ステップファザーにできること

発達障害の娘とやんちゃ息子の父によるステップファミリーの話

3年目の結婚記念日にあわせて妻の対応に不満が爆発してしまった話

夫婦仲が良さげな雰囲気をかもし出しているとんぼである、ごきげんよう。

 

夫婦仲睦まじく何の問題もなく過ごしているように見えて、そうでもない時もある。少し前のことになるが、ぜひ書いておきたい出来事があるので記しておこう。

妻の態度に違和感を覚え始めた記憶と記録

妻の態度に心が折られることが増えてきていた2020年の1月。この記録を書いていきたい。愚痴じゃないぞ、事実を書くぞ。

私の言動に嫌な顔をすることが増えた

自分の心の問題だろうと思うようにしていたが、妻が私の言動・行動に明らかに嫌そうな顔をすることが増えてきていた。

 

例えばそうだな。私は主に家事全般を引き受けるスタイルの旦那である。子供達の送迎や掃除、料理、うさぎのおうちの片付けもメインで引き受けている。

 

だからといって、万年元気なわけじゃない。2019年は体が動かないうつ病と戦って1年が終わったし、少し元気になった今でも100%日課がこなせるわけじゃない。

 

当然皿が洗えない日もあれば、うさぎ小屋の掃除ができない日も出てくる。別にやらないわけじゃない、後からやるから置いててくれ、という感じ。

 

たったそれだけなのに、妻は日課をいつもと同じ時間通りにやらない私が気に入らないようだった。「あとでやるよ」というと、露骨に嫌な顔をする。

 

いや違う。妻は嫌な顔なんてしてない!これは気のせいだ!

 

そう自分に言い聞かせながら、なんとか日々を過ごしていた。

私の話を聞いていない疑惑

またある日のこと、私が料理やら何やらで忙しい時間に妻から電話がかかってきた。マイホームのことで話があるらしい。

 

マイホームの話をするほど余裕がある時間帯じゃなかったのだが、とりあえず話を聞くことにした。やや興奮しているのかひたすら話続ける妻。

 

色々とやることがあるが妻の話を遮るのも悪いと判断。スピーカーにして何も言わずにスマホから離れつつ妻の話を聞いていた。

 

どうせこちらの声は届かないだろうとしばらく返事をしなかったのだが、妻は相槌がなくても喋り続ける。30秒たっても、妻はひたすら話し続けてる。

 

1分経っても、返事もないのに妻の話は終わることがない。

 

あれ、もしかして私の話なんて、全然聞いてないのかな?

 

それから返事をしたが、相槌もスルーでずっと話し続けていた。狂気を感じたぞ。

完璧にやらないと怒り出す妻

さらに私が家事を先延ばしにすると嫌な顔をするだけだった妻は、次第に怒るようになった。

 

昼過ぎから建築会社に行く予定だった日。体が重く私は午前中は寝続けた。その結果、お皿は洗っていない。

 

別に帰ってきてから洗えばいいじゃないかと放置してたら、お昼に皿が洗われていないことが気に入らなかったらしい妻が怒り出す。

 

私が後からやるというのに、イライラしながら皿を洗い始めた妻。怒ってるのかと聞くと「怒っていない!」と大声で怒鳴られてしまう。

 

うううむ。

 

私はいつも完璧に、絶対に時間通りに皿洗いをしないといけない人だったのか?常にキッチンをゼロにしなきゃ許されないのか?

 

他にも「寝室は今やらないの?」とか、「うさぎ小屋掃除して」など、バシバシ指示を飛ばし始める妻。

 

いやそりゃ私がやる日課なのは確かだけど、自分のペースでやるよ。それに10日あれば8~9日はしっかりやってるじゃん。

 

ちょっといつも通りにできないくらいで何でこんなに怒るのか。私は奴隷か?

 

と、この辺りから、あまりにひどくないかと思い始める。

結婚記念日をスルーする妻

私の不満が爆発する決定打となったのが結婚記念日である。この日は平日だから、結婚記念の食事はまた後日行くことになっていた。

 

それでも、記念日だから。簡単でもいいからお祝いしたいじゃないか。

 

そんな話をお昼にしてたところ、妻が夜に何か買ってくると言ってくれた。子供達を早く寝かせて、買い物にいくと。あなたは何もしなくていいと。

 

なんてありがたい!

 

というわけで、いつも通り過ごして、夜に瞑想してたところ。妻が部屋にやってきて言うのだ。

 

「やっぱり何も買わなくていい?紅茶でいい?」

 

お、おう、それでも別に構わないぞ!と10分後にキッチンに行ったら、紅茶の準備どころかお湯も沸かしておらず、何かを祝うような準備は一切されていなかった。

 

結局、結婚記念日の日は何もせずに終わり。そこで完全に私の心は折れた。

 

妻はもはや、夫婦として円満にやっていく気がないのかもしれないと。夫婦としてはもう無理だとして、家族としてならうまくやっていけるか?

 

と、今後の妻との関係性を探り始めるほどに追い詰められることになった。

愛されていない愛されていない!

妻の愛情をまったく感じなくなった私は、結婚記念日の翌日に何もする気がなくて不貞寝していた。

 

完璧にやらないと文句を言われる生活はきついなぁ、これからどうすっかなぁと寝ながら考えてたら、何かを感じ取ったらしい妻がやってきた。

 

私が何かを話すまで動こうとしない妻。最初は何も話す気がなかったが、意を決して上に書いた不満をすべて、直球でぶつけることにした。

 

そりゃ私だって完璧な旦那じゃないぞ。できないこともあるし、体が動かないこともある。妻の子供達への対応にイライラすることもある。

 

それでも、愛情を示してきたつもりである。妻が何かできないことがあっても、イライラしたとしても、それを妻にぶつけることなく対応してきたつもりである。

 

それなのに、ちょっとできないくらいであまりに態度がひどくないか?家事も育児も常に完璧にやらなきゃいけないマンだったのか?そんなん無理だろ。絶対に完璧にできるわけない、私を一体なんだと思っているんだ。

 

という感じで話したところ、最初は納得していなかった妻も、最終的に理解を示してくれた。話を聞けば、妻は妻で忙しく余裕もなかったようである。

 

「ごめんね、鬼になってたね」

 

長い話し合いが終わると、そう言って妻は泣いていた。ちなみに私も泣いていた。

 

こんな生活が続くんだったら、そりゃ泣くわw

 

なんのために結婚したんだっての、二人で協力して幸せになるためだったんじゃないのか?何かあるたびに嫌な顔されてたら、上手くいくわけないだろうが。

 

という感じで、仲直りしました。

妻が誕生日を祝ってくれるらしい

あっさり書いたけども、私と妻の切実な話し合いは数時間かかった。お互いの、というか私の不安をすべて伝え、妻がほとんど飲み込んで受け入れてくれた。

 

私だってわかってるよ。子供じみていると。妻だって大変なんだから、この程度少しは我慢しろよと。そもそもお前がしっかり家事をやらないのが悪いだろと。

 

でも、夫婦だから。二人で幸せになろうって毎日協力して子育てやら仕事やらやってるのに、片方がこの態度じゃ長くは続かないだろう。

 

そしてあれから2週間経った。

 

妻は本当に色々と考えてくれたようで、あの話し合いから妻の態度がかなり軟化した。さらにこれを書いている日は私の誕生日。妻が手料理を振る舞ってくれるという。

 

仕事も事前に休みをとってくれて、昨晩から下ごしらえをしていた。私の食べたいものを聞いて、すべて作ってくれるらしい。朝から誕生日おめでとうと何度も言われた。

 

いや、まぁ、こうもされると私が子供だったなとしか思えないのだけど、本音で話し合って夫婦の絆が強まったのは確かである。

 

しっかし、愛されていないと感じながら愛を示すのは難しいね。子供達とバトルするのは仕方ないとしても、せめて夫婦は協力して仲良くやりたいところだ。

 

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