書くことがないとんぼである、ごきげんよう。
だいぶ疲れていたようで、寝ても寝ても寝足りない。休みは多めに必要なんだなぁと思い知らされている。
元気がないとネタも出てこないので、年末にやった認知機能の話。
認知機能に問題ないか
先日読んだこちらの本の話。
非行少年たちの中には、ケーキが三等分できない少年がいるという話。
で、目や耳から入ってくる情報にもゆがみがあって、見て・聞いたことを正しく認識する機能が劣っているとかなんとか。
じゃあうちの子供たちはどうなんだろう??と気になるのは自然の流れ。試しにテストをしてみた。
まず、紙に○を書いて、息子に三等分にするようにいってみた。
すると、小2の息子はまったく思いつかない。本の少年のように、まず半分に切ってしまって、そこからうーんとうなりだす感じ。
小2だと三等分は難しいのかもしれない。
息子が時間がかかったので妻も一緒に考え始めて……考えて考えて、これだ!!と導き出したのが左上のやつ。なんか違う。
三等分って意外と難しいのかもしれない。
正解は、時計の針で4時・8時・12時方向に線を引いて三つにわける形。
ちなみに娘には、三等分の指示が通らずに絵を描き出してしまった。娘のレベルがなんとなくわかる。
認知機能チェック
息子には三等分だけでなく、見たものをそのまま認識できているかもチェック。
適当に書いた複雑な図形を見たまま写してもらった。
見る限りまったく問題なさそう。目で見た情報は、ほぼ歪みなく認識しているらしい。
耳から入った情報はどうなんだろう?と疑問もあるが、普段の会話が噛み合っているのでほぼ問題ないのでしょう。
言葉足らずなところがあるのが気になるくらいで、今のところ、特に問題視する必要はなさそうだ。
じゃあ私はどうなんだ?
……こうやって、家族の認知機能をテストしている私の認知機能ってどうなんだろう。実は私の世界も歪みに歪みまくっている可能性がある。
自分に何の問題もないことを前提としてることが怖くないですか?
そこで、自分自身の認知機能もテストもしてみたところ、特に問題なし。まぁまぁ、良かったのではないか。
認知行動療法が好きでやってるのに、実は認知に問題がありましたでは一体今まで何をやっていたんだという話になる。
いや?認知に問題があるから認知行動療法やってんじゃないんだっけ?
あれだ。外部から入ってくる一次情報はしっかりキャッチしているが、それをどう解釈するかがねじ曲がっているから認知行動療法やってんだ。
本の少年たちは、そもそも1次情報からねじ曲がってるってことなんでしょう。訓練で伸ばせるというから、悲観する必要もない。
というわけで、皆さんも家族とやってみてはいかがでしょうか。家族のコミュニケーションになりまっせ。
ここまで読んでいただき感謝。
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