体調がいい時と悪い時の落差が激しいステップファザーのとんぼである。ごきげんよう。
本日の夕方に子供達を送迎する時は、すこぶる機嫌がよかった。
息子を幼稚園に迎える時も、こちらに走ってきた息子を抱っこして肩車をするという神対応が無意識にできた。
いつもは走ってきても微笑で「帰るよ」と一言告げるだけだから、息子から見れば付き合い辛い人間と言えるだろう。
まぁそれはいいんだ。そんな私の機嫌の良さを察知したのか、息子が突然自己主張を始めたチャイルドシートの話をしたい。
娘と息子のチャイルドシートの状況は
7才になる娘のチャイルドシートは一年以上前に外した。その理由は、嫌がって暴れてチャイルドシートを外して投げるからだ。
チャイルドシートがあると、娘の機嫌によって車に乗るだけなのに非常に面倒になる。暴れたり、暴れなかったり。
それならもういいかと外した結果、今は後部座席にそのまま座ってシートベルトを締めてくれる。暴れることもないが、息子がたまに暴れたりすると一緒に暴れたりするね。
そして本題の息子はといえば、現在もがっつりチャイルドシートだ。かなり大きいタイプで、赤ちゃんもしっかり守れるタイプのやつ。
ちょっと大きすぎるし幼稚園児にはでかいなーと思いつつも、そこまできつくないようだし本人も文句を言わないしそのままにしていた。
息子は衝動性が高いというか、落ち着きがないことが多い。シートベルトを自分で外せば、トランクに身を乗り出したりとか何をするかわかったもんじゃない。
息子が落ち着かなければ娘も落ち着かずに車内がパニックになる。そのため、自分の力で外せない大きなチャイルドシートがかなり役立っていたのだ。
突然泣いて怒り出す息子に教えたいこと
だが本日の帰り自宅について車から降りる時に突然息子がぐずって泣き出した。
「僕もうこれいやだ！なんでこの椅子に座らないといけないの！？赤ちゃんじゃないのに！」
こっちは重い荷物を両手に持ったまま息子が降りるのを待っているのだが、子供というのは大抵よくわからないタイミングで面倒なことを言い出す。
少し待てと。一旦家に帰ってから考えようと何度か言ったが、泣いて、大声を出して、怒りをガンガンぶつけてくる。
いいんだよ、別に。チャイルドシートが嫌なら外すのだって構わない。こんな大きなチャイルドシートなんて、赤ちゃんしか座らないんじゃないの？って思うよ。
でも、大声で叫んで泣いて主張すれば何でも通ると勘違いされても困る。
大声出して泣いて怒っても君の言うことを聞くことはないんだよ、となだめたら落ち着いた息子。そこで改めて理由を聞いたら、以下の三つを教えてくれた。
・姉はチャイルドシートじゃないのになんで僕だけ！
・赤ちゃんみたいでいやだ！
・僕はもうチャイルドシートがなくてもじっとしていられる！
まー娘だって暴れる時もなくはないし、これも経験かと判断。チャイルドシートを外す約束をした。
チャイルドシートを外す約束をしたものの
はい、約束したんですが、調べたらチャイルドシートって6才未満の子供は着用が義務付けられているんだって！
うそやん！
5歳ってチャイルドシートの着用義務があったの？まじか、じゃあ息子のチャイルドシート外せないじゃん。
やべ、かなり話がわかるお父さんの感じで、「そこまで自分で考えているなら、チャイルドシートを外そう」とか言っちゃったんだけど、そのお前が何も考えてないじゃん！
うそやん！
あらどうしよう、これどうしましょう。
しかし、着用義務があるならチャイルドシートはどうしたってつけないといけない。ならば、別のチャイルドシートに変えるってのが落としどころだな。
いやはや、適当なこと言うもんじゃないね。
謝りました
妻に聞けば、娘が以前に使っていたもう少しスマートな5歳まで使えるタイプのチャイルドシートがあるらしい。
警察に捕まるからチャイルドシートは外せないけど、もう少し小さい奴があるからそれで手を打ってくれないか。
こう話してみたら納得してくれた。よかったよ。
余談だが、寝かしつけの時にチャイルドシートの話をもう一度してみたら、息子から面白い話が聞けた。
「だって、今日お友達に僕がチャイルドシートに座ってるの見られたんだよ！」
だってさ。車の窓あけて大声でお友達の名前呼んでバイバイしたの自分なのに、その自分が赤ちゃんが座るみたいな椅子に座ってるのが恥ずかしかったんだって。
椅子が大きすぎて、外から見たら不自然にめちゃくちゃ座高が高い息子。想像するだけで笑える。
いやー、すまんかったね。
