久しぶりに家計簿をリセットしたとんぼである、ごきげんよう。
10月から3月までとんでもなく忙しくて金の計算どころではなかったのに、蓋を開けてみたら意外と悪くない結果。節約生活が身に付いているということか。
その一環で保険関係も再チェックしていると、やっぱありがたいなと思う訳です。
学資保険ってあんまり
新NISAも盛り上がってるので投資を始めている方も多いはず。ネットを見てると新NISAさえすれば人生あがり!みたいな雰囲気もあり、どこか怖いなと思わなくもない。
その中で学資保険についての批判もたまに目にして、その度にうっとなる。なぜなら我が家は学資保険を毎月積み立てているからだ。
娘と長男が15歳になるまで毎月積み立てる契約で、積み立て終了後は1.5~1.6%あたりの利回りで運用される。
正直、今の私なら入らない。これなら貯金した方がマシまであるなと思うし、15年積み立て投資してたらより増えている可能性も濃厚だ。
だって15年だから。積み立てで利益を得るには十分な期間といえる。現代のNISAを知る人たちならまず選ばない選択だろう。
また妻が元夫との離婚時にもらった慰謝料が外貨建て保険にぶちこまれている。3%運用と悪くないが、13年以内に引き出すと元本割れするやつ。
つまり13年間は絶対に引き出してはいけない。
妻は結婚当時に言っていた。
「このお金は親戚のおじさんに言われて預けててよくわからないから、ないものとして考えよう」
ということで、本当に存在しないものとして扱ってきた。
これまでの結婚生活では何度も貯金ゼロ、むしろマイナスになって親から借金することすらあった我が家。
それなのに毎月の学資保険は払い続け、外貨建て保険として預けられているお金には触れることもなく何とか乗り切った。
乗り切ったのがすごいよ。何度もこれ解約してもいいのでは?と言ってはみるも結局解約はしなかった。なぜなら私もよくわからなかったのだ。
解約したらなんかやばい気がする、損する気がする、親としてどうなんだ……と雰囲気だけで解約をやめて。
そんで実際に金がなかったらないで何とかなってしまったから不思議である。
あるだけ使う
何も知らないあの頃の我々夫婦にとっては、保険は非常にいい選択肢だったと思われる。
保険のおじさんの口車に乗せられて、とりあえず強制的に金を徴収されて、何かはよくわからないけど知らない場所で勝手に積み立てられている。
詳しくは知らないけど途中で解約するのはどこか気が進まないから、何とか頑張って金だけ支払い続ける。
結果、数年後には支払った元本+αをまとめて回収できる。本当にありがたい。
結婚当時に何にお金を使ったかなんてほとんど記録もしてない。あっという間に貯金が底をついた。
保険に入ってなかったら、おそらくすべて使い切って手元には何も残らなかったはずだ。何に使ったかもよくわからない消費で。
首がまわらない赤字状態を体験できたのも非常によかった。家族がいるのに生活費がない恐怖。人生観を大きく変える経験であった。
全然あり
新NISAは簡単で放置してれば金が増えるみたいな話もあるけれど、そこにたどり着くまではハードルが高い。証券口座を開設して、銘柄選定して、積み立て設定して。
少なからず勉強が必要なのだ。
「周りがやっているから」だけでは暴落時に損切りしてしまうだろうし、暴騰時に利確してしまうかもしれない。
何より投資は生活防衛資金のコントロールが必要になる。
ある程度勉強した今なら、長期間の学資保険に契約するくらいなら自分で貯蓄なり運用するが。
状況によっては学資保険に入るのも全然ありだな。学費については元本保証もかなり重要ではあるし。
身内ばっかり勧誘しやがって!!と思っていたおじさん。マネーリテラシーがない我々を助けてくれていたんだね。ありがとう。
◆生活改善記録
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