赤ちゃんの成長を見守るとんぼである、ごきげんよう。
仰向けで寝ることしかできなかった赤ちゃん、今では寝返りを打てるようになり、ずり這いができるようになり、上手にボールをつかんで投げるようになり。
何ができて何ができないのか、毎日見てるから大体把握してる。
これって重要だったんだなーと最近よく思う。娘と息子の時にはなかった感覚だから。
ステップファザーとんぼ、何も知らない
妻の連れ子を養子にした私は、子供たちの状態をまったく把握できていなかった。
まだ結婚する前、娘は4歳で息子は2歳くらい。小さな息子もとことこと歩いていた。
だから、この子(息子)は1人で歩けるという認識があった。
でも散歩に行ったりすると、途中でもう歩けないとグズる時があったりして。その度に妻が抱っこしてたような気がする。
当時、何となくもやっとしてたのを覚えてる。
歩けるのに何で歩かないんだろう??甘えじゃないか?
本気でそう思ってた。口にも顔にも出さないけれど。「できるくせに」と心のどこかで感じてたことが多かった気がする。
今はわかるよ。当時の息子にとってはあれが本気。歩いて歩いて、これ以上は歩けないくらいに歩いたのでもう疲れてしまっただけ。
それがねぇ。
産まれた時から一緒にいて、成長を身近で見守っていて、いつから歩いたとか、どれくらい歩けるようになったとか。
そういうのまったく見てない私の目には"甘え”としか映らなかった。きっと妻から見たらそうじゃなかったから、抱っこしてたんだろう。
言葉遣いもそうだし、日常生活とか色んなところに「できるくせに」があった気がする。特に息子に強かったはず。
これくらい出来て当たり前では?
幼児をめちゃくちゃ過大評価してたのかな。乳幼児とまともに接したことがないから仕方がなかった部分もある。
無知に加えて、育児経験なしというのがさらに悪影響を及ぼしているな。
なんとなく、息子を抱っこするのが嫌だと感じることにも繋がっている気がする。
もう抱っこなんていらないくせに。
そんな思い、少なからずある。結婚当時から抱っこいらないだろって思ってたから。
赤ちゃんの時から毎日抱っこしてたら、また違うんだろうなぁって。この子には抱っこが必要だって当たり前のようにわかったんだろうなぁって。
赤ちゃん時代に接することが、それはそれは大事だったんだよ、きっと。
今でも苦しんでるかも
今でこそ7年近く一緒に過ごしてるから、子供たちができることできないことなども(大体は)把握してる。それでも最初の認識のズレがかなり尾を引いてる。
多分今もどこかで引きずってる。
懐かしい記事を引っ張り出すと、これとかそう。当時3歳なんだけど。
何も出来ない状態から少しずつ成長していく姿を見てないから、出会った時には完成した存在だと認識してた節がある。
言葉で意思の疎通ができて当たり前、他人に共感するのも当然だし、ひたすら歩き続けるのだって普通、話せば理解してくれるだろう……と。
あれ、最初会った時の息子って喋ってったっけ。覚えてないのは多分それどころじゃなかったのでしょう。
そんなステップファミリーは一般的な育児とは違った難しさがあるよというお話。
子持ちで再婚考えている女性の方はぜひお気をつけて。相手には子供の状態を事細かに文書にまとめて教えるくらいでちょうどいいかもしれない。
子育て未経験の男は、いいお父さん感を出すことに必死で何も知らないぞ。
◆生活改善記録
筆記開示137日目 +5分(累計1940分)7つのコラム+1(累計137)
食事制限 44日目 +1(累計39)
ここまで読んでいただき感謝。
↓のウサギをポチすると、さらにとんぼが喜びます。