ステップファザーにできること

重度知的+発達障害の娘と、二人のやんちゃ息子の父によるステップファミリーの話

「子供のためにやってほしいこと」を妻に押し付けても意味がない話

最近息子との大げんかを経てまた一つ成長したとんぼである。ごきげんよう。

 

成長したのはいいのだが、それでも家族は毎日変わっていく。家族との関係性もそうだが、物理的なスケジュールや日程も変わっていくのである。

 

我が家は3月末に引っ越してきて、まだ帰宅後の流れなどもさだまっておらずグダグダしているが、少し妻と争って気づいたことがあるので書いていきたい。

妻には子供達とご飯を食べてほしいお父さん

私の中での家族のイメージというかなんというか、子供達にはぜひ家族でご飯を食べてほしいと思っていたりする。

 

ただ私は食事制限が好きなので子供達と同じものはあまり食べないし、別途用意するのに時間もかかったりする。

 

だから、帰宅後の妻に子供達とご飯食べてほしいなーと思っているのだ。

 

円卓を囲むと士気が上がるという話もどこかで見たし、家族の時間なんて1日のうち2〜3時間しかないんだから、ご飯くらい一緒に食べた方がいいと思っている。

 

ただ問題は今の帰宅時間である。

 

18時過ぎに娘と息子を迎えて帰ってきたら、息子は砂だらけで汚れているのでお風呂に入らざるをえない。

 

なので私と子供達だけで風呂に入る。風呂をあがった頃に、妻が帰宅。なんやかんや片付けした妻が風呂に入るのは19時ごろ。

 

さすがに子供達を待たせられないので先にご飯をあげるしかないんだけど、一緒に食べて欲しいなと思うわけなんだよ。

 

というわけで、子供達が20時に寝るんだから妻は20時から風呂入ったらいいじゃんという話をしたら拒否された。

絶対に先に風呂に入りたいという妻

もともと綺麗好きというのもあるし、仕事から帰ってきて疲れているし、まず先に絶対に風呂に入りたいという妻。

 

遅く帰ってきた時は仕方がないが、20時を過ぎてから風呂に入るのはなしだという。

 

それでも「一緒にご飯を食べて欲しい」という話をするが、了承されることはない。さらにこんなことまで言ってきた。

 

帰ってきたら私が息子と二人で風呂に入り、娘は妻が帰宅後一緒に入る。そしてその間に息子にだけご飯あげたらいいと。

 

つまり息子は一人で夕ご飯食べるってことになる。

 

いや、いくらなんでもかわいそうすぎるだろ。家族四人いるのに、一人で夕飯食べさせるのか?ゆっくり一緒にご飯食べる時間なんて夕食しかないのに?

 

そりゃないわとだんだんイライラしてくるが、妻は帰宅後にお風呂に入りたいという主張を譲ることはなかった。

家族の時間が重要だと思っているのは私だけ

少しイライラしたが、考えてみるとこれは私の問題なのだ。

 

妻はそもそも、子供達が一人でご飯を食べようが何も変わらないと思っている。「家族でご飯を食べるべきだ」と思っているのは私だけ。

 

それなのに妻に「風呂は後回しにして子供達と飯を食べろ」というのは、とてもおかしな話である。

 

私が決めることじゃないし、家族でご飯を食べたいなら妻抜きで私が実行するべきなのだ。

 

だから、そうだよね。私がやりたいことなんだから、私がやる以外にない。妻は寝る前に絵本を読んであげたいとは言っていて、それを実行するのだろう。

 

私は私にできることをやろう。

 

帰宅後は子供達と風呂に入り、事前に料理を準備して子供達と3人でご飯を食べよう。その後に片付けを終わらせて、子供達と遊ぶ時間を持つのも重要である。

 

そして子供達が寝たら明日の食事を準備すると。食事は重要だからね、真っ先に取り組まないと、メンタルやられてしまうから。

 

なかなかにきついが、体調さえ整えればできないこともない。「悪いあの人・かわいそうな私」ばかり言ってても何も変わらんのだ。

人に期待しても仕方ない

イライラしなくもない。私だって働いているし、子供達の送迎して風呂入ってご飯あげて片付けして食事作って、なんでそこまでしないといけないんだ?って思うよ。

 

当然だよね、人間だもの。

 

でも実際時間の問題がある。我々の帰宅時間も遅くなっているし、それで妻が風呂あがるのを待っていたら、子供達のご飯も遅れ寝る時間も遅れてしまう。

 

成長期の子供達にとって食事も睡眠も大事なのだ。そして家族とのコミュニケーションも大事なのである。

 

そしてそれを守りたいのは私だけなのだから、私がやるしかないのだ。「子供のためにやりたいこと」ってのが、妻と私では違うだけ。

 

我々夫婦も一枚岩じゃないからな。

 

そんなわけで、そこそこに忙しい。体調壊している場合じゃないっ!

 

 

最後に。

もしこの記事から怒りがにじみ出ていたら、まだまだ未熟だなと思ってくれ。でも、私がやりたいことなんだから私がやるのが当然だと本気で考えているよ。

 

お疲れ様。