実家の猫の病院受診に行ってきたのだが、
病院にてこんな張り紙を発見した。
その名も猫バンバンプロジェクト。
まったく知らなかったので少し調べてみた。今回はそんな猫バンバンプロジェクトを簡単に紹介していこう。
猫バンバンプロジェクトとは
日産自動車がSNSで発信したことから始まったらしい、猫バンバンプロジェクト。動画を見たらその内容がよくわかる。
猫は暑いと涼しいところへ、寒いと暖かいところへ隠れる。
そこで猫が隠れるのが車の内部。エンジンルームやタイヤの内部に猫が隠れていることがあるので、運転する前にボンネットをバンバン叩いて猫を逃がそう!という取り組みのようだ。
こんな運動があることを今さらながら知ったのだけども、とてもいい取り組みじゃないか。甘く見てたら、本当に猫を殺しかねない。
wikipediaより引用するが
同社が行ったアンケート調査では、猫バンバンを行ったところ、7人にひとりが実際に猫が隠れていたと回答している。
7人に一人ってほんとかよ!と思わなくもないが、実際に猫が隠れていることはある。
我が家で以前に飼っていた愛する猫も、車の車体の底?のほうに入り込んでずっと鳴いているところを保護した。
あの時鳴き声に気づいて助けなかったら、車の持ち主も気付かずに殺してしまっていた可能性もある。赤ちゃんだったし。
実際に猫を殺してしまう可能性がある以上、これはいい取り組みだね。2016年からやっていて知らなかった自分を恥じたい。
バンバンだけではダメらしい
少し気になって猫バンバンプロジェクトを調べていたのだが、実際にはバンバンとボンネットを叩くだけではダメらしい。
怯えてさらに奥に入って出てこなくなることもあるそうだ。
そのため確実なのは、ボンネットをあけて中を覗くこと。
教習所では運転前に必ずチェックさせられていたが、日常的にやっている人はあまり見ない。うちの周りではね。私もやってない。
もしかしたら猫が入っているかも!ということもあるし、点検の意味も込めて運転前にボンネットを開ける習慣はつけてもいいんじゃなかろうか。
車の下もチェックしよう
今までボンネットをバンバンすることはなかったのだが、猫が多い実家に行った時に必ず行うのが車の下のチェックだ。
野良猫がのんびり眠っていることがあるし、エンジンをかけても逃げないことがある。
これが怖くてね。急いでいる時にささっと車に乗ってエンジンかけて発進したら、踏み潰す恐れがある。
猫だから大丈夫だと思うじゃないか。違うんだ、実際に近所のおじさんが車の下で眠っていた野良猫を轢き殺してしまったことがあった。
うちの母も姪っ子もかわいがって名前までつけていた野良猫だったので、かなりショックを受けていた。そういうことが実際にあるのだ。
警戒心が強すぎる猫もいればぽけーっとした猫もいる。
これからは車の下はもちろん、ボンネットもチェックしてから発進しよう。
地域に猫が多い人はチェック
以上、動物病院で偶然見かけた猫バンバンプロジェクトの紹介であった。
昨今では猫ブームがずっと続いていて、地域で猫にご飯をあげたりしているところも多いんじゃなかろうか。
私がよく行く公園には猫がかなり多くて、わざわざご飯をあげにくる人たちもいっぱいいる。猫と人間が共存しているのだ。
そんな時代なのでね、人が少し注意するだけで防げる事故は防げるようにしていきたいね。
ちなみに本日実家に猫を送った帰りにも、車の下に野良猫が眠っていたぞ。
危ないんだよ。のどをゴロゴロ鳴らして人懐っこいこいつはかなり危ない。もっと警戒心を持って欲しいもんだね。