たまには誰かの役に立ちそうな記事を書きたいとんぼである、ごきげんよう。
様々なストレス対策を行っている豆腐メンタルの私であるが、つい今日、MoodMintをやり続けて8週間経ったのでその報告をしていきたい。
開始した記事はこちらをどうぞ。
◆笑顔を探す練習アプリ『Mood Mint』を徹底的にやり始めた話
簡単な概要
今回プレイしたMoodMintというアプリがこれ。
人の不満そうな顔、嫌そうな顔など、ネガティブな表情に注目する癖を持っている人が世の中にはいる。その癖を矯正する訓練を『注意バイアス修正治療訓練』と呼ぶらしく、このアプリにもその効果があるようだ。
幼少の頃から人の顔色ばかり気にして、びくびくしながら生きてきたこの私。実際にバイアスがあるのかはわからないが、あるものとして始めてみた。
プレイした基本的なやり方は以下の感じ。わりと適当です。
・毎日25分間、集中して行う。
・途中から家族の写真（笑顔・泣き顔・うさぎなど）も追加
・プレイ中に英語で出てくるText slidesは非表示に
・どこでもできるので、基本的には自然の中でプレイ
そこまで徹底してやらなくてもよくね？と思いながらも、一度始めたらやらないと気が済まず。8週間毎日25分やり続けた。ゲーム性がなくもないので、飽きずにできたぞ。
集中力測定ゲームとして使うのもありかな。すこぶる快調な時は200点以上のスコアを何度も叩き出すのに、そうでなければ頑張っても190点代しか出なかったりする。目に見えて集中力がわかるのは面白かったりする。
あとは最高スコアを目指したり、200点以上を何度連続で出せるか挑戦したり。そこそこ楽しんでできたぞ。
最高スコアは214が限界だった。めちゃくちゃやったのに、214の壁は超えられず。
結果報告
計算したところ、合計のプレイ時間が23.333時間になる。スコアの合計が10000を超えると合計スコアもプレイ時間もすべてリセットされる謎仕様のため特に画像もなく証拠もないぞ。
ではお待ちかね。ここまでやった結果を報告する。
このMoodMint、劇的な効果があったか？と言えば……
ひきこもりだから、いまいちよくわからん！
毎日会うのは家族と、子供達の先生、またレジの店員さんくらいなので、そんなに頻繁に人と顔を合わす機会がない。機会がないから、劇的に変わったのか？と聞かれても、うーむという感じ。
とはいえ、MoodMintの効果を実感できた体験が二つほどあるので紹介していきたい。
家族の笑顔
まず、共に暮らしている子供達の笑顔が目につくようになった。
以前は不満そうな表情や嫌がったり怒ったりしてる顔ばかりキャッチして、気をつかっていたことも多かった。それは今もあるけども、「しあわせそうだなー」と感じることが増えてきている。
義母に対しても「何か嫌なこと言ったかも」と心配ばかりしてた以前と比べて、最近では、義母も楽しそうだったなーという感想を持つことも出てきた。
味方が味方と認識できる感じというか。おそらくこれは、MoodMintの効果じゃなかろうか。
ニュース映像
数日前にEテレの手話ニュースにて、天皇陛下のパレードの映像が流れていた。大勢の人がパレードを見て喜んでいるし、写真取ったり動画をとったり。
で、そのパレードの映像が流れた瞬間にすっと私の目に飛び込んできたのは、めちゃくちゃ嬉しそうなおばちゃんの顔だった。何この人、すっげー幸せそうと目を奪われた。
なんとなくそのおばちゃんの表情にこちらも幸せな気分になって、ニュースは終わった。
おそらく、以前の自分であれば「みんなが喜んでいる中でも、苦々しい顔してるやつがいるかも」と無意識に探していた可能性がある。
わざわざ自分からネガティブ表情を探しにいってたっぽい。2chに長年住んでた影響か、ネガテイブなものに飛びつくのが基本姿勢だったのだ。
ほとんどの人が笑顔のなかで、当たり前のように笑顔をキャッチできるというのがどれほど喜ばしいことか。嬉しい発見だったぞ。
現実は現実として
とりあえず、MoodMintをしつこくプレイした甲斐があったのではないか。25分だし、コミュ障克服の階段を上がっていくために今後も続けていく方針である。
まーでもMoodMintをやって修正できるのは、アンバランスな心の癖だから。笑顔もちゃんとあるのに、それをスルーしてネガティブな表情ばかり追いかけている現状を矯正するだけなのだ。
現実は普通に嫌な顔されることもあれば、怪訝な表情されることもある。それらが目に入らなかったらただのやばい人である。
だからこそ、一度ネガティブな表情をキャッチしたくらいでへこたれるクソみたいなマインドセットも変えていく必要がある。これも続けて介入していきたい。
以上、MoodMintを8週間毎日やった報告である。雨がふって洗濯物が濡れていたとしても、空にかかる虹が目に入る人でありたいね。
参考にした書籍はこちら
