人の怒った顔に恐怖を感じるとんぼである、ごきげんよう。
幼少期のころから、人を怒らせちゃいけないという強迫観念がある。嫌われちゃいけないともいうかな、傷つきたくない思いが強すぎる。
他人のネガティブな反応に敏感だったのが、さらにひどくなったのがコールセンターだ。クレーム対応を経験したことで悪化。
相手が嫌な感じを出したら敏感に察知し、とても申し訳ない気分になる。嫌われたんじゃないかとか、怒らせたんじゃないかとか。
とても生きづらいんだよ。日常の人間関係のほぼすべてが、ネガティブな土台の上になりたっている感じ。
ネガティブな言動・行動ばかりに注目してしまっているのが一番の問題点と判断し、対策してみることにした。
追記:8週間後の変化報告はこちらをどうぞ
◆注意バイアス修正訓練としてMoodMintを8週間毎日やった報告
笑顔を探すアプリ『Mood Mint』
そこで紹介したいのが笑顔を探すアプリ『Mood Mint』である。360円するんだね。ずいぶん前に買ったので忘れていた。
英語のアプリだが、内容は至極簡単。まずは画像を見てくれ。
このような四枚の画像が並んでいる。ネガティブな表情をしているものが三枚と、ポジティブな表情のものが一枚。
その中からポジティブな写真を素早く一枚選ぶ、というのが基本の内容。
世の中には私のように、人のネガティブな表情に飛びつく癖を持っている人が少なからずいるという。そういった癖を修正する訓練になるんだと。
実際には表情だけでなく、ポジティブなものとして自然や野菜の写真、ネガティブなものとしてお菓子やファストフードの写真などもある。写真の編集も可能。
一度のプレイに1分間の制限があって、中間地点ではこんなのも。
文字列の中からポジティブなワードを四つ探すというゲーム。このワードも英語なので、馴染みがないときついかもしれない。
このアプリを25分やったら、ネガティブなものに注目する癖が改善したというから驚きだ。こりゃやるしかない!
ひたすらやってみている
上で紹介した通りのアプリであるが、一応ゲーム性もある。ポジティブな写真を選ぶスピードによって得点が上下するのだ。
一枚につき最高が6.00かな?速ければ速いほどに得点があがるので、それなりにやり応えがある。合計スコアが高くなりそうだと緊張するし嬉しかったりもする。
私の心の癖は頑固だから、目に見えて効果が出るまでは毎日25分続けてやってみるかと始めて今日で4日目。さっきもやったぞ。
いまいち効果のほどはわからないが、スコアだけは明らかにあがっていく。最初は平均で4前後だったスコアも、4日目となればほぼ5超える。
慣れもあるが、ポジティブな写真を選ぶスピードが上がっていることが自覚できる。ちなみに合計のハイスコアはこちら。
これ結構高いんだぜ、大変なんだぜ。実際やってみてほしい、これがどれほどの好記録か誰かにわかってほしい。
今のところ、特に目に見えた効果は感じられないが。どうなんだろう。
追記
二週間ほど毎日やり続けたら、こんな記録も出るようになった。もっと上いけそう。時間はスコアが一定を超えたらリセットされるので、実際は5時間弱くらいかな?
気になる人はやってみて
以上、『Mood Mint』の紹介であった。
このアプリを25分プレイしただけで効果があったというのは確からしいが、毎日やればさらに効果が高まるのかはわからん。
とりあえず公園に行ったら必ずプレイすることにしてみて、数ヶ月も続ければ日常的に気づくレベルで変化があるんじゃなかろうか。
あ、そういえばMood Mintプレイ後の帰りに虹を見つけた。
ポジティブなものに敏感になった影響かもしれんぞ。今後に期待したい。それに、このように気になったものは徹底してやってみる姿勢は重要でしょ?
今はうつ病対策ということで、ストレスを軽減させることに全振りしているからね。食事制限に筆記開示に不安対策に笑顔を探す練習。
うつ病になったのがいい機会だと思って、頭がおかしいくらいの対策を習慣にしておこう。
参考文献はこちら。今まさに私の人生を変えているバイブルなのでぜひどうぞ。