親になって2年過ぎるが、すでに学校のイベントでばたばたのとんぼである。ごきげんよう。
先日も娘が通う特別支援学校のPTA総会があり、妻と一緒に参加してきた。
よくある”誰も役員をやりたがらない地獄の空間”が待っているのかと戦々恐々としていたが、そんなこともなかった話をしていきたい。
学校側にも戦略があるようだ
今回のPTA総会の日は、娘の授業参観の日と同日開催であった。そして、子供達はPTA総会が終了後の親と一緒に帰宅するという。
朝から授業参観→途中でPTA総会へ→終わったら子供と一緒に帰宅という流れ。
つまり、授業を見るならPTA総会に行かないといけないし、授業を見に来たのにPTA総会だけ行かずに子供達を迎えるのは非常に気まずい感じ。
学校側も何とかPTAに参加させようと考えて、行かなければならない強制的な空間を作っているのだろう。
余談として、息子が通う幼稚園でも同じような感じ。近々開催される運動会の前日にテント張りやライン引きなどのPTA作業があるのだ。
そしてそのPTA作業の直後に運動会の場所取りを行うんだって。いい場所で子供達を見たいならPTA作業をしろってことさね。
仕事で行けない親は困ってしまいそう。
PTA総会の様子
我々家族は今年度から引っ越して来た新参者で、そもそもここのPTAがどのような活動をしているのかどういった役員があるのかも何もかも不明である。
不明だし何がどうなってるのかもわからんからこそ、とりあえずPTA総会に参加してみることにしたのだ。
PTA総会に来ている親はまばら。娘と同じクラスで授業参観に来ていた親たちも、何組かは総会には来ていなかった。まじか。
私たち夫婦はど緊張。もしかしたら役員にさせられるんじゃないかと、不安でいっぱいだった。まじで何もわからんからな!
でも実際は、あっさりしたもんだ。
PTA会長や副会長を決めるため、どなたか立候補したい人はいないかと司会者が会場に問うも当然誰も手をあげない。
こりゃ決まるまで長いか!?と思ったら、
「では、誰も立候補の方がいないようなので、○○さんにお願いしたいと思います」
そう言って、会長も副会長も会計もすでに決まっている人たちが役員に振り分けられていく。
え、PTA総会ってこんな感じなの?と会場でもらった資料に目を通せば、すでにそこには今年度の役員の名前がずらり。
全部決まってんじゃねーか!
そんなこともあるんだねぇ。緊張して損した。
細かい役員決めの恐怖
そのようにほとんど最初から全て決まっていたPTA総会がつつがなく終了。その後、もう少し細かい役員決めがあるという。
運動会や行事を担当する役員会のメンバーはまだ決まっていないとのことで、今度こそあの気まずい時間が……!?とど緊張。
それもつかの間。三名の役員の内一人は小学部の親がすでに決まっているので、あとの二名は中学部と高等部で担当してほしいとのこと。
早々に我々夫婦は候補外となり、気まずい時間も何もなくあっさりと終わった総会であった。こんなこともあるんだねぇ。
学校によりけりのPTA総会
多分学校によってPTA総会や役員決めのやり方は違うのだろうね。
どちらにせよ、ここまで事前に全てが決まっていると無駄な時間を使わずに済んでいい。もしかしたら、前年度の最後の総会で気まずい時間があったのかな?
個人的にはPTAもそれなりに勉強になることも多いはずなので、できる限り参加していきたいと考えているが、役員はちょっとよくわからんのよね。
今回のPTA総会の雰囲気を見る限り、PTAにくるのはいつも同じ顔ぶれみたいな印象もあったので、逆に何度か行ったら休みづらくなるかも。
手伝える時は手伝うーくらいのスタンスを保ってうまく付き合いたいもんだ。
にしても、授業参観とPTA総会で拘束3時間は長すぎかなー。