ステップファザーにできること

発達障害の娘とやんちゃ息子の父によるステップファミリーの話

うちの母が『ちびまる子ちゃん』の祖父ともぞうと化しててやばい話

何とか笑顔で土日を乗り切ったとんぼである。ごきげんよう。

 

今回は、あまりに暇すぎて実家に顔を出した時の母の対応について書いていきたい。

実家にお土産

土曜日は本当にやることがない。娘の調子も悪いし、天気も悪い。

 

ちょっとした用事もあったので、久々に家族全員引き連れて実家に遠出することになった。

 

朝から息子が「アイス食べたい」としつこく言ってきていたこともあって、実家への土産にアイスクリームを買い込んでいくことに。10こくらい。

 

6歳の姪っ子もいるしね。

 

子供達には、おばあちゃんの家についたら好きなの選んで一個ずつ食べよう、と事前に約束を結ぶ。しっかりと。これぞ親の仕事でしょう?

 

で、事前に連絡して実家についたら、すでに冷凍庫がこの状態だった。 

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「あんた達が来るっていうから、アイスいっぱい買ってきたのに」

 

とてもありがたい話だが、まさかの土産被り。

 

まあそういうこともあるよね、みんなで一つずつ食べようか。そんな流れだと思っていた。

母のともぞうっぷりがやばい

実家にきてすぐに食べるアイスを選ぶ子供達。娘は元気がなかったのであれだが、息子は「どれにしようかなー」と嬉しそう。

 

そしてモナカアイスを選んで、袋を開けた途端に息子はいう。

 

「ぼく、がりがり君がよかったな〜」

 

この発言に少しイラッとする。自分で選んだくせに、袋をあけながらブツブツ不満そうな声をあげるなんてバカにしてる。甲斐がない。

 

その後も「あれがよかったな〜」と美味しくなさそうにアイスを食べる息子。私も妻も無視していたのだが、母が救済の手を差し伸べた。

 

「いいじゃない、食べたいなら食べたらいいんだよ。ガリガリ君は小さいから大丈夫でしょ」

 

言いたいことはわかる。アイスくらい好きに食べさせたらいいという気持ちもわからなくもない。

 

ただ一つ気になったのは、その前夜の息子が「お腹が痛い」と言って苦しいアピールをしてたこと。

 

あまり食べすぎないほうがいいのでは、と母と息子に助言をするも、それでも「食べたい」という息子の要求もあって、母はガリガリ君を手渡したのである。

 

それからしばらくして、ガリガリ君を食べ終わった息子はまだ満足していない様子で、冷蔵庫の前で物欲しそう顔をして立っていた。

 

その息子を見て、母は言ってしまうのだ。

 

「もう一個アイス食べていいよ」

 

へっ!?

 

いやいやいやいや、お母さん。ちょっと待ってよ。昨夜はお腹が痛くて苦しんでたって言ってるじゃん。もう二個も食べたから、そこは止めようよ!!

 

「いいじゃない、ほら、食べたそうにしてるんだから」

 

相当にピキピキきていたものの、私が決めることでもないし、なんとか自分を抑えて抑えてスルーして様子を見ていた。

 

三つ目のアイスを食べ終わったあとの、息子と母のやりとりはこうだ。

 

「おばあちゃん、ジュース飲んでいい?」

「いっぱい飲みなさい。おかわりもあるよ」

 

「ねぇ、このポッキー食べていい?」

「いいよいいよ、全部食べていいよ」

 

「このポテトチップスあけていい?」

「おいしいよ、食べて」

 

このように、際限なく続く息子の要求にすべてOKを出す母。

 

脳が暴走している息子はそのほとんどを平らげ、ジュースもがぶがぶのみ、お菓子もアイスも食いまくって満足したようだった。

 

「もう子供達連れてこないからね!」

 

それが帰り際の捨て台詞でした。

ともぞうってやばいよね

このように、うちの母が無制限に何でも与える「ともぞう」になっていた。親の私から見たらこれはちょっとないなと痛感している。

 

ともぞうと言えば、孫のまる子におねだりされて高級寿司店いったり、たっかいおもちゃ買い与えたりと、おねだりされたら何でもするおじいちゃんだ。

 

いくつかともぞう名言も記載しておこう。

 

わしはまる子のいいなりでいい、そう決めたんじゃ。

まる子の忘れ物は全部わしが届けてやるぞ、これからもどんどん忘れ物をしておくれ。

年金の底力を見せてやる! 

 

うちの母が正にそんな感じだから困る。 

 

今回のアイス一つとってもやばくね?事前に約束もしないし、ルールも作らないし、ただただ要求されたことに答えるって。

 

これが俗に言う甘やかしというやつか。実家の両親に子供のことで怒るママやパパ、こんなベタなことを自分がやるとは思いもしませんでした。

結論を発表する

愚痴を書いてきたが、基本的に私の結論はこうだ。

 

これは母と息子の問題だから、私には関係がない。首を突っ込むべきではない。

 

かろうじてこのような意識が残っていたので、最後まで母と息子のやりとりを強制的に止めることはなかった。

 

アイスを多く食べて腹壊すのは息子だし、壊さないかもしれない。その責任をとるのは私じゃない。むしろ腹壊してくれた方が勉強になるかもしれない。 

 

アイスだって実家に差し入れたものなんだから、その消費方法に私が口を出すものでもない。

 

何より、息子にこの先アイスを同じように要求されても、私が母と同じ対応をすることもない。

 

ならそんなイライラすることでもないんじゃないか、というのが結論でございます。

 

ま、何事も経験さね。私だって、イライラしたらアイスクリームを4個も5個もどか食いする。

 

私が一人で実家にいったら「ご飯食べて」「もっとアイス食べて」「コーヒーおかわりして」の嵐である。

 

そもそも文句を言える立場じゃないのです。すみません。

 

ちなみに、私が一番大好きなアイスはチョコモナカジャンボ。冷凍設備によってモナカがサクサクしてるお店と、しなびてるお店があるので注意しましょう。

www.morinaga.co.jp