息子と出会って早3年、一緒に住み始めてから2年が経過する。
このブログでも度々息子についての記事を書いているが、そのほとんどがイライラした話やぶちぎれた話ばかりだ。
それもちょっとどうかと思うので、今回は少し趣向を変えて息子のいいところ書いてみたい。
いいところなんてあるのか?と思うじゃないか、あるんだなこれが。
息子がもらってきたお菓子
これが真っ先に思いついたのだが、息子は分け合う精神がある男だ。
保育園のお友達から、たまにお菓子をもらってくる息子。イベントがある度におかしをカバンに忍ばせて帰ってくる。
私の小さい時の姉や兄ならば、それは自分のものだと分け合おうとはしなかったはずだ。
だが息子は分け合う精神がある男だ。二回書いた。
「このお菓子、姉にもあげて、ママにもあげて、パパにもあげる」
とかなんとか言って、小さなお菓子も毎回小分けにして家族にわけてくれたりする。なかなかできることではないな。
いつだったか、娘も私もいらないといった裸のお菓子の切れ端を、ママにあげるといって送迎の車内の中でずっと手に持っていた。
汚いな!と言いたくもなったが、まあ優しさからくる行動なので黙っておいた。いいやつだ。
本日もホワイトデーでもらったお菓子を娘にも半分あげていたぞ。
気がきく息子
空気を読まずにムカつく行動や言動をすることも多い息子であるが、たまに気がきくこともある。
朝は妻が遅刻しないように急いでいるのだが、息子は気づいたら靴も靴下も履いてカバンも持って玄関で待っていることもある。
また食事が終わったあとにテーブルを拭いていたりするし、いつの間にか寝室に布団を全て敷いてBGMかけてアロマまで炊いてくれていることもある。
家族のために何か貢献しよう!という姿がたまに見られるぞ。本当に助かる。
親がぶちぎれた時
私や妻がぶちぎれることは度々あるのだが、その度に息子は娘と一緒に過ごしてたりする。
あまり物言わぬ娘に、息子が絵本を読み聞かせしていることもあった。
そ、そんなことある!?
と今は思うが、その当時はイライラしてその行為もムカついたものだ。
また娘が絶対に薬を飲まないと暴れて親と喧嘩をした時も「お薬さんが姉の口に入りたいって言ってるよー」と息子が娘をなだめて薬を飲ませてくれたりとか。
息子なりに自分の考えがあり、周りの人のことも色々と考えているようだ。
寝る時の定番の挨拶
そして息子と接していて一番安心するのは、夜寝る時の挨拶だ。
最近は娘と息子は先に寝室で二人で寝かせるようにしているのだが、それでも寝る時の挨拶はかかさない。
おやすみ前の息子が必ずいうことがある。ぎゅーっと抱きついて、これだ。
「きょうもいちにちおつかれさま、だいすきだよ」
たまに定型文のように言うこともあるが、息子はこの言葉を気に入っているようだし我々夫婦も「大好きだよ」と返す。
これはなかなかにいい習慣なのではないか。
いいところがなくても好きだという気持ち
以上、息子の思いついたいいところを簡単に挙げてみた。
ブログのネタになるのはムカついた話ばかりだから、たまにはこんな話もいいんじゃないか。
ただこの記事を書きながら引っかかったことがある。息子にいいところも悪いところもないのだ。
私の言う「息子のいいところ」というのは、私にとって都合のいいことである。そして悪いところは私にとって都合の悪いところでもある。
そういうことじゃないんだよね。息子が何をしてもしなくても、私は息子を愛しているし家族なのは変わらない。
だからまぁ、どんな息子も受け入れていこうってことで、今から引っ越しの準備をします。お疲れ様でした。