ステップファザーにできること

発達障害の娘とやんちゃ息子の父によるステップファミリーの話

それでも体は動かない、とんぼのうつ病奮闘記

今日も今日とて体がだるいとんぼである、ごきげんよう。

 

自分がうつ病だと認識し始めたのが2019年の5月の中旬ごろ。であるが、実際に体が動かなくなり始めたのはその2年前。2017年の7月ごろかな?

 

長い間、自分の不調がメンタルの問題だと認められずにスルーしてきた。だが認めた今は、全力で対策を取っていたりする。

 

少しずつ対策を増やしてきて4ヶ月目。そろそろうつ病包囲網が完成しそうなので、ここらでまとめて紹介してみたい。

とんぼのうつ病奮闘記

5月に「とんぼはうつ病じゃないか」と指摘されて衝撃を受けてから、自分なりにストレスを排除しようと動き始めたところから始まった。一つずつ紹介していく。

仕事辞める

うつ病でも仕事はやめるな、というのが一般的な見解っぽいが、私は自宅でしょぼい仕事しかしていなかったので速攻でやめた。

 

体が動かないのに無理やり仕事してた部分も大きく、さらに日曜日なんかはもう最悪。仕事もしないといけないのに、子供達と遊びにもいかないといけない。

 

仕事仲間にも気を使うし本当の地獄だった。好調ならそこそこ楽しい仕事だったはずだが、仕方ない。

疲れたら寝る

寝ちゃいけないと思っていたのは以前の話。自分がうつ病だと認めれば、寝ることすら治療の一環である。堂々と昼間から寝られるし、それを妻に報告できる。

 

何より眠いのだ。夜に8時間眠ろうがとにかく朝に体が動かない。はいつくばって寝室から出てきて送迎に行っていた。

 

これとか、当時はただの眼精疲労だと判断したが精神的なものだと思われる。

◆眼精疲労がやばすぎて8時間眠って運動してコーヒー飲んでも眠い話

  

とりあえず今は眠かったら何もせずに寝ることを優先している。運動や自然と触れ合うなどなどストレス対策は数あれど、眠かったらまずは寝る!

 

これが一番だわ。眠っても体調が良くなるとは限らないが。

筆記開示始める

我が家族に対して、腹の底から憎しみを感じていたので筆記開示を始めた。毎日20分。

 

筆記開示を少しさぼっただけで、家族への怒りが溜まることも判明済み。そのため、どれだけ眠くても疲れていても、筆記開示だけは寝る前にやっている。必要とはいえ、普通にきついぞ。

 

筆記開示はストレス対策として効果が高いので、おすすめである。

◆子供達への深い怒りと憎しみが筆記開示で完全に消えたことを報告する

 

つい最近は、筆記開示のあとにセブンコラムも一本書いている。これも必要だが、夜が忙しくて嫌なんだよ。

◆認知行動療法セブンコラムを8週間やってみたら心が穏やかになった話

ネット見るのやめる

 休養中のため仕事をしなくていいとなると、当然暇な時間が増える。増えるとネットを見ちゃうよね。ニュースにYouTube、SNSなどなど。

 

これらすべて見るのやめてます。もう一月くらい見ていないので何も知らない。先日病院に行った時に久しぶりにワイドショーを眺めてたら、数分で気分が悪くなる要素が出てきた。

 

まだ早いな。うつ状態を引き起こすものからは距離を置きたい。

◆些細なきっかけでうつ状態になるためネットを断つことに決めた話

自宅を徹底的に片付けた

うつ病で体が動かない時間があるとはいえ、それでも私のやるべきことは少なからずある。料理や送迎、このブログも。

 

やらなきゃいけないんだから、できるだけストレスフリーにしたい。そこで、自宅をがっつり片付けた。

◆身近なストレスを排除すべく徹底的に片付け・改造した二日間を語る

 

私はまったく体が動かない時と、すこぶる元気な時が定期的に入れ替わるタイプ。一度やってしまえばそれでOKなことを元気な時にやってしまうのが重要だな。

食事制限を始める

体は動かない。子供達にストレスがたまる。イライラする!と思ったら暴飲暴食ばかりしていたので、これも改めている。

 

現在一月半くらい経つだろうか。加工食品をほとんど口にいれず、体に良さげなものばかり食べている。さつまいも、魚、フルーツに野菜などなど。

 

体重は減ることはないが、肌は綺麗になっているぞ。どちらかといえば、体重というより肌を綺麗にしたいから続いている感じ。

見た目を整える

気付けば、自分の見た目が死ぬほど気持ち悪くなってしまって仕方がない。

 

うつ傾向が入ってからかな、見た目にまったく気を使わなくなった結果、自分の姿形が気持ち悪い。肌も汚い。服もいつも同じ、髪もぼさぼさ。吐き気がする。

 

あまりに嫌悪感がすごすぎてストレスが半端ない。人にも会いたくない。というわけで、見た目を整え始めている。

 

服を買ったり食事制限したりなど。そこそこにマシになってきているぞ。

自然と触れ合う時間を作る

以前は毎日ウォーキングしながら自然と触れ合っていたが、現在は疲れているなら大人しく自宅にいることにしている。きつい時はちょっとした階段あがるだけで息が切れるもの。

 

それでも自然に触れ合う時間を少しでも作るべく、室内に観葉植物を増やしていつでも目に入るようにして、元気がない時でもベランダで座って遠くの山を眺めるようにしている。

 

元気なら登山、普通なら自然公園、きついならベランダという感じ。歩くのはきついが、自然を見るだけならいつでもできる。

予定系

未来の不安が毎日あって仕方がないので、毎日寝る前に翌日のスケジュールを立てることにした。朝から寝るまで。細かく。

 

予定通りできないことも多々あるが、やる気がある時は助かる。次にやることが決まっていると、迷っている間に何もしなくなってしまうリスクを排除できる。

 

あとは子供達が帰宅したあとに、何があるか、何をするかという不安が日中に襲ってくるので、不安になる時間を作ったり。これはいいね、素晴らしい。

◆子供達を夕方に迎える前にその後の心配する時間を作るといい感じな話

笑顔を探す練習をする

子供達や義母、また学校の先生など、人のネガティブな表情ばかり察知して自分のメンタルを攻撃しているので、笑顔を探す練習をし始めた。

◆笑顔を探す練習アプリ『Mood Mint』を徹底的にやり始めた話

 

二週間くらいになるかな、毎日25分やり続けている。笑顔やポジティブな画像を選ぶのがかなり早くなったぞ。

 

怒っている顔すら笑顔に見えてしまうという成長ぶり。果たしてこれでいいのか?

読書する

こちらも始めて十日くらい。

◆ストレス対策だから堂々とフィクション小説を読んでも問題ない話

 

小説読むのがストレスにいいということで、読み始めたもの。宮部みゆき氏の本を一冊読了して、今はハリーポッターを読み返している。

 

寝る前に読んではいるが、寝る前にやることが多すぎて微妙かもしれない。とりあえず時間を検討しながら続けたい。

行動活性化療法

あまりに毎日が楽しくないので行動活性化療法というものも始めている。自分が1日でやった行動に、楽しさとか重要度とかをつけていくやつ。

 

書いていくと面白いもんで、私にとって重要度が高いものはほとんど楽しくないものばかり。楽しくもないし重要度が低いものも多い。笑えるぞ。

 

少しずつバランスを整え中。

それでも体は動かない 

他にも細々した対策をやっているが、これだけでも色々やっているでしょ?もともとこういうのが好きなのだ。効果があるならとりあえずやってみる、実践派のとんぼである。

 

だが、こんだけやっても私の体は定期的に動かなくなる。昨夜も8時間は寝たのに、今朝は体が動かなかった。7時半に起きて7時40分に子供達を送迎だ。きつすぎる。

 

帰宅後、悪夢を見ながら4時間寝て、つい今しがた起きてこれを書いているという悲惨な状況。こんだけやってもすぐに良くなるもんではないんだよね。うつ病はしぶといのだ。

 

とはいえ上で紹介したものはすべて、実際にやってみるとそう時間はかからない。

 

無職で休養に全力を注いでいるので、どれだけ体が動かなくても毎日こなせるものばかり。というか、ほとんど何もできないところから一つずつ増やしてきた感じ。

 

5月6月は体が動かない日が多く寝てばかりいたが、今では土日を頑張ったら数日ダウンして、水曜日くらいからは元気が出てくる流れ。

 

最後に瞑想加えたらこれ以上ストレス対策やんなくてもいいかもしれないが、仕事を始めたとしてもこういったストレス対策は継続していきたい。

 

仕事の時間はできる限り短時間で生産性を高めて、家族との時間やストレス対策・娯楽の時間を十分にとるというのが理想やね。

 

何もしてないように見えて、結構頑張っているんだぞ。頑張れが禁句のうつ病なのに頑張っているんだぞ。

 

一歩間違えたら自殺コースだわ、震えがとまらん。