これまで様々なものを投げつけられてきたとんぼである、ごきげんよう。
これじゃマズイわけだけど、そう簡単に治る衝動でもないから対策を考えたい、というか一つやってみたいことがあってね。
物投げ対策
娘が投げたものは多岐にわたる。
カバンや水筒、お皿にお箸にフォーク、スマホにリモコン、椅子やテーブル、果てはハサミや鉛筆削りなどなど、対応を間違えれば娘は何でも投げる。
怒りで瞬間的にやっちまうこともあれば、怒りを引きずっていきなり爆発して何かを投げることもある。
本人の中に耐えられない怒りの波が襲ってくるのか、何かを投げようとなったら周りをキョロキョロして投げるものを探しだす。顔が怖いぞ。
とにかく投げやすいものは何でも投げるんだが、これじゃあ家の中に何も置けないじゃないか。
小さい幼児ならまだしも、妻の身長に追いつきそうな娘の手の届くところに何も置いちゃいけないって現実的じゃない。
先日はフォーク投げられて義実家のテレビも壊してるし(保険手続き中)、インターホンも壁からひっぺがしてしまった。
この悪癖を放置すると今後とんでもないことになる。
鉛筆削り投げたのが一番怖かったんだよなぁ。あれ、軌道上に誰かいたら大怪我、最悪死んでいたよ。怖いんだよ。
何とかしたいところなのだが……
柔らかいボールってどうだろう
妻がインスタか何かで見たらしいのだが、強度行動障害(暴力的な行動が目立つ二次障害)の物投げ対策に柔らかいボールを導入してるご家庭があったそうな。
投げられても痛くないし物も壊れないようなボールを、いつでも投げられる場所に置いてんだって。
想定通り導入後はボールを投げるようになって、だんだんと物を投げなくなっていったとか何とか。
投げても意味ないって学習したのかな?物投げがなくなった理由はよくわからん。
ただ娘を見ててわかるのは以下の二つだ。
1:何かを投げるまで気が済まない
2:投げるものは何でもいい
そうなんだよ、投げるのは何でもいいんだよ。手元にある投げやすいものなら何でもよくて、リモコンがあったらリモコン投げるし、包丁があったら包丁投げているはずだ。
最近はソファによく座っているので、何かを投げる時はソファのクッションを投げることが多い。
クッション二つテレビにぶん投げて、「やっちゃたのー!!」と言って終わる。クッションで満足するならボールでもOKでは?投げやすいし。
娘に止められない衝動が襲ってきた用に柔らかいボールがあったらすごくありがたい。もちろん我々の暴力緩和ケアも変わらず継続しつつ。
いくら投げられてもまったく痛くないし物も壊れないなら素晴らしいじゃないか。被害ゼロで娘の衝動的なストレスを発散できる。
素晴らしい。今すぐ導入したい。
気になるのは
気になるのは、子供に怒りを暴力で発散させる実験が逆効果だったという研究を聞いた子とがあること。何だっけ、ソースがわからん。
バットを持たせて人形を殴らせることで、親への怒りを発散させるといった心理療法を受けた子供の攻撃性が逆に悪化したとかなんとか。
類似ネタはすぐに見つかったけど、似たような論理だろう。
娘が柔らかいボールを投げることで、物を投げる悪癖が強化されやしないか??余計に攻撃的になるのでは??という不安もなくはない。
が、どうせ娘が物を投げるのは止められないのだから、どう転ぶかはとりあえず試してみてから考えることとする。
まずは家族の安全(+家財の安全)を確保することが最優先だと結論づけたい。
投げつけてやった!という達成感は娘が得てくれないと困るので、やや大きめのボールを多めに購入して、家中や義母宅に配置したいところ。
フェルト製かスポンジ製もあるらしいので、もし経過がよければ学校やデイサービスにも導入を勧めよう。
余談
では最後にこれ。
6/24 認知行動療法6日目
筆記開示 +20分(累計120分)
7つのコラム +1(累計6)
おかげさまで、息子の前で”理想の父親"が演じられない自分が凄く嫌だと判明しつつある。
常に笑顔で話して抱っこしてハグして、ドラマに出てくるような最高のパパみたいな。一時的ならできるんだけど、継続的にできないんだよな。
息子とちょっと遊ぶと、父の機嫌がいいと思ったのかすぐに抱っこを要求してくる。抱っこ拒否したいが、理想の父親が抱っこを拒否するわけないから罪悪感がすごい。
だから断れないし、嫌悪感爆発させながら抱っこすることになる。ならば最初から話しかけない方がいいから、会話を極力避けたくなる
完璧主義がすごく悪さをしてそうな気配。どうだろうね、ではでは。
ここまで読んでいただき感謝。
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