定期的に幽体離脱をするとんぼである、ごきげんよう。
幽体離脱といっても、いわゆる明晰夢(めいせきむ)。自分の体の中から抜け出すところから始まる、リアルな夢のようなもの。
確か十年くらい前に2chのVIPで流行ってた時から、たまにやってたりする。このことをなんとなく妻に話したら驚いていたので、紹介してみたい。
ひきこもり時代の現実逃避
久しぶりに探したらまだVIPのwikiが残っていた。
幽体離脱して夢の中で天下一武道会しようぜ!とか、東京タワーに集まろうとか、よくわからないことで盛り上がっていた記憶がある。
当時は真正のひきこもりだったこともあり、この幽体離脱の魅力にひかれて毎日試みていた。今思えばなんであそこまで熱心に取り組んだのかよくわからん。
まぁ、現実がつまらないというか、ひきこもりなんで。どうしようもない八方塞がりの現実よりも、幽体離脱のほうが面白いと判断したのだろう。
で、色々やってみた結果、定期的に幽体離脱ができるようになったのである。
と書くと変な人に思われそうなので、簡単に私の中での幽体離脱の定義を紹介しておく。
・頭がはっきりした状態で、体から抜け出すところから始まる
・抜け出したあとも頭ははっきりしているし、行動も割と自由
眠りに落ちる時に体から抜け出して、部屋のドアをあけて玄関に行き、遊びにいくみたいな感じ。
今はもう意識して幽体離脱をしようなんて考えていないが、疲れ切って昼寝する時に幽体離脱ができそうな時がある。
その時にはふわーっと起き上がって外に遊びにいく感じ。
幽体離脱中ってどんなことができるのか
私はいつも幽体離脱したら、目をつむったまま部屋から出て家から出るまでくらーい中を手探りで歩く。
で、玄関のドアをあけて目をあけると、そこに世界が広がっている。自宅の外じゃなくて、見たことない場所のことも多いし、先日は実家の近くの世界だった。
幽体離脱中はかめはめ波を出したり空も自由に飛べるというからわくわくしていたのに、実際は難しい。
かめはめ波は何度も挑戦したが出たことない。空を飛ぶのも今までできたことない。それに怖いのだ、高いところから飛び降りるのも怖いのでやったことない。
あ、でもワンピースのようにパンチで腕が伸びるとかは割と簡単にできたりする。想像しやすいのかもしれない。
他にも会いたい人を召喚しようとしても出たことはない。自然にその世界に人がいるくらいかなー。
少し集中が途切れたら世界がブラックアウトして目が覚めそうになるので、見えない壁をドンと叩くと世界がまたはっきりし始めたりする。
興奮してもすぐに目が覚める危うい世界だ。そんなに長時間幽体離脱したことはないし、体感でも5分程度が最長じゃないだろうか。
なんというか、夢と現実の狭間にいるような、すぐにどちらにでもいけるような、ふわふわとした感覚。
せっかく幽体離脱できたのだから楽しみたいでしょう?だから目が覚めそうな時は、必死で壁を叩くのである。
面白くないわけではない
そんな幽体離脱の紹介であった。
今では年に2~3回程度、「あ、できそうだな」って時にやってみる程度で、そんなに熱心に取り組む気はない。睡眠の質がめちゃくちゃ下がりそうというのもあるし。
でも、本気で練習して夢日記とか書いて取り組んでいけば、自由自在に人を召喚したりかめはめ波とか打てたりするのかも。
そこまでいかずとも、やろうと思えば幽体離脱するだけなら割と簡単にできてしまう。興味がある人は、上のwikiに幽体離脱のやり方が書いてあるのでぜひどうぞ。