料理担当で四苦八苦しているとんぼである、ごきげんよう。
栄養不足のため緑黄色野菜を食べまくろうと決意して早3週間。ほうれん草を茹でて塩をかければ食べられる私と違い、子供達の反応は微妙だ。
毎日毎日、ほうれん草に肉を混ぜたものとお米と味噌汁ではきついらしい。加工食品で脳がやられているな、まいったぜ。
一応、その対策をとってみたしょーもない話である。
子供達に野菜を食べさせる方法
野菜きらい!食べたくない!まずい!などと暴言を吐かれながらもやってきましたこの数週間。
だんだんと家庭の料理の極意がわかってきた。一言で表すと、そうだな。
いかに子供達を騙くらかして野菜を食べさせるか?
食事担当の親がたどり着く最終地点ってこれじゃないでしょうか?
子供達がこちらの理想の食事を文句も言わずに食べてくれるなら、野菜・肉・魚・さつまいも・卵。味付けは塩とスパイスのみ。調理は茹でるだけ。
これを毎日続けてもいいのだが。たまに外食にいけば満足だろ?
でもこれ、いやなんだって。子供達は味気のない料理に耐えられないらしい。こんなに体にいいのにさぁ。
食べたくない、まずいっていうんだから仕方ないが、食べたいものだけ提供するわけにもいかん。難しい。
そこで閃いた。
そうだ!いかにも美味しそうなメニューに、野菜をぶちこめばいいんだ!!
試作ハンバーグ
こちらは試しに作ってみたハンバーグ。写真を撮ってたので載せておく。
つなぎに片栗粉を使い、みじん切りにしたにんじんと玉ねぎ、そしてほうれん草もぶちこんでみた。
野菜がメインになるのはまずいと、ほうれん草の量は控えめ。んー、どうせケチャップつけまくるのだから誰も気にしないのでは?緑のハンバーグでもばれないのでは?
今度試してみたい。
スープにほうれん草をいれる
時間がない時はインスタントの味噌汁を出す我が家。その味噌汁にも邪魔にならない程度にほうれん草をいれてみたりした。クリームスープにもほうれん草を忍ばせる。
冷凍食品の野菜は使いやすくていい。時間がある時は、野菜たっぷりの豚汁もいいね。
市販のミートソーススパゲッティ
子供達が好きなパスタもたまに食卓に出す。かけるソースは、袋入りのレトルトミートソース。ならばと、ミートソースにほうれん草をぶち込んでみた。
写真がないのが惜しいな。量を間違えて、ミートソースというより野菜パスタになっていたが、文句も言わずに食べてくれた。
市販のレトルトカレー
さらにチャレンジとして、ほうれん草と肉を茹でたものに、レトルトのカレーを混ぜて出してみた。息子は美味しい美味しいといって一瞬で完食したのだが、この辺りで妻からクレームが。
「味噌汁はいいけど、レトルトのカレーやパスタに野菜混ぜないでほしい。野菜出すなら別で出して」
少しずつばれないように
以上、実際にやってみた食事への工夫であった。工夫というか、ほうれん草と牛肉を出すのは決まっているんだから、味付けを変えるしかない。
味付けを変えるなら、適当なレトルトに混ぜたら楽だよねという非常に画期的なアイディアだったのに。そう上手くはいかないもんだ。
おそらくは、野菜感が出ないように複数のメニューに少しずつ野菜を足していくのが定石なのだろう。
前菜のサラダ、野菜の入った炊き込みご飯、野菜の入った味噌汁、メインのおかずに少し野菜をそえるなどなど。
うん。
こんなんできるか!!!!
現状、毎日多くの品数を作れる元気はないのだから、スパイスや卵と混ぜるなど、簡単に味を変えられるような手軽な方法で乗り越えよう。
写真撮っておけばよかったね。ほうれん草だらけのパスタは笑えたのに。残念。