大きな台風があったが、家族は皆怪我もなく無事に乗り越えることができた。
散歩した公園ではそこそこの大木がいくつも倒れていて、なかなかに強い台風だったんだとわかる。
さて、そんな強い台風の中、我が家は丸一日以上の停電と断水見舞われた。台風が過ぎ去った翌日も停電と断水は直らなかった。
今まで台風で停電の経験はあったのだが、こんなに長い断水は初めてである。
感想を一言で表せば
地獄だな!
こりゃひどいよ。
私たち夫婦が災害に対する認識が甘すぎて準備不足だったのも悪かった。
そして準備不足の停電と断水は本当にきつい。
特に断水がきつい。
停電は覚悟してたが断水するとは夢にも思わず。
えっ!?水が出ないってこんなに酷い状況になるの!!?
と手が震えた。
水も飲めない
風呂も入れない
トイレも流せない
茶碗も洗えない
洗濯もできない
手も洗えない
そう自分で書いてて、
こいつら平和ボケすぎて危機意識がまるでねーな!
と恥ずかしく思う。
今回はまだ停電と断水で済んだから良かったが、大きな災害に見舞われたら我々家族は全員死ぬだろう。
そう認識できたという意味では、今回の台風に感謝したい。
一応今回は私の実家が停電も数時間だけ、断水はしていないという状況だったのでお風呂を借りたり水をもらったりして何とか乗り切った。
だが次からは自分たちで何とかせねばならんだろう。
そんなわけで意識を切り替えて対策グッズを買おうかと思ったらほとんど売り切れ。皆考えることは同じだよね。
ランタンやモバイルバッテリー、ポリタンクは購入して常備しなきゃいかんな。
また新しい台風が発生しているようではあるが、どうだろうか。
さて、そんなトラブルの中、私たち夫婦は停電と断水の対応にいっぱいいっぱいだった。
台風のあとも信号が止まってる場所が多く出かけるのが厳しい。
閉まっているスーパーも多数あり、開いてるところでも客でごった返していて品切ればかり。
水をどうするか、明かりをどうするか、食事をどうするか。
それでも子供達はトラブルを楽しんでいた。
きれいだけどね。
特に息子はトラブルが大好きだ。普段よっぽど暇なのか、何か事件があるとテンションが上がって走り回る。
車のタイヤがパンクし、まとめてレッカー車に乗せられた時も一人だけ興奮していた。
娘がてんかんを繰り返す日はてんかんが起きるたびに「てんかんだてんかんだ」と言って一人だけ走り回っている。
発作が楽しいイベントか何かと思っている勘違い不謹慎野郎だ。
まあそういうもんだよね、子供ってのは。
今回は洗濯もできないし水も少ないから暴れるなと何度言っても興奮して走り回り、
「パパ!パパ!見て!見て!」
と言いながら、よくわからないダンスを私に見せたがるという本当に無駄な興奮をしていた。
まあでも、
暗がりの中、娘のおしりを洗う妻ののために外からライトで照らしたり、いいところもある。
そんな感じで無事に停電と断水も回復した現在、電気がつき水が出る幸せを噛み締めている我が家である。
色々と妻も情報収拾をしてくれたようで、メモとして残しておこう。
台風前にやることリスト
・ポリタンクに飲み水を補充
・お風呂に水をはっておく
・モバイルバッテリーを充電しておく
・紙皿や割り箸を常備しておく
(紙皿でなくてもが皿にラップを敷けば洗う必要ないとのこと)
・事前にパンを購入するか作る
・缶詰やごはん、カレーなどのレトルト品も常備
・充電が切れたら車でも充電できる
これくらいあればまあ二日三日はもつのではないかな。
一応これは台風対策ではあるが、地震や津波のような大災害の対策も別途やらないといけない。
子供達を守れるのは親しかいないのだから。
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