色々と家庭内の状況が変わりつつあって葛藤しているとんぼである。ごきげんよう。
そして我が7歳になる娘も、最近になってぴょんぴょんぴょんぴょん跳びはねることが多くなって困っている。
以前から跳びはねることはあったのだが、何で今になってこんなにストレスになるのか。その原因と娘の状況を考察していきたい。
やたら跳びはねるのは普通にうるさい
娘はもともとオムツにしか排便をしない女で、排便する時は必ずジャンプをする性質があった。
そのため、今までは排便の時かよほど嬉しい時くらいにしか跳びはねず、それはそれはかわいいものだったのだ。
それが、最近変わってきている。自宅にいる間、ほとんどずっと跳びはねている。かわいいジャンプじゃないぞ。
マサイ族のようなジャンプで、垂直に何度も何度も跳びはねるのだ。
20kg前後ある娘が部族のように跳びはねていると、本当に、気が狂うくらいにうるさい。
ぴょんぴょんじゃない。ドンドンドンドンと自宅全体に振動が響くのである。
こんな状況で仕事なんてできるわけないし、朝の6時半に一人だけ早起きして跳びはねる娘にイライラが隠せなくなりつつある。
階下の住民への不安
引っ越し前はそれでもよかった。床がフローリングで柔らかい素材だったし、何より1階だったから。
今住んでいる引っ越し先の住居は、とにかく響く。響く上に、2階なのだ。
朝の6時半から跳びはね、就寝前の20時すぎまで跳びはねるこの振動に、階下の住民からクレームが来ないか不安で不安でたまらん。
もしかしたら嫌がらせをされたり、事件に発展するかもしれない。怖い。
引っ越してまだ一ヶ月で今のところ何も言われていないが、これが続けばどうなるかわかったもんじゃない。
だって、上の階でずっとジャンプしてるんだぜ!?
気が狂っちゃうよ。これ怒らない人いるの?
娘の視点を考えてみる
と、とりあえず真っ先に対策したいのだが、その前に娘の視点になって考えてみるのも重要である。
なぜ娘はこんなに跳びはねるのか?便意もなさそうだし、何か大きな感情の変化があるわけでもないのに。
そこで、先日図書館で見つけたこちらの本から一部抜粋してみたい。
自閉症の人の特異な行動を、自閉症の人が教えてくれているというもの。我が娘も自閉症スペクトラムという診断を受けているので、参考になるのではなかろうか。
以下、抜粋である。
僕が跳びはねたくなるほど感情の起伏に耐えられないのは、体のコントロールがきかない上に、感情のコントロールがきかなくなると、自分をどう保っていけばいいのかわからなくなるからです。
(中略)
跳びはねることの理由には、手足の位置がわかることによって、自分の存在が実感できること、空に向かって気持ちが開くことなどもあります。
続・自閉症の僕が跳びはねる理由より
ふむ。娘と全てが全て同じというわけではないだろうけども、「自分の存在を実感できる」というのは一つのポイントかなーと思う。
娘は感覚が鈍感なので、跳びはねて全身を動かして衝撃を与えて、自分を保っているのかもしれない。
結局、娘にとって必要なことなんだろうね。
これからどうするか
以上、娘が跳びはねることについて書いてきた。娘にとっては必要なことであるが、じゃあそれが全て許されるかといったら現実はそう甘くない。
無理やり跳びはねるのを止めるのはなしだしとして、例えば声かけして一緒に絵本を読んで落ち着かせるとか、過ごしやすい環境(ソファとか)を整えてみるとか。
土日は自宅にいる時間を減らして、活動的にどこかに行って思い切り体を使わせるのもいいね。自宅には長い時間いない方が良さそう。
そして一番いいのは引っ越しだね。賃貸に住むにしても1階にしか住めないんじゃないかな、これじゃ。
娘の跳びはねるこの行為が、いつになったらおさまるのか、これからさらに凄くなるのかちょっとわからないが、抑え込むことなく上手く付き合っていく方法を考えていきたい。