ステップファザーにできること

発達障害の娘とやんちゃ息子の父によるステップファミリーの話

アラフォーの姉にダイエットのアドバイスしたくても現実は難しい話

ダイエット好きの姉を持つとんぼである、ごきげんよう。

 

ダイエットがしたいならあれもいいよ、これもいいよと色々と助言をするのだが、なかなか現実は難しいという話をしたい。

姉の現状

姉は今年で38歳になる。綺麗になりたいという願望が強いのか、20代からダイエットに御執心。ダイエットが好きということは、結局20年近く成功していないということだ。

 

体重が減っても維持するのが難しいらしく、リバウンドを繰り返している。

 

で、この姉のダイエットの方向性がちょっとやばい傾向がある。カロリー制限や運動に走るのが普通なのだが、姉は薬に走る。

 

油を飲むとか、ダイエット食品が好きなのはもちろん、海外産のなんだかよくわからない油を排出するという薬を飲んだり。

 

その薬を飲んだあとは、便に混じってぎとぎとの油が出てきたとかなんとか。恐ろしい、なんでそんな薬を飲もうと思ったのか理解できない。

 

 

他にもトランポリンを購入したとか、ダイエット外来に行ってみたとか。様々な食事制限も色々やってみたようである。

 

まぁ面白いようにダイエットに失敗しては、新たな手法を探してくる人だ。

 

こんなにやる気があるならダイエットなんて簡単に成功すると思いきや、そう上手くいかないもんなんだね。ダイエットの難しさがわかるね。

問題があるとすれば

そんな姉に、私としてはぜひダイエットを成功してほしいと願うわけです。なので、パレオダイエットが空腹に悩まされずに長続きしやすいのでおすすめだと伝えようと思ったわけです。

 

うん、伝えたいんだけど!

 

姉の大きな問題は、夜行性だと言うこと。学生時代から夜の活動がやたらと多く、仕事も夜勤を選んだり、今でも20時ごろまでの仕事についている。

 

そして仕事が終わったあとは外に遊びに行ったりスマホやDVDをみて、明け方の4時〜5時ごろまで楽しい時間を過ごしたあとは、昼まで寝るのが日課らしい。

 

このような生活が長く続いた結果、夜は遊んで昼まで寝るのが当たり前、というのが姉の信念となってしまっている。

 

子供もいるし夜は寝た方がいいのではと家族が何度か説得したが、結局誰も姉を変えることはできなかった。仕方ない、これが姉の出した答えなのだから。

 

ただここで問題なのは、睡眠不足とダイエットの関係性である。睡眠不足の人に肥満が多いというのは有名な話。

 

夜になると意思力が低下して惣菜やお菓子を食べてしまうのはもちろん、日中も意思力や判断力が低下して食事制限どころではない。

 

運動では痩せられないのも定説なのだから、ダイエットのためには食事制限するしかない。だが、食事制限をするには、寝不足の頭では不可能である。

 

恐る恐る、姉の食欲を減らす簡単な方法はあるが寝不足では無理だと告げたところ。

 

「夜のことはいいから、食欲が減る方法教えて!」

 

だって。パレオダイエットで食欲が落ち着くのは確かだけど、数日で食欲が落ちるわけじゃないし、食事制限ってそう簡単なもんじゃない。

 

空腹状態の時に、食べたいもの・簡単に食べられるものを我慢して、自分で食事を用意しないといけないんだぜ。

 

これ寝不足じゃ無理だ。我慢+調理って、めちゃくちゃハードル高い。途中まで上手くいったとしても、結局はリバウンドすることだろう。

ダイエットというよりは命が危ない

先日姉と話してみて、人を説得するというのは技術がいるなと思い知らされた。

 

ただ寝た方がいいとか、ダイエットには睡眠も必要だよと強調したところで、そう簡単に人の考えが変わるわけではない。

 

ダイエットはしたいけど、夜は起きたいし……それ以外の方法ないかなぁ……

 

この強いこだわりをひっくり返すには、事前に説得の方法を考え、入念な準備をする必要がありそうだ。

 

いや、そこまでするかは微妙だが、そろそろ大きな病気が出てくる年齢だ。ここ数年で何度か倒れているし、すでにいくつかの病院に通っている。

 

ここらで活習慣改善しようと切り替えてくれることを切に願う。