先日、娘の通うデイサービスにてミニ運動会が執り行われた。
今年からの試みだということで、先生たちは皆張り切っていた。事前準備で道具を色々作ったり苦労したことだろう。
うちの娘は薬の影響か情緒不安定ではある。
それでも練習を頑張ったとのこと。
娘の勇姿を見ようと家族三人揃って見に行った。
朝から不安そうな娘
朝に娘を送迎したあと、我々は運動会の会場に現地集合であった。
すると会場に入った瞬間から
「ママー!!」
と走ってきて妻の手を取る娘。
その後運動会が始まるため先生たちの元へと戻るが、ずっと
「ママはー?ママはー?」
と大声で連呼して輪の中から脱走をはかり妻のもとへ。
先生も対応しきれずに妻に見守りをお願いし、常時こんな感じ。
待ち時間も。
ずっと妻に抱っこされていた。
親子共同リレーは誰が出る!?
と出発前から妻と小競り合いをしていたが、残念!
妻は強制的にフル出場である!!!
……と思われたが、運動会から1時間過ぎたころから娘の不安が落ち着いてきて、妻がいなくても大丈夫になった。
落ち着いた娘
その後はエビカニクスのダンスを踊ったり、玉入れをしたりと積極的に参加。
たまに「ママはー?」と呼びかけはするが、しっかり最後まで先生と共にやり遂げていた。
成長したね。
昨年あった幼稚園の運動会や、今年の初夏にあった特別支援学校の運動会での娘は本当にひどかった。
暑さが苦手、ということもあり運動場で行われる運動会は娘にとっては地獄。
最初の挨拶の時点でやる気なく、先生とテントで休憩をして本番のために力を温存しても、本番すら嫌がって暴れまわり出ていかないと言う暴挙。
今回の運動会はドーム型の施設で行われて涼しかったのもあったのか、それなりに全ての種目をこなして頑張っていた。
笑顔は一切見られなかったが、練習したんだということはしっかりわかった。
うーむ、感動である。
一緒に見に来た息子
そして息子といえば。
最初はこんな感じでスマホをぽちぽちいじったりしていた。
せっかく娘が頑張ってるのに!と少しイライラしたが自由にさせておくと、すぐに飽きたようでひたすら広場を走り回ったりと自由きまま。
リレーの外周に置かれているコーンが倒れたら走って直しにいったり、紐をつけなおしたりと「運営かお前は」と突っ込みたくなるくらいに走り回っていた。
また娘がみんなが集まる場面でほろほろしていたら、
「姉(名前)!!こっちだよ!!」
と前に出て行って誘導をし、娘が余計に拒否するという場面もあった。
弟に指示されてうざかったんだろう。
まあ明らかに出しゃばりではあったが、悪いことではないな。
姉一人弟一人。姉は重度の発達障害だ。
今後この二人がどういう関係を築いていくのかは、かなり重要な問題ではないか。
私も妻もきっと先に死ぬ。そんな時、娘が助けを求めたら助けられるような息子であってほしいと思う。
まあそれもこれも息子の自由なのだが、息子は親である私たちが発達障害である娘にどう対応するかを見ている。
私たち親の普段の振る舞いはかなり大事だと思うのだ。きっと。
面白かった運動会
そんな感じで終わった娘の運動会。
最初は娘が不安そうでどうなることかと思ったが、なかなか上手くいったのではないか。
娘もあまり笑顔は見られなかったが楽しんでやっているようだった。
先生たちも子供たちも、妻も息子もみんな頑張っていたぞ。お疲れ様だ。
おすすめ記事