我が家族は、下の子が幼稚園になるタイミングで2年住んだアパートから引っ越すことになった。
なったはいいのだが、やはり3月のこの時期は引越し料金が高いのだ。というか高すぎない?びっくりする。
敷金や保証金など数十万かかるので、できるだけ引越し費用は安く抑えたいと節約した結果。なんとも面倒なことになってしまった話をしたい。
3月末の引越し費用は超高い
まず聞いてくれ。当たり前だが3月末というのは、引越しの繁忙期だ。そんな季節だ。
今の住処に引っ越してきた時は、荷物を全て運んでもらって5万円を切った。11月という実に中途半端な季節だったからだろう。
今回は3月の下旬。まず有名な引越しのサカイに見積もりをお願いしたら、これだ。
冷蔵庫・洗濯機・テレビ・食器台の4点の輸送だけで10万円
いや、無理でしょ。その4点だけに10万円払うほどお金持ちではありません。
その一週間前なら7万円になるという話もあったが……微妙だよね?だって7万円払ってこの4点だけ運ばれてもさ、どうしようもないよ。
こりゃきついなーと他の業者にも見積もりをお願いしてみることにした。
子供たちは最後まで学校に通わせたい
私たちの前提としては、娘の修了式や息子の卒園式までは引越しは控えたいというものだった。
そのため3月の下旬で考えていたが、どこで相談しても予算的に厳しい。そこで生まれた折半案が、
荷物だけ先に引越しして、家族は一週間だけ引越し前のアパートで暮らす。
引越し前のアパートにはもう冷蔵庫もテレビも鍋も皿も何もないが、そこで暮らすのだ。
割とむちゃくちゃな案だが、もうこれしかない。お金がなければこのような苦渋の選択を迫られてしまうのである。
ちょうど地元の業者が全て運んで9万という、いい感じの価格を提示してくれたので乗ることにした。引越しってお金がかかるんだね。
何もない家で過ごす一週間
というわけで、本日朝から引越し業者とともに引越し先へ荷物を運んできた。
土日は引越し先に泊まるが、月曜からの一週間、我々家族はほぼメインの家具を奪われた状態で生活することになる。
テレビも見られない。冷蔵庫もないしレンジもない。テーブルもないけど、一体どこでご飯を食べるんでしょう?不思議です。
布団がなければ風邪引いちゃうからいくつか置いてきたけど、あとあと持ってくるの面倒くさい。カーテンもなかったら辛いので残してきた。
洋服なんかも洗濯できないから、毎日コインランドリーか。ううーむ。非常に面倒な日々がまっているぞ。
ただ私の母がこの一週間の全てのご飯を作ってくれることになった。末っ子の私がいなくなるということで、腕をふるってくれるとのこと。
こんなにありがたいことはない。いやはや、最後まで迷惑をかけるね。なにせお箸もないからね、こっちは。大変だ。
妻任せの引越し・完
と、偉そうに引越し話を書いているが、今回の引越しはほとんど妻任せであった。
娘の学校関連の手続き、デイの手続き、病院の手続き、息子の学校の手続き、引越し先・引越し前の不動さんとのやりとりなど、全てが妻である。
私は何をしていたんだろう。長らく体調不良でぶっ倒れていて何も覚えていない。
荷物を運ぶ今日、引越し先の間取りを初めて知ることに自分でも驚いた。住所も名前も何もしらない。知っているのは家賃だけ。ま、まぁこんなこともあるさ。
そして全く予想してなかった和室があることに笑ってしまった。畳間にテレビとか久々に見る。
これまで妻任せだったので、ダンボールの荷物詰めと荷解きだけは率先して結構頑張ったよ。疲れた。
引越しが面倒くさすぎて妻と喧嘩しまくりではあったし、ちょっと頑張ったところで妻が許してくれるとは思わないけども、終わったことはしかたないのだ。
私のせいにするのではなく、これからどうするか考えてくれ、妻よ。
がんばろー