ステップファザーにできること

発達障害の娘とやんちゃ息子の父によるステップファミリーの話

30代のおっさんがはまる少年ジャンプのおすすめ漫画を3つ紹介する

週刊少年ジャンプと共に成長してきたとんぼである。ごきげんよう。

 

びっくりするほどに書くことが思いつかなかったので、私が毎週楽しみにしている漫画を三つ、厳選して紹介する。

 

ジャンプを読んでいる人も、以前に読んでいた人も、今読んでいない人も、いつか手にとって見て欲しい。

アクタージュ act-age

まず一つ目が、現在もジャンプ本誌で連載中のアクタージュである。公式サイトはこちら。

www.shonenjump.com

 

細かいあらすじはwikipediaでも見てもらうとして、簡単に書けば映画を見て現実逃避ばかりしていた女子高生が役者になる話。

 

その現実逃避っぷりが異常すぎて人格にすら影響を与えるレベルなんだけど、その経験がお芝居の才能として開花し、一つ一つの芝居を経てレベルアップしていく。

 

超面白いよこの漫画。個人的に今のジャンプで一位をあげてもいい。

 

絵も綺麗で迫力があるし、何より一人一人の登場人物の背景がちゃんとあって、すごく人間くさい。

 

やはりジャンプ漫画ということで、芝居で戦って成長する王道パターンではあるのだが、この成長過程がただ強くなるだけじゃない。芝居とはなんぞや?という感じ

 

スラムダンクを見てバスケ始めたり、ヒカルの碁を見て囲碁を始めたなんて人も多いはずだが、アクタージュ見て役者になりたいって人がいるんじゃないかな。

 

それくらいに、芝居の面白さや奥深さが伝わってくる漫画。

 

現在ジャンプ本誌では、ワンピース、鬼滅の刃、アクタージュの三本は(方向性は違うが)甲乙つけがたし。

 

特に『銀河鉄道の夜編』は、面白すぎて宮沢賢治の原作まで読んじゃったよ。おすすめ。

ワールドトリガー

二つ目は、現在はジャンプSQに移籍したワールドトリガー。

www.toei-anim.co.jp

 

作者の病気によって数年間休載していたが、それでも人気を維持しつづける漫画。作者の体調を考慮してか、復帰後に週刊から月間のジャンプSQに移籍になっている。

 

内容としては、異世界からやってきた侵略者から世界を守るために、異世界の技術を使って戦うお話。

 

ジャンプ漫画らしくバトルも多くて、NARUTOやヒロアカでもよくやってる仲間内での勝負(ランク戦)も熱い。

 

何がいいって言われれば設定が細かいこと。キャラ設定なんかを考えるのが好きな作者らしく、登場人物が多いのにみんなそれぞれが思考している感というか。

 

武器も装備も戦術も戦略も、めちゃくちゃしっかりしている。土台の安定感が半端ない。

 

この作者なら絶対裏切られないだろっていう安心感があるのはすごいことよね。

 

週刊連載の漫画を読んでいると、リアルタイムで話作ってるんじゃないか?と感じることがある。ライブ感というやつだが、ワールドトリガーにはそれがない。

 

ワンピースやハンターハンターに感じるのと同等の安心感。素晴らしい。絵を見て拒絶反応がなければ、一度見てほしい漫画。

 

キャラが急に超絶パワーアップしないし、設定の中でキャラが自分にできることを考えて考えて工夫して強くなっていくってのは、とても面白い。ジャンプ漫画ですねぇ。

左ききのエレン

三つ目が少年ジャンプ+で読める漫画『左ききのエレン』である。ジャンプ+はWeb漫画だね、アプリもある。

 

現在は一話+二話が無料で見られるようなので暇な方はどうぞ。

shonenjumpplus.com

 

もはやジャンプっぽさはほとんどないのだが、左ききのエレンは超絶面白いぞ!

 

いやまじで、ジャンプ+のランキングでいつも20位前後にいるのが不思議だよ。本誌の漫画と比較しても上位にくる面白さ。

 

簡単にあらすじも。

 

デザイナーを目指す凡人高校生の光一がある時エレンという存在に出会うのだが、エレンは正に絵を描くために生まれてきたような天才。

 

圧倒的な実力差があるのに、そんなエレンを見ても自分が凡人だとは認められない光一。このままでは終われない、このまま諦めてただの凡人として生きるなんて、耐えられない。

 

天才として階段を登っていくエレンと、凡人でも何者かになりたいと足掻く光一の話。タイトルは「左ききのエレン」だけど主人公は光一だよね?たぶん。

 

光一はまじで口だけ立派でうざい。天才のエレンに対して「俺たちライバルだろ!」って言っちゃうくらいにうざい。

 

でも、いいよねぇ。見てて辛い時もあるけど、見ててわくわくする時もある……いや、光一編は見てて辛くなることが多いか。

 

天才が天才と出会って高みに登っていく成功物語と、その裏にある光一がどうなるか。いいぞ。おすすめだ。

楽しみは多ければ多いほどいいものだ

以上、ワンピとかハンタなんて今さら紹介してもなーと思ったので、誰でも知ってそうなものは省いて三つピックアップしたぞ。

 

最近はメンタルが低調気味であるが、定期的にこういった漫画を読めるってのは生きる活力になる。

 

続きが楽しみ!ってのは、人を生かす。この漫画が終わるまで死ねないってよく言うでしょう?

 

今自殺する直前だったとしても、隣に次週の週刊少年ジャンプがあったら自殺をやめてそれを読むよ。

 

というわけで、生きる糧となっているおすすめ漫画の紹介であった。