紫外線が嫌いで日傘を常に持ち歩いているとんぼである。ごきげんよう。
先日、幼稚園に通う息子の運動会が行われた。通常は二学期から練習を始める運動会であるが、最近はまだ涼しい時期からやったりするらしい。
幼稚園に入ったばかりですぐにGWもあったし、こんなに早く運動会なんてできるのか?と思われたが、つつがなく終了した。
せっかくなので運動会の感想を軽く書いてみたい。
とにかく暑いんですけど!
6月とはいえ、もう真夏なんじゃないかってくらいにとにかく暑かった運動会当日。いや、異常だよねこの暑さ。びっくりする。
その暑い中、子供達は運動場に全員出てきて校長先生の長ったらしい話を聞いたり、体操をしたりする。
これ頑張る方向間違ってない?甲子園じゃないけどさ、これでは運動会というより我慢大会じゃないか。
子供達は直射日光に照らされてクソ暑そうな中、親たちは運動場の周りにはられたテントで冷たいお茶を飲みながらうちわを仰いでいる。
私たち家族は適当な日陰で観戦していたが、それでも暑い。とにかく暑い。
いや、もういいんじゃない。運動会って。子供達、これ楽しいのかな。もっと他にできることあるんじゃないかな。
時期が時期だけに練習する時間もほとんどなかったろうし、とにかく暑いし。運動会にこだわる必要あるんだろうか。
とくに1学期の早い時期だから、友達との交流の方が大事なんじゃない?もしかして運動会を通じて仲良くなる的なあれか?
そういえば私が中学生のころ、クラス替えしたばかりの四月に毎年キックベースボール大会をやらされてた記憶。
これも運動を通して仲良くなってほしい的なあれだったんですか?大きなお世話じゃないすか。
軍隊みたい
右でも左でもないのだけど、運動会を見て素直に思ったのが「軍隊みたいだなー」というもの。
軍隊知らないけど、あっつい中で小学生みんなで一斉に手をあげたり、まったく同じ行動をとり、聞きたくもない話を聞かされる。
よく言えば集団行動の勉強で、悪く言えば洗脳という感じ。
今は個を伸ばす時代でしょう?周りと同じで、右に倣えでは生きていけない社会になりつつある。
運動会そのものが時代錯誤に感じるよ。もっと他にできることあるんじゃないの?というのが、傍観者の無責任な戯言さね。
なら公立の幼稚園に通わせるなよって思うじゃないか。でも現実はそう理想通りにはいかないのだ。
息子がこんな学校我慢ならん、ひきこもってやる!ってレベルで反発してきたら、考えたい。
学校側も努力しているらしい
この暑さには学校側も色々と悩んでいるようで、聞いた話によれば子供達の負担軽減のために時短対策をとっているらしい。
以前は玉入れとお遊戯を別々にしていたが、今ではお遊戯と玉入れを組み合わせて一つの種目でささーっと終わらせるようにしているとか。
今回の運動会でもダンスと玉入れが合体していて、さらに玉入れの片付けも競争形式にするという工夫が見られた。
運動会はなくせないから、先生たちも色々と考えているんだね。大変だ。
一つ気になったのは、玉を入れる背の高いカゴを根元から支えている上級生。
子供達がダンスを踊っている間も、じっとカゴの根元に座って支え続けていた。確かに倒れたら危険だし必要な仕事かもしれないが、普通に拷問だなと感じました。
息子は楽しんでいたか?
運動会に対するくだらない私見だけで終わるとあれなのだが、息子は息子で暑い中頑張っていた。かけっことお遊戯。
暑くて暑くて応援しようというテンションにならず。それでもなんとか写真だけは収めることができたのでよしとしよう。
息子としては、運動会よりも運動会後に外食に行くことをとても楽しみにしていたようす。運動会はどうかな。
私が子供の頃はどうだったのかなぁ。母が作ってくれる弁当が楽しみだったのは確かであるが。
足が早かったり運動が得意な人だとまた違うのかもしれないね。