娘しか話し相手がいないとんぼである、ごきげんよう。
土曜日の夕方から月曜日の朝までずっと二人だった。36時間二人だけ。他の家族と完全に別れて行動している。これを書いている今も二人だ。
なんとなく納得いかん気持ちは正直あるが、孤独ってのはこういうことさね。それに対応自体は問題がない。
クリアはした
日曜日、朝起きたのが8時。ちょうどいい時間。家族も起きてくる時間なので、顔を合わせないように早々に出かけることにした。
「暴力癖のある障害児と朝からドライブ」から受ける印象が悪いと最近書いたので、メインを公園巡りとして旅に出る。
二つくらい寄ったかな。
娘はご機嫌で問題なし、一度も暴れることなく無事に帰宅した。3時間くらいの外出か。
その後誰もいない自宅に戻り、娘とだらだら一緒にテレビ見て料理してご飯食べて……危機一髪だった案件もあり。
落ち着いたら昼過ぎからお出かけ。今度はウォーキングを目的として旅に出た。
娘と1時間近く歩いて、途中シールを買ってあげたりおにぎり食べたりして。
帰宅したのは18時ごろ。風呂入って、一緒に絵を描いて、テレビ見て、ご飯食べて絵本読んで、20時に就寝。
娘と遊び回って一日が終わった。
……といったただの日記なんだけども、驚くべきは一度たりとも娘から攻撃を受けていないこと。
手前味噌な話ではあるが、私の対応は非常にバランスが取れていると思う。
娘が声に出して要求したものには即座に対応してる。せっかく言葉にできたのだから応答率は最大限高めてやらないといけない。
また口に出さずともジェスチャーで「やってほしい」アピールをしてきたものも、気づけばできるだけ対応してる。
でも娘が自分でやろうとしてるものには一切の手を出さない。あとよほど危険なものじゃない限り止めもしない。ただ見てる。
じゃあ何でもありかといえばそうではなく、トイレ後の手洗いやら風呂上がりのドライヤーはやってもらう方針で声かけている。
完璧は目指さず、100%でなくともいい。ドライヤーも逃げ出すほどやりたくないならやめる。
みたいな感じかなぁ。
ある程度の信頼関係ができつつあるので、声かけには素直に従ってくれる率は高い。怒ることもない。
というか強度行動障害の娘が攻撃しない1日があったってことがどれほどすごいかってことよ、自分を褒めたいね。
医者が否定しなかったとはいえ、強度行動障害という言葉を使うのが申し訳なくなるくらいには調子が良い。
でも持続不可能
といった自画自賛では終われないのが現実か。
普通に持続不可能な生活だなこれは。だってこんだけ頑張って一日過ごしても、夜間の睡眠はぐっずぐずだから回復しない。
夜間の攻撃頻度も攻撃強度も確かに改善傾向が見られる。でも安眠はできない。定期的に起きて布団をはがしたり起き上がったりくっついてきたりする。
昨晩も1時ごろから朝まで定期的に起こされた。
不安なのはわかるしくっついたら落ち着くのもわかるんだけど、くっつきたくない。
私が動いたら娘も動く。だから動けないし、腕に腕を乗せてきて重いし痛いし窮屈だし本当にいやだ。
でもくっつかないと蹴られるからくっついて、隙を見て離れたらしばらくして引っ張られて起こされる。とてもしんどい。
こうやって体力と気力を削られていずれ対応できなくなるだろう。つまり持続不可能である。
あとはネタ切れもあるよね。デイや学校で過ごす日々があるから乗り越えられただけ。これが毎日朝から晩まで一対一となったら無理だ。私もきついし娘もきつい。
うーむ。まぁでも、自傷も他害もパニックもなく、自宅に閉じこもっていたわけでもない。
それなのに大きく社会に迷惑をかけることもなかった。改善点はあるけれど対応自体は大きく間違っていないのだろう。
まぁ一対一だからね。一対一ならこれくらいできないと困る。あとたまたま機嫌がよかった説もある。
そういえば夜間の不眠・不安がひどいと医者に訴えた結果、本日から精神安定剤が微増となる。極々少量ではあるものの、少しでもいい効果があればと願っている。
せめて夜に寝られれば、持続可能な生活に一歩近づくんだけどねぇ。
ここまで読んでいただき感謝。
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