不安対策ばかりしているとんぼである、ごきげんよう。
以前にも不安対策について下記記事にて紹介した。
◆心の底から楽しんで遊ぶためには徹底した不安対策が必要だと気づいた話
この中で一つ、ずば抜けていい感じなものがあったので紹介していきたい。
何を心配するのか?
気づいたらお金や人間関係など、日常的に不安や心配ばかりしていて目の前にことに集中できない時に使えるテクニック、心配スケジューリング。
要は、事前に心配になる時間を予定に組み込みましょうというもの。「あとから心配になるから、今は考えなくていいや」と先延ばしにすることで、不安が軽減される。
これを現在進行形で実践しながら調整中である。一体何をいつ心配すればいいのか、私は日常的に何を心配ばかりしているのか。
考えてみると、なかなか難しい。いつも心配していないものをわざわざ予定に組み込んでもアホらしい。
でも、こういう対策を取っていると、自分の不安や心配ごとがどういったものか何となくわかってくる。よく心配しているのは何なのかと。
私にとっての心配する頻度がもっとも高いもの、それが”子供達が帰ってきたあとの不安”であった。
平日の夕方、私は自宅にて娘を迎えてから息子を迎えに行く。その後、3人で風呂に入り、夕食を作って片付けをして、不安対策をして寝る。
これが簡単な流れなのだが、実際は細かいところで不安が多い。
・娘の送迎の先生はどの人だろうか、何の話をしてくるだろうか
・息子の送迎のタイミングを間違えると嫌な顔をされるかもしれない
・今日は息子のテレビの日だから、早めにお風呂出してあげなきゃ
・妻はいつ頃帰ってくるのか、風呂に間に合うのか
・息子がお菓子を食べたいと言い出したらどうしようか
・夕食何作るんだっけ、明日の弁当何にするんだっけ、米炊いてたっけ
などなど。こんな細かい心配を、日常的にずっとやっている。特に夕方が近くなるとそのあとの心配ばかりだ。
一つ一つの問題は大したことない。でもこのような不安ばかり、無意識に頭を巡っているのだ。こんなん他のことに集中できるわけない。
子供達の帰宅前に不安になる
このように子供達の帰宅段階からの不安要素が明らかに多いことがわかったので、子供達が帰宅する前に”そのあとのことを心配する時間”を作ることにした。
別に大したことはしてないぞ。筆記開示をやるようにPCを開いて不安を書いていくだけだ。実際が以下の感じ。
あぁ今日息子がテレビの日だっけ。じゃあ迎えたあとにすぐ風呂にいれて、早めに出してあげようか。娘はそのあとに一緒に出て、トイレでうんち出るか声かけてみる。息子がアイス食べたいと言いそうだな、ちょっとイライラしそうだけど聞かれたらあげることにしよう。ご飯がないや、これ終わったらまずはコメを洗おう。
みたいな。しょーもないように見えるかもしれないが、これだけで十分な効果がある(多分)。
子供達が帰ってくる前の十数分間に凝縮して不安になるだけで、日中のその他の時間に何も心配する必要がない。
その後の子供達の対応もやりとりもご飯のことも、何も考える必要がないのだ。なぜなら、ちゃんとその時間が存在するからである。
これだけで相当違うと思いませんか?
不安症だと知る
このように不安対策をやっていると、自分がかなりの不安症だということを思い知る。
毎日のように、つまらないくだらないことで不安になって自分のメンタルを痛めつけている。勝手に心配してうつ状態になっていたりする。
癖みたいなものだから不安をゼロにはできないが、先延ばしにして凝縮してメンタルへの悪影響をゼロにすることはできるのではないか。
ふむ。今はまだ始めたばかりだが、日常的に不安を先延ばしにする習慣を習得しつつある。これからに期待だ。