ステップファザーにできること

発達障害の娘とやんちゃ息子の父によるステップファミリーの話

何度も失敗している旦那をどこまでも信頼してくれる妻に感謝したい話

突然だが妻に感謝しているとんぼである。ごきげんよう。

 

自分としては本気で、全力でやってるつもりだとしても、上手くいかないことって往々にしてあるじゃないか。失敗もするし、挑戦しても変わらないこともある。

 

結婚してから何度失敗したかわからない私を、いまだに信頼してる妻について書いてみたい。

失敗してばかりだと見限られる

結婚してから2年半。思えば失敗続きである。

 

当初にやりたいと言っていた翻訳の勉強は数ヶ月で体が動かなくなって地獄をみて断念。ブログで儲けると言ったのも頓挫中。ならばネットで仕事見つけると言って始めた仕事も半年で体が動かなくなってやめた。

 

事実だけ見れば、正直目も当てられないし、毎日文句を言われても仕方がない気がする。

 

お前は本当はやる気がないんじゃないか。やりたいと言いながら、結局何もする気がないじゃん。もっと頑張ればいいのに。お前には無理だよ。

 

そんな声が聞こえてくる。というか、過去に何度かこのようなことを言われた経験がある。

 

私としては必死で目標に向かって今できることをやって、それでも前に進めず苦しんでいるのに。見限られるというのかな。お前には無理だし、やる気も才能も何もないという烙印を押されたことが何度かある。

 

わからなくもないんだよ。人が内心どう思っているのかなんてわからんし、現実として時がすぎても大きな変化が見られないのなら、見限られて呆れられても仕方がないと思うよ。

 

悲しいけどね。「とんぼさんには無理だと思います」って言われた時の衝撃は生涯忘れないだろうさ。

何も聞いてこない妻

このように何度も失敗しているこの私だが、常に本気でやっている。最善の道を進んでいるつもりだし、少しずつでも前に進んでいると確信している。

 

でも今の現実を見てくれ。妻は外で朝から晩まで働いているんだよ。妻の収入がなきゃ生きていけない我が家だ。じゃあその間の旦那は、一体家で何をやっているのか。

 

体が動かないといって1日中寝てたと普通に報告してきたと思えば、たまーにストレス対策で新しいものを導入したとか言ってくる。

 

本当にこいつやる気あるのか?本当は何も変わる気がないんじゃないか?

 

そう見限られるのが、これまでの前例を見る限り普通の反応だろう。だが妻は違うようだ。なぜか、私を信頼しているらしい。

 

それに気づいたのが、こちらの記事で報告したプログラムの話。

◆本日からカリフォルニア大学式6週間の人生改造プログラムを始めます

 

この人生改造プログラムって、そこそこにきついんだよ。簡単に紹介しておくと、以下のメニューを毎日やる感じ。

 

・1時間のストレッチ

・1時間の瞑想

・1時間半の運動

・1時間半の勉強

 

うつ病を回復させるためにこれをやる!と突然言い出した旦那。でも日中は自宅にひとりきりだよこいつ。誰も見てないし、本当にやってんの?と疑問に思ってもいいところ。

 

それなのに妻は、一切何も聞いてこない。プログラムに興味なさすぎじゃねーかレベルで何も聞いてこない。

 

聞いてこないけど、週末は「プログラムがあるんでしょ?」と言って、午前中に私をフリーにしてくれる。

 

妻がいったい何を考えているのか気になって、こちらから聞いてみることにした。私が本当に、一人で、自宅で、毎日こんなきついプログラムやってると本気で思ってるのかと。

 

やってると思ってるよー、応援してるよー

 

だって。頭があがらんわ。

まぁやるんだけど

いえね、別に何も言われなくても何か言われてもこのプログラムは続けるし、今日もやったぞ。

 

ただ、このプログラムに意味があるなら何が何でもやる!と確信しているのは私だけで、妻は不安で心配でたまらないだろうに。信頼できる要素なんてどこにも見当たらないというのに。

 

それでも無条件で私を信頼してくれている。「あなたがやるって言ったらやるんでしょ」と言ってくれている。

 

うむ。心の底から結婚してよかったと思っているぞ。完全回復したら、これまで迷惑かけた分を倍にして返したい。今に見てろ。