ステップファザーにできること

発達障害の娘とやんちゃ息子の父によるステップファミリーの話

娘(特支・小6)、強度行動障害だと医者から言われてしまう話

食べる人もいないのに鍋を作ったとんぼである、ごきげんよう。

 

娘は私が一人で対応すると決めたために、夕食を家族揃って食べることはなくなった。今までのようにがっつり料理する必要も無い。

 

でも先週までは家族がみんないると思っていたから鍋の具材買っちゃってね。娘と二人で食べたよ。食べたというか、食事介助というか。

 

寂しいね。

 

さて、強度行動障害の話。

 

◆家族の紹介

娘、強度行動障害だった

このブログでも何度か書いていると思うが、暴力癖のある娘はどんどんエスカレートしていて今や強度行動障害レベルでは?と疑っている。

 

強度行動障害は、ひどい自傷や他害が長期に渡るやつ。

 

ただ疑っているだけで、心の中では30%くらい。強度行動障害ってもっと暴れるやつでしょ、娘はそこまでじゃないよって思ってる。

 

だから夜な夜な蹴られまくっても楽観的でヘラヘラしてる。

 

それが本日、娘のてんかんと発達の定期受診がありまして。最近の悩み事や攻撃性などを医者に相談し、その流れで質問したんだ。

 

うちの娘は強度行動障害に片足突っ込んでる気がするんですが、どう思われますか?と。

 

すると、医者はあっさりと返答した。

 

「うん、そうですね」

 

……

 

びっくりした。

 

いやいやそんなことはないですよとか、心配しすぎですよとか、考えすぎですよネットの見過ぎですよとか。

 

私としては否定されると思ってたから"片足突っ込んでる"と表現したのに、まるで当然かのように肯定するから普通に驚いてしまって。

 

その私を見て、医者も言葉を間違えたと思ったのかフォローされてしまった。

 

"強度"行動障害だから人によって程度の差もある。ひどい方だと顔の形が変わるまで自傷したり、自分の手を噛みちぎろうとして包帯巻いてる……などなど。

 

しかし、うちの娘が強度行動障害ではないと否定はしなかった。

 

……あーでも実際は、片足突っ込んでることを肯定されたわけだから。半分強度行動障害というか、中度行動障害と言えるのかもしれない。

 

まぁ言葉遊びしてても仕方がない。ただ思っていたより深刻なのは間違いない。医者の目から見ても、娘は一線を画した存在へと進化したのだろう。

 

一緒に住んでると感覚が麻痺するんだよ。叩かれて蹴られて引っ掻かれても、もはや日常茶飯事だから。当たり前すぎてブログのネタにもならない。

 

早朝から数時間ドライブに行かざるをえない日が続いても、オーディオブック聞けてそこそこに楽しい時間だから。

 

こんなん誰もがやってるだろって思っちゃうよね、みんなそうでしょう?

ここが分水嶺か

医者に聞かずとも、強度行動障害の本をすでに手元に数冊用意してある。半信半疑がほぼ確定に変わったということでむしろありがたいと考えよう。

 

発達障害同様に、強度行動障害のレッテルを貼っただけで本人の何かが変わるわけではない。ただ暴力軽減対策として非常に役立つはずである。

 

ここ数ヶ月で娘とドライブに行く回数が激増してる。年末年始なんてほぼ毎朝行っていた。

 

以前はそんなことなかったよ。ドライブ行かなくて何とかなった。朝も寝てたし夜も寝てたし映画も見られたし、そこそこ仲良くやれた。

 

それがもうできなくなっちゃったんだよね。

 

子供の頃から夢見ていた家族団欒の時間は、今回の人生では諦めた方が良さそうだ。強度行動障害の娘と生きていく人生になりそう。

 

孤独とか寂しさとか言ってられんな。ここで娘と真剣に向き合わなければ、一生後悔する。それに改善もするだろうしそう悲観的になることもない。

 

頑張ろう。

 

◆生活改善記録

筆記開示201日目 +5分(累計2285)7つのコラム+ 1(累計201)

 

ここまで読んでいただき感謝。

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