ステップファザーにできること

重度知的+発達障害の娘と、二人のやんちゃ息子の父によるステップファミリーの話

子供が親に求めているのは、どうやらお金ではなさそうな話

息子(小4)と遊んできたとんぼである、ごきげんよう。

 

お昼から部活でその前に一緒に遊びたいというので、イオンのゲームセンターに行ってみた。たまにはこういうのもいい。

 

太鼓の達人やマリオカート、ホッケーなどを楽しんだが……なんだろうね。

 

◆家族の紹介

お金も大事だけど

息子は小4で、もうすぐ10歳になる。長距離移動は嫌がるし、公園散歩も嫌がる。もはや今まで通りには一緒に過ごせない。

 

だからお金を使った遊びがいいのかなーと漠然と思ってた。だからゲームセンターなんだけども。

 

冒頭で書いた通り、息子と2人で色々とゲームをしてみた。

 

だけどまぁなんと言うか、あまり盛り上がらない。わからんよ、集中してるし夢中でゲームはするけれど、どこか笑顔が少ない気がする。会話も少ない気がする。

 

一応こちらは盛り上げようと声を上げて頑張っていたが、いまいちリアクションが薄い。

 

楽しんでるとは思うが、私の想定してた楽しみ方と違うというか。ゲラゲラ笑ってくれたらわかりやすいんだけどなぁ。

 

もう10歳だからこんな感じか。

 

こういう遊びは親とではなく、友達とやった方が楽しめるのかもね。色々と文句も言えるし、親だとなんとなく接待されてる感が出てる可能性も。

 

一応あちこちゲームはしつつも、楽しんでるのかよくわからないまま部活の時間がやってきたので帰宅。

 

の前に、少し勇気を出してみたんだよ。

息子、笑う

ゲームセンターからの帰り道、急げ急げーと早歩き。そこでふと頭をよぎる。

 

最近読んだ本で、相手を喜ばせることを考えろとあってね。

 

自分のことよりもまず、相手がどうしたら喜ぶのかを第一に考えると人生はいい方向に転がっていくというやつ。一理あるなとビビビっときたんだよ。

 

……あぁ……でもいやだなぁ……やりたくないなぁ……いやでも喜びそうだし、やってみるか……

 

ぐっと心に気合をいれて、冗談まじりに息子に聞いてみた。

 

「よし、父ちゃんと手つないでみるか」

 

……息子と手を繋がなくなって結構経つかな。距離は近いけれど手は繋がない。なんか嫌だし。ベタベタ好かんし。

 

しかし息子に喜ばせるために私にできるのはそれくらいだ。

 

金はこれ以上出せないが、こういうのもありかなと勇気を出して言ってみた。(手繋ぐの本当に嫌なんだよ)

 

すると息子は「えぇ〜いやだよ〜」と言いながらもまんざらでもなさそうな表情だったので、無理やりに手を繋いで2人でジャンプしながらダッシュ。

 

息子はケラケラ笑ってとても嬉しそうで、飛んで跳ねて。すっごい笑ってた。ゲームセンターで笑わなかった小僧が、手繋いだだけで見える世界が変わったようだった。

 

ジャンプしてるところママに送ろう!と言って写真を収めたのだが……この画像の息子の笑顔がねぇ……なんかもう……これ以上ないくらいの笑顔なんだよ。

 

それはそれは輝いた笑顔をしているんだよ。こんなに幸せそうな笑顔するのかよ。

 

心が痛くなるのは何でだろうね。嬉しさ20%、苦しさ80%といったところか。

あなたに笑って欲しいから

さて、私の心の闇はとりあえず置いておくとして、今回得た結論を書く。

 

人を喜ばせるとは何なのか。子供を喜ばせるとは何なのか。たどり着いた一つの答えは、笑顔である。

 

子供を喜ばせたら、子供は笑顔になる。子供が笑顔になったら、親も笑顔になる。

 

では子供が喜ぶことって何なんだろう。それはきっと親が笑顔でいることだ。赤ちゃん見ても思うよ、子供は親の笑顔が大好きだから。

 

親が笑顔だったら子供が笑顔になる。そして子供が笑顔になるなら、親も笑顔になる。

 

親子揃ってずっと笑顔でいられる永久機関の完成である。まぁ机上の空論ではあるけれども、親の愛情というのは案外こういった単純なものなのかもしれない。

 

親が最初に子供に笑顔を与えて、愛を教えて、愛を教えてもらって、愛を育んでいく。

 

あなたに笑って欲しいから。

 

これが親の愛なのかもしれん。

 

まぁ何もかも笑顔で乗り切れるほど甘いもんではないだろう。

 

それでも親が笑顔で見守っててくれるのならば、子供はどこまでも行けるのかもしれない。

 

おわり。

 

◆生活改善記録

筆記開示136日目 +20分(累計1935分)7つのコラム+1(累計136)

食事制限 42日目 +1(累計38)

 

ここまで読んでいただき感謝。

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