ステップファザーにできること

発達障害の娘とやんちゃ息子の父によるステップファミリーの話

暴力が日常茶飯事になった発達障害の娘を死ぬまで信頼してみようの会

家庭訪問が二件立て続けにあり、今日も今日とて疲弊しているとんぼである。ごきげんよう。

 

最近は息子の話ばかり書いてきたので、久々に娘の話も書いてみたい。

 

なぜ娘のことをあまり書かないのか、というのも自分でも少し気になるので考察していきたい。だって、このブログの人気カテゴリって「娘のこと」だからね。

 

その割に全然書かないけどさ。

娘との関係性で壁にぶつかっている

息子はあーだこーだと自己主張したり屁理屈を言ったりするので、私としてはただただ論理的に話をするだけだ。

 

息子が何を考えているのか、何を訴えたいのか、冷静に考えればわかる。わかるし、こちらの対応に一つずつリアクションをしてくれるのでわかりやすい。

 

成長して変化した息子に対して、一つずつこなしていくだけである。

 

だがそれと比べて娘はどうかと言えば、私の印象は”パチパチクソ野郎”というものから大きく変わらない。

 

朝から叩かれる。送迎時にも叩かれ、帰宅後にも風呂で毎日叩かれ、引っ掛かれ、寝る前にも叩かれる。

 

とにかく叩く叩くで、そればっかりに気をとられてそれ以外のことが目につかないという感じ。

 

さらに3歩進んで5歩戻るといったように、体調によって今日できたことが翌日にはまったくできなくなったり、今日たくさん話したと思ったら翌日には一切喋らなくなったり。

 

なんというのかな、息子と違って順番通りに成長していかないので、正直成長してんのか何がなんだかわからない。

 

それでも毎日叩かれて、そのストレスに対応するので精一杯。

 

だからかなぁ。私の中では「変わらない娘」という印象があるのかもしれない。成長しているのは間違いないのだが、私にはブログに書くほどの変化がわからない。

 

こう書いてみると、娘との関わりが薄いのがよくわかるね。

手が出る娘の全てを信頼する

最近どうしても手が出てしまう娘にストレスが限界に達していた私。いや、私だけでなく妻のストレスも結構限界だ。

 

一言で「手が出る」と書いてるが、このストレスはとんでもない。何もしていないのに叩かれたり、急に指を掴まれて爪でぐぐぐーと押されたり引っ掛かれたり。

 

一度ならいいかもしれない。それが2度3度4度と繰り返されるのだ。娘といる間は常に叩かれる可能性がある。

 

顔を近づけたく無いし、正直近づくのすらいやだなと感じることもある。

 

多分、この「叩かれる」ことに対する拒否感をなんとかしないといけないのだろう。

 

どれだけ愛情を示しても、どれだけ娘との絆が深まった気がしても、真顔で突然攻撃されれば築いたものが全て崩れて、また立て直しての繰り返し。

 

これじゃあどうしようもない。

 

今までも色々と考えてきたが、娘に対しどう考えたらいいのだろうか。対応とかじゃなくて、どう意識すれば私は前に進めるのだろうか。

 

考えに考えた結果、結局は”信頼する”という一点にいきつく。

 

何度叩かれても、どうしても手が出る娘も含めて信頼しよう。娘には娘の事情があるのだろうし、止められないことなのかもしれない。

 

「叩かれたら痛い、やめてほしい」と何度も何度も何度も何度も、私が死ぬまで伝えようではないか。

 

それが娘に伝わらずとも、娘がどうしても手が出るのが止められなかったとしても、何度裏切られようがそれでも娘を信じてみよう。

 

そして私はただ、娘に伝え続けよう。

 

結局、それしかないんじゃないか。

デイサービスの先生から聞いた話

ちなみに、私や妻がこんなにも娘に叩かれることにストレスが溜まっているのは、その対処法がわからないということも大きいのだろう。

 

叩かれて叩かれて叩かれて叩かれて、正直どう対応しても叩かれるのでどうしようもない。

 

何をやっても意味がないと感じてしまい、希望の見えない対応にストレスがさらに跳ね上がるのだ。

 

だが先日デイの先生から聞いた話だが、暴力はその都度その都度注意していくしかないと。手が出る寸前で止めるくらいに、何度も何度も教えていくしかないということだ。

 

上で書いた信頼じゃないけどさ、ひたすら続けていく以外に道がないことをそろそろ理解すべき時なのかもしれないね。

娘を全力で愛そう

というわけで、結局は愛にいきつくこのブログ。

 

叩かれたとしても君を愛している。何があっても何度裏切られても君を信じ、愛しているよ。

 

ただそれだけの話さね。

 

叩かれて崩れるだるま落としのような愛じゃなく、叩かれてもびくともしないような愛を築き上げるのじゃ。

 

何度も伝えて、それでも叩かれて。現実はいたちごっこになるかもしれないが、それでもお前を愛してやるよ。

 

この問題を乗り越えるために妻と結婚したようなもんだよ、なめんじゃねーぞ!