ステップファザーにできること

発達障害の娘とやんちゃ息子の父によるステップファミリーの話

妻なしで子供達と過ごす夜に、息子がかんしゃくを起こしやがった話

予定が詰まっていることで、わかりやすいほどに体が動かなくなったとんぼである。ごきげんよう。

 

今週は妻が帰ってこない日が二日もあるし、本日は娘の病院に付き添った。学校のイベントも多い。たったそれだけのことなのに、こんなに体が動かない。

 

いやぁ、ここまで面白いほどに心の状態が体調に反映されるのを見ると、あぁ、私ってうつ病なんだなぁって思い知らされますね。

 

さて、昨日は妻が帰ってこない1日目であった。乗り切ったのだが、一度事件があったので記していくぞ。

 

 

いつもと違う状況

昨日は娘のてんかん発作も多かったため学校休み。朝から二人でダラダラ過ごして、夕方になったら一緒に息子を迎え。

 

帰宅後、娘は発作の可能性があるため風呂は避けて息子と二人で風呂に入る。そこからだよね、不穏な空気になってきたのは。

 

いつもは子供達と3人で風呂に入るため、3人で一緒に出るか息子だけ先に一人で出す。ちゃんと着替えて頭を乾かすまでは、テレビをつけないように言っている。

 

テレビ見ながらだと子供達は驚くほどに動かない。裸のまま、ぼけーっと声をかけるまで突っ立っている。頭も濡れたまま素っ裸でエアコンにガンガン当たっている。

 

それでは風邪を引いてしまうでしょう?だから着替え終わるまではテレビをつけないよう徹底している。でも昨夜は娘が風呂を控えたため、すでに一人でテレビを見ていた。

 

息子と二人で一緒に風呂を出たところ、息子はテレビの音を聞きつけて脱衣所から裸でふらふらと出ていった。Eテレの音に魅了されたようだ。

 

まぁでもいいじゃないかと思ったんだ。いつも注意しているしわかっているだろうと。

 

この日は息子のテレビの日にしてたから、着替えが遅くなったら息子が好きなYouTubeを見る時間も短くなる。その責任を取るのは息子自身なのだ。

 

シャキシャキ着替えるなら手伝うつもりだったけど、だらだらテレビ見ながらやるなら話は別。ささっと自分だけ着替えて私は片付けに入った。

 

そしたらね、数分後にやっと着替えて頭がびしょびしょの息子が言ってくるんだよ。

 

「パパ、ドライヤーやって」

 

そう言われても。すでに私は片付けているから手伝う気はゼロ。自分でやってくれと告げる。

 

「なんで!?パパがドライヤーやった方が早いのに!?」

 

この辺りですでに大きな声で威圧してくる息子。早々に怒りモードに入った息子に身構える。

 

「いや、手伝おうと思ったけど、君は裸でテレビ見てたから。私はもう手伝わないよ。自分でやってね」

 

そうはっきり告げたところ、息子の癇癪が爆発した。

 

「なんで!?なんでドライヤーしてくれないの!?ドライヤーやって!」

 

そう大声で叫びながら、私のシャツをものすごい勢いで引っ張ってきた。こんなんでシャツをダメにされても困るから、優しくやめてと言ってもやめることがない。

 

こりゃあかんとやや強めに注意したところ、今度はズボンを引っ張ってきた。

 

泣きながら、ドライヤーをしろと。なんでドライヤーをしないんだと、私のズボン何度も何度も体重をかけて引っ張ってくる。

 

体調が悪いとはいえ穏やかだった私も、この辺りからふつふつと怒りが湧いてくる。

 

なんで強制されないといけないんだ?やらないって言ってんだろうが、私は奴隷かよふざけんな!!

 

イライラしながらも穏やかな口調で何度も注意する。やめてと。それでも息子のかんしゃくは止まらない。何を言ってもとまらない。

 

さすがに気が狂いそうになったため、強制的に止めるべく息子に足をかけて転ばせることにした。

 

すると勢いあまって息子は盛大にすっ転ぶ。相当に体重をかけて私を引っ張っていたこともあり、想定外にすっ転ぶ。なんと床に頭をぶつけてしまった。

 

そう固い床でもない。確認したところタンコブにすらなってない。それなのに、息子は痛い痛いと泣き出してしまう。

 

ざまぁ!w

 

と笑いそうになる。だがそれはさすがに親として、人としてどうなんだと思い直し飲み込む。親って大変なんだぞ。

その後に話し合って立て直す

それから泣きじゃくり、ひくひく言っている息子と冷静に話し合った。何度も書くが、別に怒っているわけではない。比較的穏やかなのだ。

 

そんな精神状態なので、できるだけ冷静に、丁寧に話をした。

 

さっさとドライヤーやるなら手伝ってもよかったが、裸でテレビ見て遅かったからやりたくなくなったんだと。私はいつも暇じゃないぞと。

 

そんな私を引っ張ってまで強制すんなと、怒っても引っ張っても私はやらんぞと。君は手引っ張られて強制的に何かさせられて嬉しいのかと、私は君の奴隷じゃない。やりたいようにやると。

 

それに対して息子はいう。なんで裸でテレビ見ている僕に注意してくれなかったのかと。注意しろと、風邪を引いたらどうするんだ。早くテレビが見たいだけなのにと。

 

そんな話し合いを十分ほどやって、結局私がドライヤーやったけどさ。早くテレビが見たいなら自分でさっさと乾かすのがベストだぞ、と何度もしつこく言っておいた。

 

とりあえず途中で、

 

このクソ野郎、夕ご飯抜きにしてやろうか!?

 

という鬼の仕返しが頭をよぎったが、これも思いとどまった。

 

喧嘩のあとに息子が以前から食べたいと言っていた肉そばを作り、翌日の妻の弁当を作り、片付けし、子供達を寝かしつけ。息子とケラケラ笑って寝たぞ。

 

頭ぶつけたのは想定外で申し訳ないと謝りはしたものの、どうすりゃよかったんかな。走って逃げたらよかったのか?わからん。

 

幼稚園に入って息子の昼寝がなくなったのが響いている。最近、夜の息子の怒りの沸点が低すぎる。今後一人で見るのはきつそうだ。

 

あー疲れた。