やばい!やばいぞ、これは緊急事態だ、と焦っているとんぼである。ごきげんよう。
いや、まさか妻が仕事を辞めたいなどと言い出すとは夢にも思わず、ぬくぬくと生活していた私にとっては正に青天の霹靂。
妻が仕事を辞めたいのはそれなりに理由はあるのだが、そこらへんも紹介しながら今後の身の振り方を考えていこうの回となる。
いや!あたい働きたくない!
妻の職場がブラック化
もともと妻の仕事は結構厳しい。というか、妻が働いている職場の環境がかなり厳しい。
他の同業種なら二人でやる仕事を、今の妻は一人で全て背負っている。背負わされているし、人員を補充する気もないという。
そして今年になって、契約社員であった妻が正社員へと格上げされた。当然給料もボーナスも上がり、我が家は安泰だなーとほくほくしていたのである。
と思ったら、そんな甘い話はなかった。
妻はこれまでも、正社員ではないにも関わらず正社員並に働いてきた。身を削って仕事に時間を費やしてきたのだ。
少し前にこんなことがあった。会社のとても大事な仕事の期限が迫っていた時の妻の働き方である。
7:30 仕事へ
19:00 帰宅
21:00 子供達が寝たら仕事へ
7:00 朝に帰宅
7:30 仕事へ
見てこれ。朝仕事に行って、夜も仕事に行って、朝方まで働いて帰ってきたと思ったらまた仕事に行くんだよ!?
これ、サービス残業だからね!?タイムカード押したら、妻は怒られちゃうからね!
ブラックじゃねーか!!
これは短期間で終わったからよかったが、それ以外にもたまに深夜に仕事にいったりする。
この働き方じゃーきついよね。身も心もぼろぼろになっちゃうよ。しかもタイムカードも押せないから、妻がこのような働き方をしているって会社の上の人は知らないんだって。
妻も言わないんだって。潰れちゃうよ。
さらなる責任を負わされる妻
上で紹介した妻の異常な働き方であるが、これは契約社員の時の妻の話だ。正社員でもないのに、ここまでの責任感をもつ妻は会社からは重宝されているのだろう。
そして先日念願の正社員へと出世したのだが、そこからがまたすごいらしい。
今でも必死にギリギリでやっているのに、今まで聞いたこともない仕事をがんがん振られるという。
そして極め付けはこの一言だ。
正社員になったんだから。
今まで正社員並に働いてきたのにさらなる仕事を押し付けられ、「正社員になったんだからサービス残業して当たり前だよね」的な圧があるらしい。
一部の周りの正社員が仕事大好き人間で、残業も大好きで休日にも喜んで出社してくるという。
そしてサビ残も休日出勤も、それくらい正社員だから当たり前だよねと圧をかけてくるそうだ。
超絶ブラックじゃねーか!!
色々改善点はあるが会社の体制にも問題がある
正社員になったからといって妻が別人に変わるわけではない。今までで精一杯やってきた仕事が、正社員になったら軽くなるわけではない。
そして今まで頑張っていた努力を認められることもなく「正社員だからもっとやって当たり前だよね」という形でサビ残や休日出勤前提の仕事を押し付けられ、もう全てがいやになってしまったようだ。
とは言え、妻にも改善できる点がなくはない。妻の部署は一人だ。一人で別の部署の人たちと渡り合っていかなければならない。
できないことはできないときっぱり断らなければ仕事は無限に湧いてくる。最重要な自分の仕事もあるのに、他部署の手助けを優先させられたりしている。
自分の仕事は自分で守らなければならない。ここまでは自分の仕事で、ここからは自分の仕事ではないとはっきり線を引き、自分の仕事を優先する姿勢を周りに示さなければ今後さらにきつくなることだろう。
この辺の自己主張が上手にできればかなり違うはずなのだが。妻は私と似ており、なかなかに難しいようである。
とはいえ、ブラックなのも確かだ。サビ残休日出勤当たり前、そんな思想の会社にしがみつく意味はない。でもお金の問題もある。
あぁどうしよう。辞めたいけど辞められない。あぁどうしよう。
そんな妻の葛藤である。
私がなんとかしなければ!!
というわけで、私がなんとかする話になりました。
とりあえず、もうすぐ正社員になって初めてのボーナスもあるし、もうしばらくだけ様子を見ていこうと。
そしてその間に私に何かしら稼いでもらって、役割をチェンジしていこうという話になった。
ただ問題は、妻の給料がかなりよく、その給料分を補うのがかなり難しいということ。高卒スキル無し底辺のこの私が普通に就職するだけじゃ、妻と同等のお金をもらうのが無理なのははっきりしている。
うーむ、なかなかに厳しいな。さらに言えば、
私はもう外で働きたくないんですけど!外で働かないって決めたから今の私があるんですけど!
とワガママ言ってても仕方がない。
普通に外で働かなかったからこそ子供達とここまで向き合えたのだが、仕事に関してはぬるま湯に浸かりすぎているのも確かだ。
色々と妻と話し合った結果、今年度までに自宅で妻と同程度の金を稼いでくれと。それが期限で、無理なら私がメインで働き妻はパートにジョブチェンジするとの指令がきた。
そうですね。だらだらやってても仕方がないので、期限があることは重要なことですね。やりたいことができるかどうかは、すべて私の責任だしさ。
というわけで、姿勢を改めてやっていきたい。
ライティング関連の仕事はもういいかなー。どうしても限界があるし、こんなことやっている場合じゃなさそうだ。このブログは生涯継続するのでよろしくね。
そんなこんなで、気づけば人生のターニングポイントに立たされているぞ。なんとかしなきゃ!