先週は子供達への怒りに震えていたとんぼである、ごきげんよう。
怒っている!と書いているが、実際にこの怒りは日常生活に如実に現れる。で、義母は感じたらしいのだ。
こいつ、もうやばいんじゃないかって。
先週の私
9月には3連休が連続である。その1回目。特に子供達と喧嘩することなく、ニコニコしながら過ごすことができた。
だが三連休が終わった翌日から私の気分は急転直下。子供達への果てしない怒りに囚われている自分に気がつく。
少し息子と話せばむかつくし、息子と妻の会話を聞いてもむかつく。娘に叩かれたり物を投げられたら正に怒髪天を衝く勢いである。
ただ、以前にも同じような怒りがあったので対処法は分かっている。溜め込んだ怒りを吐き出しきるまでは淡々とストレスをさばいていくしかないのだが、その場のイライラが消えるわけじゃない。
こんな状態だとお互いにいいことがないので、できるだけ子供達と話さないように努めた。
息子にも伝えたぞ。私は元気な時もあるが、元気がない時もたまにある。そんな時はそっとしておいてほしい、話しかけない方がいいと。
息子はわかってくれたようで、風呂から出るときにこう言ってくれた。
「でも、僕はパパのこと好きだよ」
涙がちょちょぎれる場面だと思うでしょ?
だけど違うんだな、むしろ逆で虫酸が走るんだよ。寒気がする。そんな愛の言葉を私にぶつけてくるなとなる。むかついてむかついて仕方がない相手に、甘ったるい言葉をかけられるのは当然のように嫌なのだ。
子供達に対するこの拒否反応が健全でないことは自覚していて、怒りを爆発させないためにそれから数日間は子供達とほとんど口をきかなかった。
あえてやっているとはいえ、喋らないと関係性は極端に悪化する。話しかけられても「あぁ」とか「うん」しか言わない父には、息子も話しかけなくなる。
喧嘩をしているわけじゃないのに会話がないという、非常に気まずい関係性となったのだ。話をすると一言一句にむかつくからね。これがまだマシなんだと判断した。
義母が預かってくれる日
2回目の三連休直前の夜。連休が多すぎてきついだろうと、子供達は義母が預かることになっていた。
子供達を学校から迎えて、私がそのまま義母宅に送り届ける流れ。車中は相変わらずの無言。一切の会話はない。
義母宅について子供達を義母に引き渡す。いつもなら娘とタッチしたり息子を抱っこしたりと挨拶をして帰るのに、今回は一切の挨拶をしなかった。
子供達は私に目もくれずリビングに行き、私も子供達のことを無視して帰ったのである。この状態を見た義母は感じたらしい。
とんぼはもう限界なんじゃないか?
自分ではわからないが、その時の私は顔色もめちゃくちゃ悪かったという。よほど不幸のどん底にいる人間に見えたんだろうね。
その翌日、妻が子供達を迎えに行ったら義母に怒られたらしい。
「とんぼさんは子供がいるあんたとわざわざ結婚してうつになったんでしょ!あんたは仕事で夜も帰ってこないことも多いし、子供達二人見るのがどれだけ大変だと思ってるの?!もう楽にしてあげたら?」
妻は急に説教されて気分が悪いとプリプリしていた。それ以上に私は衝撃を受ける。
楽にしてあげたくなるくらいに私はやばいのか!?
まさかそこまで言われるほどに、遠回しに離婚を勧められるほどに崖っぷちに立たされているとは微塵も思っていない。
んん!?この怒りなんて時間の問題だろ、一週間もすれば解消できるわ!と思っていたのに。
そこまでやばいか?私はそんなに追い詰められているのか?ぐるぐると、さらなるうつ状態に引き込まれそうになる。
まだまだこれから
そんな義母に心底心配されているという先週の話。いやぁ、こんなこともあるんですねぇ。
正直な本音を言えば、この怒りは過去にもクリアした問題だ。というか以前の方がすごかった。これ、結構ひどいがまだマシな方だ。
解決方法もわかっているし、一週間そこらでちゃちゃっとクリアできると自分ではわかっていたのに、離婚が選択肢に入るほどに心配されるとは想定外である。
うーむ。様々な問題もあるし子供達も成長し日々変わっていくしステップファミリーだし、難易度が高いのは仕方がない。仕方ないんだけど。
あらゆるすべてを乗り越えてやる!というのが基本思想なので、この程度はね。軽々と乗り越えないといかんでしょう。
とりえあず、3連休の最終日には怒りもほぼ消化済み。子供達と手を繋いで一緒に遊びに行ったり、息子を抱っこしたりボクシングしたりとニコニコ良好な関係を築けている。
昨日も笑って話してたので何の問題もなし。いやー、心配かけて申し訳なかった。