忙しめとんぼである、ごきげんよう。
バタバタとした1日になってしまった。娘がスイカを皿ごと放り投げたのがハイライトかな。
時間がないので簡単に息子の成長を記したい。
息子、恥を知る
昨日書いた通り、息子は夏休みの宿題として貯金箱を作った。
完成品とは言い難い出来栄えだったのだが、宿題をやったこと自体を認めていこうとのことで完全スルー。
ちなみにばぁばは気に入らなかったようで、何度も太鼓の貯金箱を「謎の物体」と呼んでいたが。
さて、本日は息子の2学期が始まる日。初日なので多くの荷物を持っての登校、もちろんあの貯金箱も持っていった。
それはそれで終わった話なのだが、周りの子は一体どんな自由研究をやってきたのかは興味があるじゃないか。
どの程度の仕上がりが4年生レベルなのかと。あまりに適当な作品だと浮いてしまってなんやかんや言われるだろうが、周りのレベル次第だよなーと思って。
で息子に聞いてみると、みんな凝ってるのだ。
折り紙?か何かで作ったパラパラすると色が変わる工作物(?)やら、折り紙で作った色とりどりの傘の作品。
自分で作ったコマがいかに回るかの研究、理科の授業で使ったモーターを再利用してのゴム飛ばし機などなど。
私が想定してたよりも、小学校4年生の自由研究(+工作)はレベルが高かった。ここまでしっかりやるのかと素直に驚いた。
親のサポートも当たり前のようにあるのかもしれん。
クラスメイトの自由研究に「へー面白いねー」などと興味を示しつつ、嫌な感じにならないように聞いてみたんだよ。
息子も宿題出せたか、移動で壊れてなかったかと。
すると息子がいうんだ。
「出せなかった、絵本バッグに入れたままにしてある」
……モゴモゴとそういうから、意外と驚いて。
こやつに恥ずかしいという感情が存在したのかと。
いや、正確には"恥ずかしい"という言葉は出てこなかったんだけども、他の子の作品を見て自分の太鼓は出せないレベルだと判断したようだ。
出来上がった作品はクラスの後ろに飾ることになっている。近々授業参観があるし、お披露目する前提なのだろう。
実際、夏休みに一生懸命に作ってきた作品という一面があるから、本来なら飾ることは皆まんざらでもないはずなのだが。
息子はいう。
「クラスに誰もいない時にこっそり出す。名前は書かなくてもいいんだよ」
うーむ。
自分の名前も出したくないような作品ってことか。
私と似たような価値観を持ってるようで、成長を感じたよ。お疲れさま。
ちびまる子ちゃんの原作にも似た感じの話があったようななかったような。
これも教育か
ということで、親が「恥を知れ」と口でいうより、身をもって恥を知った息子の話。非常にためになる宿題だったといえる。
もちろん自分が精一杯作った作品なのだから、恥じる必要などないという見方もある。息子にそんなことを言うと嫌味だと思われそうだが。
これで何かを学んでそれなりのものを仕上げるようになるか、もしくは最初から宿題に取り組まない選択をするかもしれない。
どういう選択をするかは息子次第なので置いといて、とりあえずこれはこれで大きな学びとなったのでしょう。
これも教育の一つの形か。私も勉強になったよ。
認知行動療法68日目
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