいいよと言ったら嬉しそうに水溜りを歩く次男坊。
あまりに嬉しかったのか、私の想定をはるかに超えてきた。
イルカジャンプ!
さすがにここまでは許可してない。山頂に近い雨だまりとはいえなんか変な菌いそうだし。
まあでももう入ってしまったもんは仕方がないからしばらく遊ばせて、最後に水飲み場で全身洗ってこんな感じ。全世界に配慮したモザイク。
全身乾かしたら着替えて出発。スーパーでおにぎり買って食べさせたら寝て……今も寝てる。2時間以上寝てる。
よかったよ。明日風邪ひいたら休ませて私が見ることにする。それくらいの責任はとるよ。
何となくダメ
雨降りでカッパも着ず、長靴もなし、さらに傘もささずに遊ぶなんて、私もやったことないかもしれない。
物心着いた頃にはすでに雨には濡れてはいけないという思いがあったような。仕方がなしに濡れたことはあっても、雨で遊んだことは……ない?
あるのかな、記憶にない。親か姉に怒られるという意識はあったと思う。
まあでも夏だし、遊びにきたわけだし、着替えもあるし。たまには雨に濡れて遊ぶくらいやってもいいよね、雨ってのがどういうもんか身をもって体験できるし。
おかげさまで疲れていた私もめちゃくちゃ回復した。
雨が降っても何も焦る必要なかったとは。知らんかったわ。いい経験させてもらったぞ。
ここまで読んでいただき感謝。
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